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一部不快に思う暴言が出てくる可能性があります
何度も何度も探しているが、見つからない。
この白い空間にいるはずなのに、見つからない。
探しても探しても、探している人は見つからない。
探し始めてから何日経ったか…もう諦めようとしていた。
下を向いて歩いていると、
『ゴホン!ゴホン!』
咳き込む声がした。
前を向くと、探している人を見つけた。
それが"あいつ"だった。
黄葉ラボ『…やっと見つけた。探してたんだぞ。いつものところにいないから。』
⁇『………うん。』
あいつは、いつも同じところにいる。
でも、今日はきっと行ったこともないだろう場所にいる。
ラボ『何やってんだ。』
⁇『…上を眺めていたの。』
ラボ『上?上に何かあるか?』
上、天井のことを示しているのだろう。
しかしここは"白い空間"
辺り一面白いのに、上を見て何が楽しいのだろうか。
俺にはわからなかった。
でも、俺が話したいのはそれではない。
ラボ『じゃあ、本題へと行くが、お前一体なんなんだ。』
⁇『……なんのこと。』
ラボ『佐藤ポラのことだ。』
⁇『……』
ラボ『先日、佐藤ポラが洗脳された。現在は洗脳は解除されている。だがしかし、言っていることもお前とよく似ている。そして、喋り方もお前と似ている。そしてあの言葉も佐藤は言った。』
ラボ『お前がどうやって、何をしたかは分からないが、まずは、お前なんじゃないか?』
佐藤ポラが洗脳されたのは覚えているな?
だが、メールに送ってきた内容が、あいつと似ている。だからあいつなんじゃないかなと。
まああくまでも予想だ。だけれど、他に知っているやつでは当てはまる人物はいない。
⁇『…あの言葉、覚えててくれたんだね。』
⁇『もう、てっきり忘れてると思ったのに…』
ラボ『当然だ。何故なら、忘れないでとお前が言ったはずだ。』
ラボ『さてと、結局どっちなんだ。お前がやったのか?それとも…』
⁇『やったよ。』
ラボ『…やはりそうだったか。』
あいつは目を逸らした。
気づかれないとでも思っていただろうか。そんなに俺を甘くみていたなんて…少し悲しいような。
⁇『でも、もう遅いよ。』
ラボ『は?』
⁇『あなたがもう私の罠に引っかかったからね。』
罠…!?
俺は少し動揺する。
そして一歩下がる。
何もない空間に、不穏な空気が漂う。
⁇『私はあの生活をどうにかして元に戻したいの。そのために…そのために、あなたを利用させてもらう、黄葉ラボ。』
⁇『利用させてもらう…というか、もう利用した。と言った方が正確。』
ラボ『罠、とはなんだ。まあ答えるはずもないか。』
⁇『いいよ、もうあなたは用済みだから。』
用済み…?
そして、白い空間は真っ黒に染まり、足元もあいつも見えないぐらいに明るい部屋が急に暗くなった。
⁇『最初、出会った時に言ったよね、9つの呪いを持っている人物を探してほしいと。』
⁇『それは、もちろんあなたも知りたかったと思う。でも、もう全員わかったの。』
⁇『私は、9人全員揃ったら、世界を救えると言った。どうやって救うかはもう黄葉ラボには言ったはず。そう、「呪いが光となる。」って言った。でも、呪いが光になるって、そんな馬鹿みたいな話、あなた信じたの?』
あいつ、馬鹿にされたような話し方になってきた。
確かに信じた。この世界、能力や呪いがある世界なら、そんなこともあるだろうと思ったんだ。
でも、俺が甘かったみたいだな…
⁇『あの日々を戻すための最初の材料になるのは、黄葉ラボかなぁ?』
そう言われ、俺は落胆した。そして、床に座った。
⁇『私のために、今日から頑張ってね…なんてね。』
床から、奇妙で不思議な黒い生き物が襲ってきた。
俺は走ろうとして、立とうと思ったが、もう遅かったみたいだ。
バイバイ世界、この世界は楽しかったよ。
そして、俺は黒い生き物に飲み込まれた。
⁇『ついに一人入手。これも、あの日々を取り戻すために。』
⁇『次は…この子にしよう。その方が、黄葉ラボも喜ぶよね。』
⁇『次は、"黄葉メイ"、君に決まり。』
この白い空間にいるはずなのに、見つからない。
探しても探しても、探している人は見つからない。
探し始めてから何日経ったか…もう諦めようとしていた。
下を向いて歩いていると、
『ゴホン!ゴホン!』
咳き込む声がした。
前を向くと、探している人を見つけた。
それが"あいつ"だった。
黄葉ラボ『…やっと見つけた。探してたんだぞ。いつものところにいないから。』
⁇『………うん。』
あいつは、いつも同じところにいる。
でも、今日はきっと行ったこともないだろう場所にいる。
ラボ『何やってんだ。』
⁇『…上を眺めていたの。』
ラボ『上?上に何かあるか?』
上、天井のことを示しているのだろう。
しかしここは"白い空間"
辺り一面白いのに、上を見て何が楽しいのだろうか。
俺にはわからなかった。
でも、俺が話したいのはそれではない。
ラボ『じゃあ、本題へと行くが、お前一体なんなんだ。』
⁇『……なんのこと。』
ラボ『佐藤ポラのことだ。』
⁇『……』
ラボ『先日、佐藤ポラが洗脳された。現在は洗脳は解除されている。だがしかし、言っていることもお前とよく似ている。そして、喋り方もお前と似ている。そしてあの言葉も佐藤は言った。』
ラボ『お前がどうやって、何をしたかは分からないが、まずは、お前なんじゃないか?』
佐藤ポラが洗脳されたのは覚えているな?
だが、メールに送ってきた内容が、あいつと似ている。だからあいつなんじゃないかなと。
まああくまでも予想だ。だけれど、他に知っているやつでは当てはまる人物はいない。
⁇『…あの言葉、覚えててくれたんだね。』
⁇『もう、てっきり忘れてると思ったのに…』
ラボ『当然だ。何故なら、忘れないでとお前が言ったはずだ。』
ラボ『さてと、結局どっちなんだ。お前がやったのか?それとも…』
⁇『やったよ。』
ラボ『…やはりそうだったか。』
あいつは目を逸らした。
気づかれないとでも思っていただろうか。そんなに俺を甘くみていたなんて…少し悲しいような。
⁇『でも、もう遅いよ。』
ラボ『は?』
⁇『あなたがもう私の罠に引っかかったからね。』
罠…!?
俺は少し動揺する。
そして一歩下がる。
何もない空間に、不穏な空気が漂う。
⁇『私はあの生活をどうにかして元に戻したいの。そのために…そのために、あなたを利用させてもらう、黄葉ラボ。』
⁇『利用させてもらう…というか、もう利用した。と言った方が正確。』
ラボ『罠、とはなんだ。まあ答えるはずもないか。』
⁇『いいよ、もうあなたは用済みだから。』
用済み…?
そして、白い空間は真っ黒に染まり、足元もあいつも見えないぐらいに明るい部屋が急に暗くなった。
⁇『最初、出会った時に言ったよね、9つの呪いを持っている人物を探してほしいと。』
⁇『それは、もちろんあなたも知りたかったと思う。でも、もう全員わかったの。』
⁇『私は、9人全員揃ったら、世界を救えると言った。どうやって救うかはもう黄葉ラボには言ったはず。そう、「呪いが光となる。」って言った。でも、呪いが光になるって、そんな馬鹿みたいな話、あなた信じたの?』
あいつ、馬鹿にされたような話し方になってきた。
確かに信じた。この世界、能力や呪いがある世界なら、そんなこともあるだろうと思ったんだ。
でも、俺が甘かったみたいだな…
⁇『あの日々を戻すための最初の材料になるのは、黄葉ラボかなぁ?』
そう言われ、俺は落胆した。そして、床に座った。
⁇『私のために、今日から頑張ってね…なんてね。』
床から、奇妙で不思議な黒い生き物が襲ってきた。
俺は走ろうとして、立とうと思ったが、もう遅かったみたいだ。
バイバイ世界、この世界は楽しかったよ。
そして、俺は黒い生き物に飲み込まれた。
⁇『ついに一人入手。これも、あの日々を取り戻すために。』
⁇『次は…この子にしよう。その方が、黄葉ラボも喜ぶよね。』
⁇『次は、"黄葉メイ"、君に決まり。』
- 1.この"名"の通り、何でも叶えて差し上げましょう。 Part1
- 2.代償として、アナタの感情を頂きます。Part2
- 3.僕、このお仕事は得意ですよ?Part3
- 4.君の願いも叶えてあげる。それが何でも屋だから。Part4
- 5.何でも屋は名前も決めてあげます。Part5
- 6.新人舐めたらあかんで?Part6
- 7.未知の世界へようこそ♡ Part7
- 8.番外編『花粉症』
- 9.誰が僕を止めるって?Part8
- 10.私の大事な仲間やから Part9
- 11.僕らは何でも屋ですから。Part10
- 12.夢じゃなくて僕は嬉しいよ。 Part11
- 13.あなたはもう、仲間じゃない。Part12
- 14.何でも屋を、助けてほしいんだ。 Part13
- 15.君は、何でも屋を助けれる覚悟はあるかい? Part14
- 16.もう仲良くなる理由なんてないだろ…? Part15
- 17.この"名"の通り、何でも叶えて差し上げましょう。 Part16(最終話)
- 18.Season Second 「Part1」
- 19.Season Second 「Part2」
- 20.Season Second「Part3」
- 21.Season Second「Part3」
- 22.Season Second「Part4」
- 23.何でも屋 バレンタイン2023
- 24.Season Second「Part5」
- 25.何でも屋バレンタイン2024
- 26.Season Second「Part6」
- 27.Season Second「Part7」
- 28.Season Second「Part8」
- 29.Season Second「Part9」
- 30.何でも屋 設定資料/バームクーヘンの日小説2023
- 31.『何でも屋』バームクーヘンの日小説2024
- 32.『何でも屋』Season Second「Part10」
- 33.Season Second「Part11」
- 34.Season Second「Part12」
- 35.Season Second「Part13」
- 36.Season Second「Part14」
- 37.Season Second「Part15」
- 38.Season Second「Part16」
- 39.Season Second「Part17」
- 40.Season Second「Part18」
- 41.Season Second「Part19」
- 42.Season Second「Part20」
- 43.『何でも屋』Season Second「Part21」
- 44.『何でも屋』Season Second「Part22」
- 45.『何でも屋』Season Second「Part23」
- 46.『何でも屋』Season Second「Part24」
- 47.『何でも屋』Season Second「Part25」
- 48.『何でも屋』Season Second「Part26」
- 49.何でも屋バレンタイン2025
- 50.Season Second「Part27」最終話
- 51.番外編『手料理』
コメントオフに設定されています