作戦会議が終わった頃。まだ2番街にはもう少しかかりそうだったから、ちょっと大事な話題を振ってみた。「先輩と龍葉に聞きたいんですけど〜猫と犬、どっちが好きですかぁ〜?」その質問を聞いた瞬間、龍葉のお前それは...!という表情と、夕夜先輩の大丈夫なのか...!という視線がきて、ちょっとびっくりしたけど、面白いなぁ、なんて思った。今まで爆弾をおとすような発言だったから聞かなかったけれど、気になっちゃったもんはしょうがない。数秒の沈黙のあと、先輩が先に口を開いた。「俺は...犬のほうが好きだ。」おぉお、先輩さすが〜✨️ちゃんと言い切る形、やっぱこの人前から思ってたけど、かっこいいなぁ。でも僕も言わないと。先輩が口火を切ってくれたんだし、僕も続かないとね。「僕も犬派です〜!!」そう発表すると、この時点で犬派は二人。残りは龍葉だけなんだけど...ん?めちゃくちゃ気まずそうにしてない?あーこれは...もしかすると、いやもしかしなくてもアレだ。顔を歪めていた龍葉がゆっくりと話し始めた。「俺は...猫派です......」発表したことを悔やんでいるかのように、顔を覆った。でも、その顔がどうしようもなく面白くて、思わず吹き出してしまった。「僕は過激派じゃないから別に大丈夫だよ〜」にっこり笑って伝えたその瞬間。後ろからとんでもない怪獣が攻めてきたんじゃないかというほどの緊張感が走った。ハッとして後ろを振り向くと...[大文字][明朝体]「俺は...過激派だ...!!龍葉...お前...」[/明朝体][/大文字]とてつもない形相をした夕夜先輩がそこに...「龍葉!あぶなっ!!」そう叫んだときにはもう遅かった。[大文字][明朝体]「ギャアアアアアアア!!」[/明朝体][/大文字]おしまい♪