「理事長先生、お電話です。」「理事長先生、仕事の依頼が」そんな声が多方向から飛んでくる。あ〜やっばいな。この時期は何故か敵も多くなってそれに比例して仕事も多くなるから、片付けられていない仕事が山積みだ。でも、私は理事長だから、みんなをまとめなくちゃいけない。「仕事が戦闘系なら一番隊から順に派遣して、その他なら内容聞いてメモとっといて」「電話?まって、1番急ぎそうなのどこ?それから対応する!」そうかえして、電話を順番に対応し、特待生の任務状況をまとめた資料を作る。よし、作成完了。やっと終わったと思いきや、ファイルから新しいまっさらな契約書が...「あぁぁ!!もう!終わらない...!」そう言いながら、ミスのないように細かくチェックし、学校印を押す。今日までが締め切りのすべての仕事は終わったはずだ。そう思って時計を見ると、午後11時59分。周りには誰も残っていない。「...寝るか。」学園内の自室に移動する。シャワーをあびて、寝る支度を整える。ベットに潜り込むと、そういえば、あんなこと言ってたな、と教頭先生たちの会話を思い出した。「理事長先生、お若いですよね。25とかでしたっけ。」「そうそう、あんだけ若いといくら前理事長の娘とはいえ、不安になるよ。」そう話していた教頭先生たちは、私がくると、あ、まずいという顔をして逃げてしまった。「不安にさせちゃう、かぁ...」今すぐに解決できそうなことでもないのに、ぐるぐる考え込んでしまう。その時、メッセージがきた通知音がなった。こんな遅くに誰が。と思いながら開けてみると、懐かしい幼馴染からだった。「今日もお疲れ様!!疲れてるだろうしいっぱい食べていっぱい寝てね!もし起こしちゃってたらごめんね!あんま理事長だからって気負いすぎないように!!」もう。世話焼きだなぁ。そう思いながらも、本当は嬉しかった。「明日からも頑張るぞぉ!」そう言って、理事長は眠りについた。