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第一の警告、投稿頻度が遅い
第二の警告、悪人が味方サイド
第三の警告、いわゆるバトル物であり異世界無双物ではない
第四の警告、完全な勧善懲悪ではない
第五の警告、初投稿なので違和感あり
第六の警告、描写や解説が雑

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世界不思議(ワールドワンダー)

#18

第十八話 燃えよS&W M500

カリュデウス王国 ある道
現在、ワンダー、デッドは悟を日本に送り返すために一緒にノーテル公国へ続く道路を歩いている最中である。
「ナタリア、マジで策士だったね…悟の拘束に関してはツメが甘かったけど」
「ロシア軍の参謀にでもなりゃよかったんじゃねえかな」
「殺し屋になる様な人間がなれるわけ…」
「それもそうか」
「ねえ、後どれくらいで着くの?」
「うーん、まだまだかな?不安だったよね」
「別に」
「はは、悟は強いな」
「…」
「…悟って、ホントに口数が少ないね、恥ずかしがり屋なの?」
「違う」
「アッハイ」

その頃、ボースンは英二の命令で少数の部下を引き連れセダンでノーテル公国からカリュデウス王国に向かっていた。
「坊ちゃんのGPSは爆発した様で、反応がありません」
「そうか…」
ボースンは後ろの座席の真ん中でリボルバーの手入れをしていた。
「今、デッドとワンダーが坊ちゃんと一緒に歩いているはずだ、それを見つける」
「はいっ」
ブルルルォオオオン…
セダンの速さは一段と増していった…

一方、ワンダー達は検問所を通過して既にノーテル公国に入っていた。
「ワンダー、ついにノーテルに入ったわけだが…まだ歩くか?」
「ここからは馬車で一番近い世界移動装置に向かおう」

ガタンガタンガタンガタン…
ワンダー達3人の乗った馬車は着実に目的地の世界移動装置に近づいていった。
「悟、多分、今日の深夜には着くと思うよ」
「そう…」
「…あぁ、そうか、オーケー、じゃあな」
デッドは英二とスマホ通話をしていた。
「なんだった?」
「英二の側からもボースンを送ってくるらしい、だから途中で会うと思うぞ」



カリュデウス王国 首都ヒサメフ ワンダー達の家
「…団長、家中探しましたがどこにもいませんね」
「畜生、あの二人はどこにいきやがった?」
ワンダー達の家を捜索している二人の男の元に、また一人男が走ってきた。
「団長!近隣住民からワンダーとデッド・バーソンが1人の少年を連れて出掛けていったという証言がでました!」
「何だと…くそっ、予定が狂うじゃないか!」
「団長、もうあのメンバーで出撃してもよろしいのでは?」
「ダメだ!あの二人の戦闘力は目を見張るものがある、どうしてもあの二人がいないと不安なのだ!」
「そうですか…追手を遣わしますか?」
「それは危ない、こちらの陰謀が漏れてしまう…そうだ、あいつをこの家に潜伏させろ」
「あいつとは」
「それはな…」ゴニョゴニョ
団長と呼ばれる男が部下であろう男に耳打ちする。
ワンダーとデッドの二人に、巨大な陰謀が影を落としてきていた…



一方、三人は他愛無い会話をしていた。
「…だから、歯向かう奴らが多くて困るって、ってパパが言ってた」
「…へえ、じゃあ青桐組って敵対組織が多いの?」
「そうだな、英二のやり方に不満を持ってる人間達が…」
「止まれッ!!!」
突如、馬車の外から声が聞こえた。
「「「!?」」」
「なんだろ…見てこよ」
「あっ、悟ダメ!ここに残ってて」
「俺達が見てくる」

馬車の外には、馬車の運転手の首に剣を当てている男と他5人の男、そしてトップらしき女がいた。
「金目の物を置いていってもらおうかいッ!」
女はそう言うと、短剣を腰のホルダーから出した。
「盗賊か、ようし…」
「デッド、何か作戦が?」
デッドはジャケットの内側から一つの銃を取り出した。
「銃?デッドも護身用に持ってたの?」
「ベレッタ92だぜ……さてと、お嬢さん、痛い思いをしたくなかったら…」
ビュン!
デッドが台詞を言い終わらない内に、女はベレッタの銃口目掛けて短剣を投げてきた。
スポッ!
短剣は見事に銃口に収まった。
「なにっ!?」
バンッ!
デッドは引き金を引き、ベレッタが火を吹いて短剣を粉々にした。
「ふう、短剣投げの成果を見てもらいたいのは分かるが…」
ビュン!
スポッ!
また短剣が銃口に収まった。
「投げてくんなよ…」
バンッ!
デッドは小声でそう言いながらまた引き金を引いて短剣破壊をした。
ビュン!
スポッ!
また収まった。
バンッ!
破壊された…



…これを繰り返しているといつしか、ベレッタ92に装填されている弾の数は0になっていた。
スポッ!
またまた短剣が収まった。
しかしベレッタにもう火を吹く力は残されていない。
女の周りの男達は剣を持ちながらじりじり迫ってくる。
「あんたの持ってるその銃、もう弾が残ってないよっ!観念なさい!」
ドガアアアアアアアアアアアアアン!
女が喋り終わった瞬間、デッドはレッダーを地面にぶつけて衝撃波を生み出した。
「ウッッッ!!!ウワッ!!!!」
女とその一味は衝撃波に吹き飛ばされていった。
「ワンダー!逃げるぞ!」
デッドはワンダーの腕を掴み走り出した。
「え!?ちょ!?」
「運転手さん!ここまで送ってくれてありがとな!金だ!受け取れ!」ブンッ!
パシッ!
運転手は運良く金貨を受け止めた。
「えっ!?ちょ、ちょっと!?」
ワンダーと運転手に金を投げつけたデッドは一目散にその場を離れていった…

同じ頃、ボースンが乗っているセダンも同じ被害に遭っていた。
「ボースン様!どうします!?」
「タイヤがやられたんだろ?発進は無理だろな」
「はい…」
運転席の黒服が困った様にいった。
セダンのタイヤが4個とも矢で射られており、使い物にならなかった。
「おっさんとそこの男ども!金目の物置いてけやあ!置いてかなかったらこのゾクリア一味の女ボス、ゾクリア様が黙っちゃいねえぜ!」
リーダーと思われる叫んでいる男含んで盗賊の男達の人数なんと23人。ボースンがいなかったら4人の黒服達は全員弓矢で蜂の巣にされていただろう。
…ボースンがいなかったらの話であるが。
「…お前達は車で待機だ、俺が片付けてくる」
「え!?ボースン様だけでは危険です!」
「いいんだ」
ボースンは構う事なく車から降りた…

「へえ、おっさん一人で俺達に挑もうってか、面白えなぁ!」
「…痛え思いしたくねえんなら、消えな」
ボースンは余裕綽々だ。
「…ッ!ぬかす!」
リーダー格の男が弓矢を放つ。
ビュン!!!
その矢は確実にボースンに接近していったが…!
「…!」
バンッ!

…ボースンのリボルバーが唸り、空中を飛んでいた矢に引導を渡した。

「…なっ!?くそっ!お前らかかれっ!」
リーダーの男が周りの11人の男達に指示を出すと…

ビュンビュンビュンビュンビュンビュンビュンビュンビュンビュンビュン!

11発の矢がボースン目掛けて襲いかかってきたが…

バンッバンッバンッバンッバンッ!!!!!
まずボースンは残りの5発で5発の矢を撃ち落としすぐさま…
カチッ!
バンッバンッバンッバンッバンッバンッ!!!!!!
スピードローダーで新たに6発装填し、全て撃ち落とした…!

「…ッ化け物がッ!剣でやっちまえ!」
またもやリーダーの男が指示を出すと、他の11人の男達が剣を取り出しボースンに斬りかかってきたが…

ボゴッ!
「ぐはあっ…!」
最初に斬りかかってきた男がボースンに腹パンをされ、ボースンに剣を奪われる事を許してしまった。
「うわ…」
「あいつ…やべえ…」
「ホントの化け物だ…」
他の男達は皆たじろいでいた。
「そろそろ、俺のターンだな…」
ボースンはそう呟くと、剣を捨ててリボルバーに新たに弾を装弾していった…

その頃、ワンダーとデッドは遠くに逃げていた。
「はあはあ…ここまでくれば…」
「…ねえ、デッド」
「ん?どうした?ワンダー」
「…なんで悟、置いていったの?」
「…あ」
ワンダーの顔には、憤怒と呆れを足して2で割った様な表情が存在していた…

一方…
バンッ!バンッ!バンッ!
「ぐあぁ!」
「いてぇ!」
「うあっ!」
ボースンの銃撃の前に、一人また一人と足を撃たれて盗賊達が倒れていく。
「残るはお前だけだ」
もう盗賊サイドはリーダーの男しか立っていなかった。
「うっ…!」
バッ!
男は地面に落ちていた剣を手に取り…
「くそおおおおおおおお!!!!しねええええええええええ!!!!」
ボースンに斬りかかっていったが…

バンッ!

「…アッ!」
バタン…
…やはりボースンの弾丸の餌食になった。

「「「「…」」」」
車から戦闘を見ていた黒服達は絶句していた。
そんな彼らの元にボースンが帰ってきて…
「坊ちゃんが危ないかもしれねえ、ここからは足でいくぞ」
…余韻を感じる事もなく、次の指示を出した。
「「「「…」」」」
4人の絶句はまだ続きそうだ…



「はぁ!はぁ!はぁ!」
「…」
デッドが必死にきた道を戻っている最中、ワンダーは無言で飛んでいた。
「なあ、ごめんて…」
「…」
「…すまん」
ワンダーの不機嫌もまだ続きそうだ…

一方、肝心の悟は…
ザシュッ!
「ぐああああ!」
バタッ…
自身のナイフ捌きで、6人の盗賊の男達を斬っていた。
今、6人目の男を斬った所だ。
地面にはピクピク動いている男達と、合金ナイフで斬られた男達の剣が転がっていた。
「へえ、あんた中々やるねぇ…」
「…」
ついに悟はゾクリアと呼ばれている女と対峙する事になった。
「…気に入った、あんた、あたしのお気に入りにしてやるよ!」
「…何言ってんの?」
「だーかーらぁ!あたしの愛人になれっての!顔も良いし、強いし!ま、拒否するんだったら…」
ゾクリアはそう言うと、短剣を取り出し…
ビュンッ!
ブスッ!
悟の服の袖を木に飾った。
「…ッ!」
ビュン!ビュン!ビュン!
ブスッ!ブスッ!ブスッ!
悟の体をなぞる様に木に短剣が刺さっていく。
悟は段々と身動きがとれなくなっていき、ついに完全に動けなくなった状態になった。
そんな状態の悟にゾクリアは近づいていき…
「これでもう拒否権ないねえ…もう一度言うよ?私の愛人になれよな?」
首に短剣を突きつけそう言った。
「…い、いy「悟!!!」
「…チッ、戻ってきたか」
「お前、悟に何してる!」
間一髪、デッドがようやく戻ってきた。
後ろにはワンダーがいる。
「…はあ!萎えた萎えた!おもんねえ!だからしねえっ!」
ビュン!
バッ!
バッ!
ゾクリアの短剣飛ばしをデッドとワンダーはギリギリ避ける。
「あああああ!くそがぁっ!」

バンッ!

「「「「!?」」」」

その直後、どこからともなく銃声が聞こえた。
「…だ、誰だよッ!」
ゾクリアが叫んだその直後…

…木の影から粉々になった短剣の残骸を握っているボースンが現れた…

「…この短剣、お前が投げたのか?」
「…あ、あんたみてえなおっさんに投げたんじゃねえ!この二人に投げたんだ!」
「それも不愉快なもんだ…坊ちゃんにも酷え事してくれた様だな…こいよ…

一発で仕留めてやる」

「…ッ!このクソオスッ!しねええええ!」
ゾクリアはボースンに向かって走り出し短剣を突き刺…

ドゴォッ

「…カハッ…」

…せなかった。ゾクリアが腕を振り上げた瞬間、ボースンのパンチがゾクリアの腹に炸裂した。

ズザザザザッ!
ゾクリアは吹っ飛ばされて派手に地面に激突した。
「いてえなっ!このっ…」
ガンッ!!!
「…ア…」
…ゾクリアは起き上がった瞬間、ボースンのリボルバーで頭を殴られ気絶した…

「…じゅ、銃弾を使うまでもなかったね…」
「だ、だな…」
ワンダーとデッドはボースンの神技にただただ絶句するしかなかった…

「ボースンさま〜!走らないでください〜!」
その後、ボースンに置いてかれていた4人の黒服達がやってきた…

ゲストキャラ解説
ゾクリア
ノーテル公国の盗賊団『ゾクリア一味』のボス。凄腕の短剣使いであり、小さい銃口の中に短剣を正確に投げる、短剣を悟の服の袖ごと木に刺すなど。また、29人の手下を使役している。
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2024/12/05 18:56

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