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第一の警告、投稿頻度が遅い
第二の警告、悪人が味方サイド
第三の警告、いわゆるバトル物であり異世界無双物ではない
第四の警告、完全な勧善懲悪ではない
第五の警告、初投稿なので違和感あり
第六の警告、描写や解説が雑

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世界不思議(ワールドワンダー)

#8

第八話 剣と光弾とナイフと 後編

「なんだお前らは!まぁいい、全員地獄に送ってやらあ!」
バンバンッ!
ズキラーはそう叫ぶと、グロック17をワンダーとデッドに向け二発発射した。
ワンダーは空を飛んで、デッドは横にジャンプして避けた。
(あのオレンジ髪を先に潰すか)
ズキラーはバルガを拳銃で叩き、空高く飛ばせる。
(こっちに来る!)
バルガは猛スピードでワンダーに迫る。
(こうなりゃ出来るだけ高く飛んでやる!)
ワンダーも負けじと高度を高くし、地上にいるデッド達に視認ができない程高く飛んだ。
「デッド!来てくれたか!」
「英二!今俺の相棒が戦ってくれてる!」
「相棒!いつのまにそんなのが出来てたのか!」
「あぁ、ちょっとした出会いから始まったんだがな」

遥か上空
バルガの炎がワンダーを襲う。
ボワァッ!
ワンダーはそれを華麗によけ、大回りして背後を取る。
(…今だ!)
ガァン!
ディスードがバルガの尻尾に当たったが、効果はなく弾き飛ばされた。
バン!
そこにまたグロック17が火を吹いてきた。
カァン!!
ワンダーは咄嗟に受け流す。
ワンダーは通常のスラッシュを放ち、バルガの頭を切断しようとする。
パリンッ!!!
しかしバルガは非常に頑丈で、スラッシュがガラスのように割れてしまった。
バンッバンッバンッ!
カキンッカキンッカキンッ!!
ワンダーは飛んでくる弾丸を連続で受け流す。
「このバルガはどんな攻撃も耐える!大人しく殺されろ!」
「嫌だね…と!」
ワンダーは上着の内側に手を突っ込み、小さいピンク玉を取り出して投げ、スラッシュで空中で真っ二つにする。
プシュアアア!
途端に霧が広がり、バルガとズキラーの視界を奪う。
「ちっ!こんな物を隠してたとは!」
バルガは霧から逃れようと急上昇する。
「よし、視界が晴れたな…あぁあ!?」
なんと、霧の中からズキラーが出てきたタイミングでワンダーが電気を帯びたスラッシュを放った。
「うぅ…ぐぁぁ…」
ズキラーは気絶し、バルガから落ちそうになったが…
バッ!!!
咄嗟にワンダーがズキラーを受け止めた。
(よし!ひとまず逃げよう!)
ブォォン!!
ワンダーはズキラーを地上に降ろすためバルガの尻尾攻撃を瞬時に交わして、急降下を始めた。
グォォォォオン!!!
「ガァアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!!」
バルガも、ワンダーに主人を倒された恨みと言わんばかりに追いかけていった…

地上
「…あ!お前の相棒のワンダーって奴が来たぞ!」
「ズキラーを抱えてるな」
「デッド!おねがーい!」
ワンダーは気絶してるズキラーをデッドに投げる。
バッ!
デッドはそれを上手に受け止めた。
「英二、こいつを拘束しといてくれ」
「オーケーだ…っと!おっと!来やがったな!」
ワンダーがズキラーを投げてすぐに、バルガが上空から姿を現した。
「ガァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」
「この睡眠弾をくらえ!」
ワンダーは今度は黒い玉を出して、バルガの方向に投げつけた。
「ガァアアッ!!」
ガリッ!
バルガはそれを噛み砕いたが…
ボンッ!
その瞬間にバルガの顔の周りにまたもや霧が出来て、その霧が晴れた時にはバルガは眠っていた。
「zzz…」
「おおぉ…バルガが動かなくなった!えっと…ワンダーだっけか、ありがとうな!」
「え?あ、あぁ、うん」
ワンダーは英二の勢いに多少困惑したようだ。

「俺は青桐組のボス、青桐英二でこいつは息子の悟、この二人は幹部のボースン・クロスとギンテツだ」
「初めまして、英二、ボースン、ギンテツ…君は悟って言うのかい?」
「うん」
「日本人だよね?銀色の髪をしているなんて珍しいなぁ」
「うん」
「あー、ワンダー…こいつちょっと口数が少ないんだ、許してやってくれ」
「あぁ、うん、全然いいよ!」
「なぁワンダー、あんたデッドの相棒らしいが…」
「うん、前コンビを組んだばっかりなんだ」
「音信不通だったデッドが相棒をつれて異世界デビューか…いやぁ人生面白いもんだなぁ!ハハハ!」
英二は高らかに笑う。
その時、悟が驚くべき言葉を口走った。
「ねぇパパ、僕があいつのトドメ差していい?」
「え!?君が!?それ危ないんじゃ…」
「まぁまぁワンダー!こいつにも出番作ってくれよ!」
「え、あ、うん…」
ワンダーはまたも英二の勢いに押されてしまった。

「気をつけろよ、悟ー」
「分かってるってデッド」
悟はバルガの頭の上まで来ており、今まさにナイフを取り出した所だ。
(何も無理にトドメ差さなくてもいいんじゃ…?)
ワンダーのそんな思いも無視して、悟はナイフを掲げた。
「…」
悟は何も言わず、ナイフで脳天を刺そうとしたが…
「………ウガァアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!」
…数秒後、悟はバルガと共に空へいった…

地上では英二が地団駄を踏んでいた。
「なんであんな早く目覚めるんだよぉっー!」
「もうちょっとデカい玉にした方が良かったかな…」
「後悔しても遅いぜワンダー、悟を助けにいってくれ!」
デッドにそう言われたワンダーはまた羽を生やして空高く飛んでいった…

ワンダーがバルガがいる高度までいくと、信じられないような光景が待っていた。
悟がバルガの頭の上に立って、ナイフを刺す体制を取っている。
眠っている間なら暴れさせずに倒す事が出来たかもしれないが、もう霧の効果は解けてしまっているし、ましてや高い空だ。刺したら悟は約数秒後、もしかしたら異世界転生でもしてしまうかもしれない。
ワンダーは、叫んだ。
「ダメだッ!!!悟ッ!!!」



その瞬間、悟のナイフがバルガの頭にお邪魔した。



カリュデウスの空、銀髪の少年が空を飛んでいた。
頭に十文字が出来ている一体のワイバーンと共に。
彼の体が地上に接近した時、彼は思った。
(僕、死ぬんだな)



…バッ!



オレンジ髪の心優しい青年が、銀髪の少年を受け止めてその思いの具現化を阻止した。

ドドーーーーーンッ!!!
直後、ワイバーンの死体が地震を起こした…



「…うぅぅ、ワ、ワンダー、マジで…ありがとうなぁっ!」
英二の顔面に洪水が起きている。
「ぼ、僕も悟を危険な目に合わせたし…ご、ごめんね?」
「いや、あんたが謝る事はない、あんたはぼっちゃんを救ってくれたんだ、感謝するぜ」
ボースンがワンダーに対していつもより少し優しい口調でそう言う。
「…ワンダー、最高だな」
突然、デッドは口を開けた。
「…え?」
「…お前は、俺の最高の相棒だ」
デッドは、珍しく笑みを見せた。

後日 アメリカ、青桐組本部玄関
「ズキラーにはちゃんと脅しをかけて裏社会を引退させるって約束させたぜ」
「ガハハハハハ!どうだ!やはり青桐組は最強だ!」
英二はいつもの様に調子に乗った。
「おーい、デッドー!」
「お、ワンダーか、どうした?」
「えへへ…凄いいいニュース持ってきちゃった!」
ワンダーは満面の笑みを見せる。
「実は青桐組の人達とデッドが帰った後、僕、テッド王子に城に来るように呼ばれたんだ、凄く驚いちゃったよ」
「…え?」
デッドの顔には理解不能という文字でびっしりになっている。
「テッド様、僕たちの戦いを見ていたのかな、バルガを倒した褒美として大量の金貨とヒサメフに僕たちの魔物退治屋本部を新たに設置する権限を与えてくれて、そして数人の部下の人を新たに僕たちの魔物退治屋のメンバーとして入れてくれるんだって!」
ヒサメフとはカリュデウス王国の首都である。そこへ魔物退治屋を設置すると言う事は只事ではない。
「……え?え?え?」
「つまり、今まで僕達が拠点としていた魔物退治屋の家は僕達の部下となる人達の新たな活動拠点となって、僕達二人の拠点はヒサメフのど真ん中に移転するってわけ!」
「…………はぁ?」
「依頼人も多くなるだろうし、お金も今まで以上にがっぽり入ってくるんだよ、つまり……………
またこの地球で遊びほうけられるね☆」
「おお!なんだかよく分からないがそりゃ良かったなワンダー!」
「英二ありがとう!あ、今度はアメリカじゃなくて日本とかにもいきたいな、いやエジプトのピラミッドも見てみたいし、オーストラリアで動物達を一目見に行くのも…」



「………………」



デッドはもう何も考えていなかった…

ゲストキャラ解説
ズキラー
青桐組によって潰されたアメリカンマフィア「デーモン・ワールド」の幹部だった男。カリュデウスの迷宮に眠っていたバルガを目覚めさせ操るというやばい事をさらっとやってのけている。グロック17が武器。
バルガ
硬い装甲と火炎放射が武器の異常に巨大なワイバーン。最早ワイバーンと呼べるのかすら怪しい。一説によるとカリュデウス王国軍のワイバーン部隊の一体が突然変異を遂げて人目のつかない迷宮に封印されたというのがあるが真偽は不明。封印が解けて最初にみた人間がズキラーだったからズキラーを主と認識したのかもしれない。
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作者メッセージ

やっとここまで書けた…

2025/02/25 13:48

イチロク
ID:≫ 14ODATaJ5tCFM
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