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第一の警告、投稿頻度が遅い
第二の警告、悪人が味方サイド
第三の警告、いわゆるバトル物であり異世界無双物ではない
第四の警告、完全な勧善懲悪ではない
第五の警告、初投稿なので違和感あり
第六の警告、描写や解説が雑

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世界不思議(ワールドワンダー)

#7

第七話 剣と光弾とナイフと 前編

ババババババババッ!
短機関銃が吠える夜。一人の男が絶望していた。
(…ちきしょう、青桐組のやつらめ、俺たちデーモン・ワールドを潰すためわざわざこのアメリカまできて、ホントに潰しにかかってくるとは…)
男の名はズキラー、アメリカンマフィア「デーモン・ワールド」の幹部。その本部が潰されたら、絶望するのは当然だ。
(…もはや幹部という地位が役に立たなくなった俺にとってはアメリカに逃げ場はない…ここから一番近い世界移動装置でカリュデウス王国の辺境に逃亡、そしてほとぼりが冷めるまでそこで仕事を探すか…)

「…よし、ここだな」
「いたぞー!ズキラーだー!」
「!?やべっ!」
「ハハハハハ!観念しろズキラー!もうお前んとこのマフィアは壊滅させた!残りはお前一人だ!」
「青桐…英二!あの野郎…」
ズキラーはバイクに乗ったまま急いで世界移動装置に入っていった。
「パパ!ズキラーを追いかけよ」
「おう、そうだな!ようしお前ら!ズキラーを逃すなぁあああ!」
「「「「「「オオオオオオオオオオオオオ!!!……………」」」」」」
青桐組の組員達の叫び声が、アメリカの空にこだました…



カリュデウス王国 辺境
「ボス、ここには奴はいません」
「そうか、バイクが捨ててあるから、確かにここらへんに逃げたと思うんだが…」
バンッ!!!
「!?銃声!?」
「ボス!あの古びた迷宮の入り口からです!あそこでズキラーが発砲したのかもしれません!」
「よし!お前ら!あの迷宮を探せ!」
「「「はっ!!!」」」

迷宮内部
「なぁ、本当にここにズキラーがいると思うか?」
「銃声が聞こえてきたからそうだろうな」
組員二人がそんな会話をしていると…
「探されなくても、俺はここにいるぞ!」
「!?ズキラー…!おい!ズキラーがいたぞ!」
散らばっていた組員達はすぐさま集合し、短機関銃をズキラーに一斉に向けた。
「ズキラー!やけになったか!」
「やけになんのは、おたくの方だぜ!」
「ど、どう言う事だ!」
一人の組員が激昂した。
「さあ、出てこい…俺の忠実なワイバーン…バルガ!」
「バルガ…?なんだそれh「「「ガアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!」」」

「ボ!ボスー!」
「おお、ズキラーを見つけたか!」
「逃げてください!」
「…え?」
「ズ、ズキラーが…ワイバーンを!」
「は?ワイバーン?」
「ボス、ここは逃げた方がいいみたいです」
「ナニカイヤナヨカンガスル」
「パパ、僕もなんか悪寒がする」
ボースンとギンテツ、そして悟も何かが起こる事を感じているそうだ。
「え、でもズキラーが…「「「ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!」」」
困惑する英二の視界に映ったのは、普通のワイバーンの大きさをはるかに超えているワイバーンが迷宮を破壊しながら出てくる姿だった…



アメリカ デッドの家
(まさか英二、敵対組織を潰すためにアメリカに来てたとは…)
デッドがそう思っていた頃、携帯が軽快になった。
「もしもし…悟?どうした?」
「デッド、早く助けにきて…パパが…いや、青桐組が全滅しそうなんだ」
「…え?」



「ふぅ〜今日も依頼完了っと…」
ウワアアアアアアアアア!ババババババッ!ガアアアアアアアアアアッ!!!タスケテクレエエエエ!
「…ん?なんか聞こえる…あっちからだな、いってみよう」



「ささささ悟!デッドはまだかぁ!?」
「さっき電話したからもうすぐだと思う…!」
青桐組はバルガに短機関銃や手榴弾、ロケットランチャーで応戦していたが、中々倒せなかった。
「ボースン!奴の目を狙えるか!?」
「あいよ、ボス」
ボースンはリボルバーを掲げ、バルガの目をロックオンした。
バァン!!!
さすがは拳銃の名手だ。リボルバーが唸り、バルガの目に当たった。
「やったぜ!!!」
「…いや、効果なしですぜ」
バルガの目は依然無事であった。
「ちきしょお!ズキラーはもういい!撤退だ!」
「おーい!撤退だー!」
一人の組員が呼びかけ、やがて全員が各々黒塗りのセダンに乗り込んだ。
「全速力だ!ギンテツ!」
「オーケーデス!」
英二、悟、ボースンが乗っている車はギンテツが運転するそうだ。
ブォォォォォオオン…
セダンに乗った青桐組の人間達はきた道を戻っていった…
「…逃すな!バルガ!追えぇ!」
「ガアアアア!!!」
もちろん、バルガ付きで。

ブォォォォォオオン!キキッー…
「…くそっ、ズキラーのやつ、バルガに乗って追いかけやがった…」
黒いジープに乗ってきたデッドはその光景を見逃さなかった…
ブォォォォォオオン!!!…

「確かここら辺から聞こえてきたよな…」
ブォォォォォオオン!ブォォォォォオオン!ブォォォォォオオン!ブォォォォォオオン!…
「!?」
ワンダーの目の前の何車ものセダンが爆速で通過する。
「なんだ?なんだ?」
「ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」
ワンダーが困惑していると、拳銃を持った男を乗せている巨大なワイバーンも通過した。
「いやホントになに???」
「!ワンダー!ちょいと力を貸してくれ!」
続いてデッドもやってきた。
「????????」



「…なるほど、そう言う事だったんだね」
「ああ、あんなデケエワイバーンワイバーンとは呼べない気がするが…」
「前デッドに手紙を送ってきたのもその青桐英二って人?」
「ああ、今考えるといつ俺がアメリカに帰ってきたという情報を入手したのか、恐ろしいぜ」
「確かに…僕、そういう裏社会の人と関わるのはちょっと…怖いなぁっていうか…」
「あぁ…まぁ…うん、それについては本当にすまねえと思っている、でもあいつは確かに悪人だがすごい友達思いなんだ、一度結んだ友情は絶対に忘れない、そういう男だ、いい意味で単純なんだ…組織にとって邪魔になる人間には容赦しないけど、まぁ俺も昔あいつに命を助けられた事がある、それに、今はどうしてもお前の力が必要なんだ」
「…うん、どんな事情があっても仮にもデッドの大事な友達だもんね、僕もやれる事はやるよ」
「友達、なぁ…」
二人はそんな会話をしながらジープを走らせた。



しばらくすると、激しい戦闘音が聞こえてきた。
「ここらへんなのかな?」
「らしいな」
デッドはジープを走らせていたら、凄まじい光景が待っていた。

「「うわぁ…」」
ワンダーとデッドはやっと追いついた。
そこら中にセダンの残骸が転がっている。
そしてズキラーが乗っているバルガが青桐組組員達を蹂躙している。各組員が諦めずに応戦しているが、全く効果がないように見える。おまけにズキラーもグロック17で追い打ちをかけているからもうめちゃくちゃである。
「ワンダー!とりあえず攻撃だ!」
「う、うん!」
デッドは巨大なレッダーをバルガに、ワンダーは電気を帯びたスラッシュをズキラーに向けて放つ、が…
ボワァア!!!
バルガの炎によってかき消された。
「威力強すぎでしょ…!」
今の攻撃に気が付いたのか、ズキラーが二人の方を向いて叫ぶ。
「なんだお前らは!まぁいい、全員地獄に送ってやらあ!」
圧倒的な耐久力を誇るワイバーンを前に、二人は打開策を見つけられるのだろうか…

続く
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作者メッセージ

これでワンダーとデッド、青桐組というレギュラーメンバーが揃うことになりました。次回が終わったら主にこの2組を軸に物語を展開していきます。

2024/09/26 22:40

イチロク
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