文字サイズ変更

声を訊いた者

#2

異変

 「うめぇ~!」
 別のラーメン屋の代わりに、家でハンバーガーを食べていた。

 この家で、こんな時間に食事が出来るのは俺だけ! そう……俺だけ……。
 何だか寂しくなってきたな。

 俺は数年前から一人暮らし。両親は癌で亡くなった。
 確か遺族年金……? だったかな? それで何とか生活を送れている。

 まぁしかし、その金も消えてしまったら俺の人生は恐らく、そこで終了だろう。
 今さら働く気も無いし、宝くじなどで一攫千金なんて生涯不可能な気がする。

 少なくとも今は、この生活に苦労していない訳だし(好きなものも食べられるし)、親には悪いが楽しませてもらっている。

(ん……待てよ?)
 あの声は、もしや亡くなった両親の声だったのか? まさか俺の行いに咎めでも出してるのか?

 はは、馬鹿らしい。死んだら、そこで人は0じゃないか。
 霊なんていないし人が作った偶像だろう? 極めて非科学的な事だ。あり得ない。

 こんなこと考えていたらハンバーガーが冷めてしまう。

 俺はハンバーガーを綺麗に平らげた。すると安心したのか、少し眠くなってきた。
 そして、そのまま……。

作者メッセージ

今回は少し長くなりましたが、読んでいただき、ありがとうございます!

2026/01/02 06:44

みかん大福
ID:≫ 5iuq0WlMk8.N6
コメント

この小説につけられたタグ

コメディ

通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

どういった部分が元作品と類似しているかを具体的に記入して下さい。

※できるだけ具体的に記入してください。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
タイトル
URL

この小説の著作権はみかん大福さんに帰属します

TOP