「ユキぃ、あんた、なんで、なんであんなとこに…」
私は仏と化していた。
目の前のPC画面に映し出されているのは小説の執筆画面。
そこは空白だった。
私は趣味で小説を書いている。
いつも通り小説を書き終えてサイトに投稿しようとした。
しかし、母に夕食に呼ばれ、下の階に行ったのだ。
その日の夕食は私の大好物のタコの唐揚げだった。
お腹いっぱい唐揚げと白ごはんを食べて、満足げに自室へ戻った。
すると、飼い猫のユキがキーボードの上に座っていた。
「あーこれこれユキさん、そんなとこ座っちゃダメでしょ」
重くなったユキを抱き上げ、ベッドの上にちょこんとのせた。
「余は満足じゃ」と言わんばかりの風格を見せつけながら香箱座りをするユキの手の間に指を突っ込みながらふとPC画面に目を向けた。
シャットダウンされている?
そんなはずはない。
きっと時間が経ったから画面が暗くなっただけだろう。そうであってくれ。
淡い期待を込めながら震える手で電源ボタンを長押ししてみた。
間違いなくPCを開いた時の画面が映し出された。
「ウワァァァァァくぁwせdrftgyふじこlp」
軽くとち狂いながら一縷の望みを賭けて執筆画面を開いた。
「消えてる…」
データ全消え。
これは拷問か?
殺す気か?
データ吹っ飛ぶとか絶望以外の何者でもないわ…。
「ユキ〜。もうキーボードの上とか座ったらダメだからね?」
どうにも怒れなくて、私は呆れながらそう言うしかなかった。
ユキは返事をするかのように「にゃあ」と小さく鳴いた。
私は仏と化していた。
目の前のPC画面に映し出されているのは小説の執筆画面。
そこは空白だった。
私は趣味で小説を書いている。
いつも通り小説を書き終えてサイトに投稿しようとした。
しかし、母に夕食に呼ばれ、下の階に行ったのだ。
その日の夕食は私の大好物のタコの唐揚げだった。
お腹いっぱい唐揚げと白ごはんを食べて、満足げに自室へ戻った。
すると、飼い猫のユキがキーボードの上に座っていた。
「あーこれこれユキさん、そんなとこ座っちゃダメでしょ」
重くなったユキを抱き上げ、ベッドの上にちょこんとのせた。
「余は満足じゃ」と言わんばかりの風格を見せつけながら香箱座りをするユキの手の間に指を突っ込みながらふとPC画面に目を向けた。
シャットダウンされている?
そんなはずはない。
きっと時間が経ったから画面が暗くなっただけだろう。そうであってくれ。
淡い期待を込めながら震える手で電源ボタンを長押ししてみた。
間違いなくPCを開いた時の画面が映し出された。
「ウワァァァァァくぁwせdrftgyふじこlp」
軽くとち狂いながら一縷の望みを賭けて執筆画面を開いた。
「消えてる…」
データ全消え。
これは拷問か?
殺す気か?
データ吹っ飛ぶとか絶望以外の何者でもないわ…。
「ユキ〜。もうキーボードの上とか座ったらダメだからね?」
どうにも怒れなくて、私は呆れながらそう言うしかなかった。
ユキは返事をするかのように「にゃあ」と小さく鳴いた。