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人生における絶望集

#4

図書カードとお湯

「さあて、これ何に使お…つっても本買うか文房具買うくらいしかできないけど」


私は(ここでは省くが)訳あって13000円分の図書カードをもらった。
そしてルンルンで書店にダッシュし、書いたかったけど中々に高くて手が出なかった本を数冊購入、その後近くのコメダに寄って合計4500円使った。

そして、ルンルンで帰宅した…。ここまではまだいい。
帰宅してバッグの中を見ると、図書カードが無い。
「そんな…嘘だろ?」
バッグの中身を全部ひっくり返して漁ってみても見当たらない。

「終わったー。もう仕方ない(?)お風呂入って気取り直そ…」
ラベンダーの香りのする入浴剤を用意して、お風呂にお湯を張った。


12分後。
「お風呂が沸きました」
独特な機械音声に導かれるように私は高揚した気持ちでお風呂場の扉を勢いよく開けた。

空っぽの浴槽。
何が起きているんだ…。
理解の及ばない頭をフル回転させながら浴槽を覗き込んだ。
綺麗な白。
恐る恐る深く覗き込んでみる。


……栓、閉まってなかった。
水道代を思うと悲しくなってきた。
「…お母さんには黙ったこと」
こっそり心に決めた。

2025/02/17 21:39

月町 桔梗
ID:≫ 7r5tHLeuz1RfY
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