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ネタメモォ!!

#1

サクラサク、春と川

⚠︎キャラが出ない!!
⚠︎ウィンドブレイカー!!
⚠︎桜遙を双子で成り変わっている!!

[水平線]




 桜 波瑠が座っている場所は死体の山。

 死体は比喩表現であり、事実を客観的に述べるのなら彼女が座っているのは気絶した不良、チンピラ、半グレなど暴力団所属ではないが、暴力、暴力的脅迫、恐喝などの行為をした者を積み上げた小山の一番上。

 そこに彼女は居る。

 白いセーラー服を着て、お行儀良く背筋を伸ばして足を揃えた一見すれば育ちのいいお嬢様のように見える。が、勿論波瑠はそんなお上品ではない。

 一言で言えば苛烈。
 身にかかる火の粉を払うどころか巻き込んで全てを燃やす苛烈さを彼女は持っている。なぜそれを持つことになったかは少々話が長くなるので割愛するが、ともかく波瑠は周りからヤベーやつの烙印を押されている。
 具体的なヤベー言動一覧として以下があげられる。

・親無しという理由でいじめてきた同級生の親を離婚させ、親権を放棄させて親無しにする。
・弟のお礼参りに家に凸ってきた不良を締め上げた上で、住所とSNS(裏垢込み)を特定したのち大手掲示板で公開。
・バイクで時速615kmを出した。(ギネスに登録されている2輪バイク最高速度記録は605.69km/h)
・辞書を持ち歩くのが面倒くさいという理由で全ページを暗記する。
・小学校のときにハッカ水が入った水鉄砲を不審者の極部にぶちまけ、ソプラノリコーダーで下の玉をどっちも潰した。

 …と枚挙に余地が上がらない。
 そしてこれらの何が一番恐ろしいって、波瑠がやったという証拠が一ミリも上がらないこと。犯行現場には髪の毛一本どころか指紋すらなく、監視カメラにも何も映っていないという新しいホラー()

 何でそんなこと出来るの???と、問うても返ってくるのは機械的な微笑みと「秘密よ」という一言のみ。
 下手に深入りすれば自分が具体的なヤベー言動一覧の被害者に加えられることになるので、彼女の異常性を知ってしまった者は皆「ハルクオリティー」と無理矢理自分を納得させる。

 ともかく、やると決めたこととには一切の妥協も許さず、自分を害するものは一切の躊躇いなく潰す。そういう尖った信念を持っているのが、桜 波瑠という女だった。


 そして今日もその信念を曲げずに自分を害するものを潰した。

 下校中に突然車内に引き摺り込まれ、薬物を嗅がされた
 別に薬物に耐性がある波瑠は気にせずに車内に居る不届者をぶちのめせるのだが、自分を誘拐する理由が分からなかったのでそれが判明したらこいつらを殺そう、あわよくばこいつらの親元も見つけて可能であれば海の藻屑にしてやろうと考えていた。

 そして車に揺られて体感30分。社内の音達は波瑠が眠っていると油断して全てを喋ってくれた。

 曰く、波瑠を餌に弟を呼び出そうっと。
 曰く、波瑠を盾にすれば弟を捕まえて恨みを晴らせるだろうっと。
 曰く、あわよくば波瑠を頂こうとっと。

 曰く、曰く、曰く。話を聞きながら不快感を溜め込んだ波瑠は、海辺のコンテナ港に運ばれた。
 あと数分もすれば波瑠を誘拐したグループのリーダー?総長?が来るらしい。あわよくばも達成されたので、波瑠の反撃が開始した。

 死ねぇぇ!!ゴラァぁ!!という純粋な殺意と、死体処理は面倒くさいという冷静だか残酷だか分からない思考の元、波瑠はギリギリ四半殺しにしようと思いとどまったので、不良、チンピラ、半グレの命は守られた。

 因みに彼女は「東京喰種」の主人公・金木研の影響で半殺しの概念は人体の骨の総数206本中、103本折ることだと思っている。なので彼女にとって四半殺しは人体の骨の総数206本を4で割った51.5本を折ること。

 となると折れる骨は限られてくるので、無闇矢鱈には折れない。じゃあ、まずは大きな声を出さない為に顎の骨を砕かないと!と、いうのが桜 波瑠という狂人の発想である。もうやだ怖い……


 こんな感じで一人一人の顎を砕いて、一人51.5本の骨を折って戦意喪失したやつから積み上げた。そして、冒頭の一文に戻る。



「波瑠ちゃん」
「あら瑠可じゃない。お迎えに来てくれたの?」



 さっきまで不良を伸していたとは思えない、ぱっと花が咲くような可憐な微笑みで死体の山から飛び降り、愛すべき片割れである桜 瑠可の隣に立つ。

 雪のような純白の波瑠の白髪と、日本では一般的な瑠可の黒髪で血縁者とはにわかに信じがたいがお揃いの金色の目が二人が双子であることを証明していた。



「巻き込んじゃってごめんね、ちゃんと次からバックに居る半グレも潰して波瑠ちゃんを巻き込まないようにするよ」
「んもう、そう言って前も同じようなことしたじゃない!」
「ごめんね……」
「でもまぁ不良叩いたら総長、半グレ、ヤクザって芋蔓式に出てくる物ねぇ……全部潰すのは大変だわ」



 ないはずの耳と尻尾を垂らしてシュンっとする片割れの顔には弱かったので、甘やかすように波瑠は瑠可の頭を撫でた。高校生になってすっかり身長が高くなってしまったけど、撫でると可愛い弟のままだ。



「だから、お姉ちゃんがバックにいるやつの処理法も教えてあげましょうねぇ」
「うん。お願い波瑠ちゃん」



 その日、海辺のコンテナには真っ赤な花が咲き、複数の半グレチームと隣町のヤクザの事務所は壊滅した。

作者メッセージ

この頃は頭のおかしい主人公にハマっていたので、こう言う事になりました。

2024/11/28 17:15

白鯨@更新低速
ID:≫ 4yOs/kl2X2mU.
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