※ご注意ください※

一度投稿したリレー小説は、編集はできますが削除することはできません。投稿前によく見直した上でご投稿ください。

最終投稿プレビュー

「っは、なんだあいつ」
「女か……?」



 水難ゾーンの上空、間違えて落とした白色の絵の具のような存在に気付いたウィランの数人が声を上げた。


 口中で器用に脱いだ白いコートが翻り、中から体のラインが浮き出ている……というか、ほぼ剥き出しの体が露わになる。

 控えめながらに膨らんだ胸元、よくくびれたウエストと、細く長い足。
 髪色に負けないぐらい白い肌を惜しげもなく晒す、布面積の小さい服……というか、ほぼ水着。


 誰もが、思わず見惚れていた。



「あれ?」



 ヴィランの誰かが間抜けな声を上げた時には、伊真はもう水面に飛び込んでいた。
 入水の音や水飛沫すら出さずに、水中に潜ると、個性で静かにヴィランの人数を確認する。



「(31、32、33……。うん、いける)」



 ヴィランの人数を確認すると、伊真は動き出した。


 まずは一番近くのヴィランを水中に引きずり込んで、締め落とす。暴れないように関節を外させて貰った。



「(まずは1人……)」



 それに気付いたもう1人を個性で脳震盪を起こして、倒れたそいつを踏み台に水面から体を出して次のヴィラン襲いかかる。



「(2人目)」



 伊真の原型は、海の中で孤独に死んだ鯨。
 その孤高の色故に、孤独に死んだ強い鯨。

 だから、海の中での彼女は誰にも止められない。


「(3人目……)」


 トップヒーローだとか、才能があるとか、そこら辺は関係ない。なぜなら彼女が頂点だ。



「まっ、海の中でって話なんですけどね……」



 いくつかのヴィランを引きずりながら、水難ゾーンから脱出した伊真は、ヴィランのポーチからロープを頂戴し、くくり付ける。
 意識は刈り取っているので、しばらく目覚めないだろうが、念には念を。

 異世界で犯罪組織をやってた伊真はその辺をちゃんとしている。



「(うーん、何人かあの船の上にいるっぽいんだよねぇ……。さて、ここは助けに行くべきか、枯花のフォローを優先すべきか)」



 試行時間、0.3秒。



「よし、どっちもやるか」

リレー小説「枯花×白鯨の合作!!」

*作者名
*文章

文字装飾ボタン使い方

0文字

作者メッセージ
公開状態

チェックを入れると小説が非公開になります。
*パスワード

※このパスワードは、あなたがこのリレー小説で執筆した作品にのみ適用されるパスワードです。他のユーザーと共有しないでください。
送信前に、パスワードにお間違いが無いかよくご確認ください。