文字サイズ変更

初恋の相手は私の教育係

#1

1 私の教育係

 私には初めて好きになった人がいる。彼は私よりも1個年上で、運動神経が抜群だった。勉強はそこそこだった、らしい。
 
 彼が好きになったのは、高校1年生のとき。私は、彼が所属している部活のマネージャーをやることになった。私は、緊張して、うつむいていたとき、誰かが話しかけてくれた。

 話しかけてくれた人は、彼だった。それから仲良くなって、よく話すようになった。
 
 そのうち、私は彼を好きになった。私の初恋の相手となったのだ。だが、こんな私が彼にアプローチとやらいうものをできるわけがなかった。

 バレンタインのとき、思い切ってチョコをあげようとしたが、あげることが出来なかった。
 
 そして、彼は部活を引退し、卒業した。私は1度期待したことがある。もしかしたら、私のこと好きなのかも、と。だが、告白も何もなく、私の恋はすぐ散ってしまった。
 
 それから、「期待する」ことをやめた。期待したところで期待通りにはならない。だから、期待して傷つくくらいなら、最初から期待しない、と心に決めたのだ。
 
 心に決めてから、6年が経ち、私は大学を卒業し、一般企業の会社に入社した。

「初めまして。[漢字]三澄柚月[/漢字][ふりがな]みすみゆずき[/ふりがな]です。よろしくお願いします」
 
 挨拶というのはとても緊張する。みんながこっちを向いていて、汗が滲み出てくる。

 
 部長さんから、教育係を紹介された。

「三澄さんの教育係を担当する、[漢字]雨宮[/漢字][ふりがな]あまみや[/ふりがな]くんです」

「雨宮です」

「三澄です。よろしくお願いします」

「こちらこそ、よろしくお願いします」

 私は教育係を担当する人の名前を聞いたとき、なにか心に違和感を感じた。どこかで聞いたことがある苗字。なぜこんなにも聞き覚えがあるのだろうか。

作者メッセージ

次の話もぜひ読んでください…!

2023/09/09 07:29

潮風
ID:≫ 5sa13MtST8WYg
コメント

この小説につけられたタグ

#恋愛 #初連載 

通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

どういった部分が元作品と類似しているかを具体的に記入して下さい。

※できるだけ具体的に記入してください。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
タイトル
URL

この小説の著作権は潮風さんに帰属します

TOP