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月になった君に伝えたい

#1

プロローグ

僕には幼馴染がいた。優しくて明るくて、常に一緒だった。

保育園も小学校も中学校も高校も一緒だった。

なのに、ある日離れ離れになった。一生会うことが出来なくなった。

伝えたいことも伝えられぬまま。

ずっと後悔していた。伝えられなかったことを。

なぜ、もう少し早く伝えなかったのか、と。

落ち込んでいた僕に、君は突然やって来た。

最初は、君だと分からなかった。

だって、顔が全く違うんだから。

でも、喋り方も明るさも雰囲気も、君そのものだった。

君が来てくれなかったら、僕はずっと落ち込んだままだったと思う。

本当にありがとう。会いに来てくれて。

もっと、一緒にいたかった。早すぎるよ。

でも、君は僕にもう泣くなと言った。

だから、僕はもう泣かない。

君も泣かなかったよね。あの時以外は。

君は自分は強くないと言うけれど、僕は強いと思う。

僕なんて、いつまでもウジウジして、何も踏み出さなかった。

でも、君はいつも僕を僕らを引っ張ってくれた。

だから、君は強い。僕はそう思う。

勇気を出して君は伝えてくれた。僕に。

だから、僕も伝えるよ。伝えられなかったことを。
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2023/10/10 15:11

潮風
ID:≫ 5sa13MtST8WYg
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#月 #恋愛

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