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高校生探偵フブキの事件帖 〜桜吹雪に呑まれた真相〜

#3

事件の匂いは突然に

【では、これにて入学式を終わります。歓迎会の準備をします。司会を生徒会に引き継ぎます】

ん〜、目の前の人なんか面白いな〜!
さっきから色々考えてるみたいだし、上ぼんやり見てたり。
人間観察なんかしてたらすぐ時間経っちゃうな…

僕は雪羽 風舞輝。
今ね、目の前の同級生の観察中なんだ!

ん?なんでって…何か面白そうだったからだよ!

そんな感じで人間観察をしていると、目の前が真っ暗になって、ステージの方に光が集中した。

【司会進行代わりました!ここからは生徒会が歓迎会を行います!まずは漫才!3年B組のキミ、カモーン!】

皆はわぁーって盛り上がったけど、僕は大して興味なし。
ってことで人間観察続行!

僕は再び講堂の全体を見渡した。
その時、僕は衝撃的なものを見た。

たくさんの新入生が連れて行かれてる。
体調不良者のように担架で運ばれているのだ。
最初、僕はそれをアリの行列を見るような目を見ていた。
単純に興味があった。
何かの感染症だろうか?
どちらにしろ、只事でないことは確かだった。

でも、さっき宣言してた生徒も連れて行かれていた。
そんなこと…あり得る?

まあ、ライトが当たれば分かる話。

さて、発表も中盤という所で先生がざわついてきた。

どうやら、これは誘拐という事件性を持った話らしい。
ウワー、ミステリー小説の展開じゃんと心の中でちょっと興奮する。

教師たちが小声で話していた会話も、気がつけば生徒の中で広がっている。
そりゃそうだろう。あんなにいた新入生がごっそり少なくなっていれば気が付かない者は居ない。
保健室を見回った教師が焦り気味には体育館に来る。
なんと保健室には生徒が居ないらしい。

何か面白い展開になってきたと思い、僕は目の前の男子生徒に話しかけた。
これが運命的な出会いになるなんて思ってもなかった。
ただ直感、偶然で話しかけた。

「ねえキミ、新入生の事件聞いた?」

「ああ、今先生が色々確認中のだろ?…ってお前!と、隣のクラスの雪羽…」

「そうそう、雪羽風舞輝だよ〜!よろしく!」

なんか、厄介な人に話しかけられたって顔してるな〜…うーん…
女子以外はだいたいこんな反応するんだよな…まあ面白いんだけど!

「誰がお前みたいな奴とよろしくするか!」

「へ〜、なんかキミってイガグリみたいだね!イガちゃんだ!仲良くしようね!」

「人の話を聞け!後俺はイガグリじゃ無ぇ!イガちゃんとか変な名前つけんな!俺は春野 港だ!覚えとけ」

「うんうん、覚えた覚えた!春野イガちゃんね!」

「テ、テメェ!喧嘩売ってんのかよ!」

「だってだって、イガグリみたいにツンツンじゃん?
   ま、流石に冗談だって〜!ミナトくんね!覚えたよ〜?」

なんか、いじりがいがある。何かいい感じ!
僕は彼を気に入ったから、あることに誘った。

「ねぇねぇミナトくん、体育館の外行ってみようよ〜!」

「は、はぁ?お前まじで言ってんの?絶ってぇ目立つ!てか何で出会って3分も経たない奴と一緒に…」

「じゃあ3分待てばいいの?カップラーメンみたいだね!」

「バカにすんじゃねぇぞ…」

「はいはい!怒ってばかりの男の子はモテないよ〜?」

「モテるやつに一番言われたくねえんだよそのセリフ!」

こんな小競り合いを続けること3分。

「あ、3分経った!早く行こ!」

「ああ?え、ちょ待て!どうやって抜けるんだよ!」

「え〜?決まってるじゃん。走るんだよ!走るの!」

「ちょ、じゃあゴリ押しってことかよ」

ミナトくんはちょっと引いた顔をして、「意外と脳筋野郎だな…」と付け加えた。

「ちったぁまともな言い訳思いつかない訳?」

「例えば?」

「例えばって…トイレ行きたいとか…?」

「そっか!ありがと!」

じゃあ出発!と僕はミナトくんの手を引っ張って走り出した。

「や、ちょ、いきなり!待てったら!」


当然の如く、教師から「どこへ行くんだ!」と怒鳴られた。

「ええと…トイレ行ってきます!」

と笑顔で宣言しながら走り抜ける。
ミナトくんは、

「誰がこんな楽しそうにトイレまで行くかぁぁぁぁ」と叫んでいた。


ま、いっか!何だか今とっても楽しいし!

2024/01/08 07:15

きゃらめるなっつ。
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