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初心者文章です。
実際の人物・団体・建物・事件・ニュース・地名などには関係ありません。
桜吹雪舞う4月。
ここ、[漢字]浜桜高校[/漢字][ふりがな]はまさくらこうこう[/ふりがな]では、入学式が行われる。
「今日から私たち、この学校で勉強できるんだね!」
「勉強頑張った甲斐があるよ。ここの制服マジ可愛いしおしゃれな設備も多くてサイコー!」
新入生たちが続々と学校へ入ってくる。
先程の新入生たちが話していた通り、この学校では最先端の設備が一通り揃っている。
広い講堂やカフェテリア、学園祭を行う広い中庭などがその例だろう。
制服も県の中では一番と呼ばれるほど自由度が高く、髪色、アクセ、ピアス等も決められていない。
それでいて学力が高すぎる進学校という訳でもない私立高校なので、近年は入学志望者が絶えない。
流石に学力試験はあるのだけれども…
場所は移って2階の教室へ。
教室は古き良き日本の学校というのが正しいだろう。
ここでは、男性教諭が今日一日の説明をしていた。
「これから、新入生が入学してくる。いくら校則は自由と言えども、しっかり新入生の見本となるように行動すること」
男性教諭が説明を続ける。
すると、生徒のうちの一人がヒソヒソ話し始めた。
「見ろよアイツ。変なやつだよな、朝からずっと寝てる」
教室の席の端では、顔の整った茶髪の生徒がうとうと眠っていた。
それを聞いた女子生徒の一人が反応して、
「はぁ?アンタ達ねぇ、フブキ様のこと知らないの?」
と若干怒り気味で言った。
「い、いや誰だよ…」
「フブキ様はフブキ様よ!あの天才イケメンフブキ様!」
「は、はぁ?知らねぇよそんな奴…お前ら馬鹿じゃねぇの?」
その男子の言葉が気に入らなかったのか、クラスの殆どの女子が男子生徒に敵対の目を向ける。
「何よアンタ」
「フブキ様を馬鹿にする気?」
と。
それに気がついた男性教諭が、「ほら、雪羽起きろ。周りの奴らも騒ぐな」と指摘した。
「アンタのせいで怒られたじゃない」と女子生徒が小突く。
すると、男子生徒は「うるせーよ」と叫んだ。
それに応戦するように周りの女子も、「何なの?」という視線を向ける。
「フブキ様の魅力を知らないなんて見損なったわ」
「出会って1日のやつに言われたくねぇよ!」
男子生徒と女子生徒の言い争いは白熱して、もはや戦争の如く言葉の弾丸が撃ち合われている。
我慢の限界であろう男性教諭の眉間にピキっとシワが入り、
「お前ら…いい加減にしろ!」と喝が入った。
フブキ様、フブキ様と女子が絶えず言っている生徒。
それは、[漢字]雪羽風舞輝[/漢字][ふりがな]ゆきはねふぶき[/ふりがな]という男子生徒のことだ。
整った目鼻立ちにマシュマロのような優しくぼんやりした性格。
常にぼーっとしていて突拍子もない行動をするところも素敵…!
という評判の生徒だ。
ただし他の生徒からしてみれば、ただ顔が良いだけの天才変人野郎、という認識らしい。
もっぱら本人もモテている気はしているが彼女は作らない主義
(理由は好きなことに時間が使えなくなるからである)で、
そして恋愛には全くと行っていいほど興味がない。
それでいてモテるような言動をするため、男子からは格好の恨みと妬みの的となっている。
趣味は人間観察。人のことをいじるのが好きな若干S気質…?な所も女子に人気の理由らしい。
しかしこれに関しては本人全く自覚はないのが厄介なところである。
本人はたまにド天然な事をしたり、思ったりする。
そのため現在も、「お昼寝の時間邪魔されちゃった」くらいにしか思っていないだろう。
「はぁ…入学式では静かに頼むぞ」
男性教諭がため息を付いて、生徒を廊下に並ばせる。
これが、とある事件の幕開けであるとは知らずに…
ここ、[漢字]浜桜高校[/漢字][ふりがな]はまさくらこうこう[/ふりがな]では、入学式が行われる。
「今日から私たち、この学校で勉強できるんだね!」
「勉強頑張った甲斐があるよ。ここの制服マジ可愛いしおしゃれな設備も多くてサイコー!」
新入生たちが続々と学校へ入ってくる。
先程の新入生たちが話していた通り、この学校では最先端の設備が一通り揃っている。
広い講堂やカフェテリア、学園祭を行う広い中庭などがその例だろう。
制服も県の中では一番と呼ばれるほど自由度が高く、髪色、アクセ、ピアス等も決められていない。
それでいて学力が高すぎる進学校という訳でもない私立高校なので、近年は入学志望者が絶えない。
流石に学力試験はあるのだけれども…
場所は移って2階の教室へ。
教室は古き良き日本の学校というのが正しいだろう。
ここでは、男性教諭が今日一日の説明をしていた。
「これから、新入生が入学してくる。いくら校則は自由と言えども、しっかり新入生の見本となるように行動すること」
男性教諭が説明を続ける。
すると、生徒のうちの一人がヒソヒソ話し始めた。
「見ろよアイツ。変なやつだよな、朝からずっと寝てる」
教室の席の端では、顔の整った茶髪の生徒がうとうと眠っていた。
それを聞いた女子生徒の一人が反応して、
「はぁ?アンタ達ねぇ、フブキ様のこと知らないの?」
と若干怒り気味で言った。
「い、いや誰だよ…」
「フブキ様はフブキ様よ!あの天才イケメンフブキ様!」
「は、はぁ?知らねぇよそんな奴…お前ら馬鹿じゃねぇの?」
その男子の言葉が気に入らなかったのか、クラスの殆どの女子が男子生徒に敵対の目を向ける。
「何よアンタ」
「フブキ様を馬鹿にする気?」
と。
それに気がついた男性教諭が、「ほら、雪羽起きろ。周りの奴らも騒ぐな」と指摘した。
「アンタのせいで怒られたじゃない」と女子生徒が小突く。
すると、男子生徒は「うるせーよ」と叫んだ。
それに応戦するように周りの女子も、「何なの?」という視線を向ける。
「フブキ様の魅力を知らないなんて見損なったわ」
「出会って1日のやつに言われたくねぇよ!」
男子生徒と女子生徒の言い争いは白熱して、もはや戦争の如く言葉の弾丸が撃ち合われている。
我慢の限界であろう男性教諭の眉間にピキっとシワが入り、
「お前ら…いい加減にしろ!」と喝が入った。
フブキ様、フブキ様と女子が絶えず言っている生徒。
それは、[漢字]雪羽風舞輝[/漢字][ふりがな]ゆきはねふぶき[/ふりがな]という男子生徒のことだ。
整った目鼻立ちにマシュマロのような優しくぼんやりした性格。
常にぼーっとしていて突拍子もない行動をするところも素敵…!
という評判の生徒だ。
ただし他の生徒からしてみれば、ただ顔が良いだけの天才変人野郎、という認識らしい。
もっぱら本人もモテている気はしているが彼女は作らない主義
(理由は好きなことに時間が使えなくなるからである)で、
そして恋愛には全くと行っていいほど興味がない。
それでいてモテるような言動をするため、男子からは格好の恨みと妬みの的となっている。
趣味は人間観察。人のことをいじるのが好きな若干S気質…?な所も女子に人気の理由らしい。
しかしこれに関しては本人全く自覚はないのが厄介なところである。
本人はたまにド天然な事をしたり、思ったりする。
そのため現在も、「お昼寝の時間邪魔されちゃった」くらいにしか思っていないだろう。
「はぁ…入学式では静かに頼むぞ」
男性教諭がため息を付いて、生徒を廊下に並ばせる。
これが、とある事件の幕開けであるとは知らずに…