ゼルダ色々書きたいもの
#1
スパコガ 嫉妬
タイトルの通りスパコガの嫉妬です!厄災の黙示録で、エンディング後スッパが生存しており、(原作でも生存しているかもしれないけど!きっとしている!そうだスッパは生きてる!)すでに付き合ってるスパコガ時空です。コーガ様が嫉妬します。スパコガとメインじゃないけどリンミファ(既婚)要素とキャラ崩壊とネタバレ注意です。既プレイ推奨です。
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「はい、これ王家からの物資ね。姫のご厚意に感謝してよ?」
リンクは笑みを浮かべて荷車をスッパに手渡した。
厄災ガノンがいなくなり、ハイラルには平和が訪れた。と同時に、ガノンに忠誠を誓っていたイーガ団は意気消沈し、一時期縮んで消えると思われたが、コーガ様とスッパ含める筆頭幹部により今は無事いち組織として活動を続けられている。
だが、忠誠を誓っていた彼らにも厄災の手は及んだため、こうして復興用の物資が王家から送られてきたのだ。
「ああ、そうでござるな」
リンクは目を輝かせ、自分が忠誠を誓う姫について語り出した。
「そう!姫は優しいし、強いし、かっこいいし、美人だよ。みんなあの姫が言うことならなんでも従う。あのガーディアンのことだって、今治してあげようと奮闘してるんだからね」
「……リンク殿は、姫君に気があるのでござるか」
「いいや?だって俺にはミファーがいるし。あっ、そういえば、ミファーがこの前シドと……」
「惚気は心優しき姫君に頼めば良いでござろう。姫君に助かったとお伝えください」
「ちょっと!」
「…ふ」
「笑うな!こいつー」
リンクが拳をスッパの方へ繰り出し、スッパがひょいと避けてまた少し笑う。
スッパがこうして笑って軽口を言えるようになったのは、皮肉かもしれないがガノンがいなくなったおかげかもしれない。
………それはいい。嬉しい。
だが!!
問題は!!
スッパが!!
このコーガ様を差し置いてリンクなんかとキャッキャしていることだぁ!!
(例のコーガ様のBGM開始)
全くあの青二才のどこがいいのか!
ていうかスッパは俺様と付き合ってるはずだろ!
あの時俺様めちゃくちゃ恥ずかしかったんだからな!!
あいついつまでも変なとこ鈍感で、はっきり言わないと気づかなくて!!
ああ、もうあの時のことはいい!
とりあえず目の前のスッパたちに集中だ!
あ!!スッパ今目閉じて笑ったな!!
いくら仮面してろうが、わかるぞ!俺様には!!
イーガ団総長であり!唯一無二のコーガ様であり!何よりもあいつの彼氏である俺様には!!!
あいつのことは何でもわかるんだ!!
だからスッパが今本気で楽しんでることもわかる!!
でもスッパが本気で楽しめてよかった!
ほんとにあの占い師にスッパが殺されかけた時はどうしようかと思った!!
こうして笑ってるところを見たら俺様もなんだか幸せな気持ちになる!!
が!!!
リンクがうらやましいもんはうらやましい!!
いやあいつだって頑張ってるが!
ただでさえ才能で超強いのに毎日努力を怠らず!王族でもないのにハイラルの民の親身になり!
俺様もあいつのこと結構好きだが!!
それは!俺様とスッパが付き合ってるのとはまた違うやつだろ!!
あーもう!ここでうだうだ言ってもしょうがねぇ!!
でもスッパが楽しそうだからな………
でもやっぱりムカつく!!
スッパのこと独り占めしたい!!
だって……スッパのこと好きだし。
リンクとスッパが笑い合い、荷車を側に置いて楽しそうに過ごしていた頃。
スッパが忠誠を誓い、愛を抱く交際相手であるコーガがずかずかとその部屋にやってきた。
体や動作からコーガは無意識だが嫉妬が漏れ出ている。
リンクはそれに気づいていたが言わなかった。きっと話し始めた頃からずっと感じていた視線の原因はコーガなのだろう。
「コーガ様。ご気分はどうでございましょうか。」
スッパがそっと跪く。
「ま、ふつーだな。お前は?リンクになんかされてねーか?」
「お気遣いありがとうございます。特にされてはございません」
(あれ)
リンクは心の中でそっと呟いた。てっきり、コーガの口からすごい勢いで嫉妬が飛び出るかと思っていたのだ。
意外にも静かなその声にリンクは少し拍子抜けしながらもコーガに羽ペンと物資の内容が書いてある紙を差し出した。
「あっ、コーガ様じゃん。コーガ様もここにサイン、チェッキーね」
リンクがプルアの真似をして顔の横でポーズをとる。それだけでスッパがふっと笑むのがコーガには分かった。
どうやら今までプルアを筆頭とするシーカー族のことを話していたらしい。
「あぁ、スッパ」
「何用でしょうか」
「そーいや、お前あと五分で新人の訓練指導だぞ。南棟の方だけど、今から移動で大丈夫かー?」
「……!!申し訳ございません。未熟にも忘れておりました。直ぐに移動いたします」
「おお。珍しいな。俺様が移動してやっから」
「ありがとうございます。ご厚意感謝いたします。では、リンク殿。わざわざ悪いでござったな」
「いやいやー。どうせ暇だし。訓練指導がんばってね」
スッパが答える前に、コーガの術式でコーガとスッパが転送された。
はら、と舞う赤い印をガーディアンのような蒼い目で追いながらリンクはふっと笑った。
「惚気はそっちだよ。……もう帰っていいよね。お腹すいたなぁ」
「…………スッパ」
「…はい」
コーガとスッパは、訓練指導場所である南棟とはほぼ真逆と言ってもいい総長室にいた。
……スッパは、主がリンクに嫉妬していることを知っていた。
「俺様が何を言おうとしてるかわかるか」
「これからは早く訓練に行け、でございましょうか」
「違う」
「もう戦わないとはいえ勇者などと気安く話すな、でございましょうか」
「………そう」
「……」
「……………」
「……………………」
「何か言えや」
「申し訳ございません。………」
ふっと笑うスッパに、コーガは猫が噛み付くようにスッパを睨んだが、その目は決して厳しくなかった。
「なんだっ!」
「……主が愛しすぎると言うのも困りものでござりますな」
「…………は?」
コーガは脳内で言葉の意味を解析するのに必死だった。
(い、愛し、すぎる…?)
コーガは言葉の意味を理解しようとするたび、体温が上がっていくのを感じた。
「………は!?はっ!!?」
真っ赤になって思わずスッパから離れる。
スッパはそれに気づいていないようなふりをして話し続けた。
「嫉妬していただけることがこのように喜ばしいとは存じておりませんでした」
コーガはやっとことの重大さに気づいた。
スッパに嫉妬していたことがバレたのだと気づいた。
「………お前は、俺様のもんだろ」
コーガがスッパの方を少しだけ向いてつぶやくと、スッパはまたふっと笑ってコーガに近づいた。
コーガは思わず後ずさろうとしたが、後ろは壁だった。
そして、自分より少し低い位置にある主の仮面に書いてある逆さまの眼を見、しっかりと抱きしめた。
「………なっ!!??おま、え、何すん、」
スッパは絶え間なく聞こえるコーガの心臓の音に耳を傾けながら言った。
「心配されなくても、拙者は絶対に貴方様のものでござります。…コーガ様」
「………ふん!当然だ!」
コーガは開き直ってスッパの胸に顔を埋めた。
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「はい、これ王家からの物資ね。姫のご厚意に感謝してよ?」
リンクは笑みを浮かべて荷車をスッパに手渡した。
厄災ガノンがいなくなり、ハイラルには平和が訪れた。と同時に、ガノンに忠誠を誓っていたイーガ団は意気消沈し、一時期縮んで消えると思われたが、コーガ様とスッパ含める筆頭幹部により今は無事いち組織として活動を続けられている。
だが、忠誠を誓っていた彼らにも厄災の手は及んだため、こうして復興用の物資が王家から送られてきたのだ。
「ああ、そうでござるな」
リンクは目を輝かせ、自分が忠誠を誓う姫について語り出した。
「そう!姫は優しいし、強いし、かっこいいし、美人だよ。みんなあの姫が言うことならなんでも従う。あのガーディアンのことだって、今治してあげようと奮闘してるんだからね」
「……リンク殿は、姫君に気があるのでござるか」
「いいや?だって俺にはミファーがいるし。あっ、そういえば、ミファーがこの前シドと……」
「惚気は心優しき姫君に頼めば良いでござろう。姫君に助かったとお伝えください」
「ちょっと!」
「…ふ」
「笑うな!こいつー」
リンクが拳をスッパの方へ繰り出し、スッパがひょいと避けてまた少し笑う。
スッパがこうして笑って軽口を言えるようになったのは、皮肉かもしれないがガノンがいなくなったおかげかもしれない。
………それはいい。嬉しい。
だが!!
問題は!!
スッパが!!
このコーガ様を差し置いてリンクなんかとキャッキャしていることだぁ!!
(例のコーガ様のBGM開始)
全くあの青二才のどこがいいのか!
ていうかスッパは俺様と付き合ってるはずだろ!
あの時俺様めちゃくちゃ恥ずかしかったんだからな!!
あいついつまでも変なとこ鈍感で、はっきり言わないと気づかなくて!!
ああ、もうあの時のことはいい!
とりあえず目の前のスッパたちに集中だ!
あ!!スッパ今目閉じて笑ったな!!
いくら仮面してろうが、わかるぞ!俺様には!!
イーガ団総長であり!唯一無二のコーガ様であり!何よりもあいつの彼氏である俺様には!!!
あいつのことは何でもわかるんだ!!
だからスッパが今本気で楽しんでることもわかる!!
でもスッパが本気で楽しめてよかった!
ほんとにあの占い師にスッパが殺されかけた時はどうしようかと思った!!
こうして笑ってるところを見たら俺様もなんだか幸せな気持ちになる!!
が!!!
リンクがうらやましいもんはうらやましい!!
いやあいつだって頑張ってるが!
ただでさえ才能で超強いのに毎日努力を怠らず!王族でもないのにハイラルの民の親身になり!
俺様もあいつのこと結構好きだが!!
それは!俺様とスッパが付き合ってるのとはまた違うやつだろ!!
あーもう!ここでうだうだ言ってもしょうがねぇ!!
でもスッパが楽しそうだからな………
でもやっぱりムカつく!!
スッパのこと独り占めしたい!!
だって……スッパのこと好きだし。
リンクとスッパが笑い合い、荷車を側に置いて楽しそうに過ごしていた頃。
スッパが忠誠を誓い、愛を抱く交際相手であるコーガがずかずかとその部屋にやってきた。
体や動作からコーガは無意識だが嫉妬が漏れ出ている。
リンクはそれに気づいていたが言わなかった。きっと話し始めた頃からずっと感じていた視線の原因はコーガなのだろう。
「コーガ様。ご気分はどうでございましょうか。」
スッパがそっと跪く。
「ま、ふつーだな。お前は?リンクになんかされてねーか?」
「お気遣いありがとうございます。特にされてはございません」
(あれ)
リンクは心の中でそっと呟いた。てっきり、コーガの口からすごい勢いで嫉妬が飛び出るかと思っていたのだ。
意外にも静かなその声にリンクは少し拍子抜けしながらもコーガに羽ペンと物資の内容が書いてある紙を差し出した。
「あっ、コーガ様じゃん。コーガ様もここにサイン、チェッキーね」
リンクがプルアの真似をして顔の横でポーズをとる。それだけでスッパがふっと笑むのがコーガには分かった。
どうやら今までプルアを筆頭とするシーカー族のことを話していたらしい。
「あぁ、スッパ」
「何用でしょうか」
「そーいや、お前あと五分で新人の訓練指導だぞ。南棟の方だけど、今から移動で大丈夫かー?」
「……!!申し訳ございません。未熟にも忘れておりました。直ぐに移動いたします」
「おお。珍しいな。俺様が移動してやっから」
「ありがとうございます。ご厚意感謝いたします。では、リンク殿。わざわざ悪いでござったな」
「いやいやー。どうせ暇だし。訓練指導がんばってね」
スッパが答える前に、コーガの術式でコーガとスッパが転送された。
はら、と舞う赤い印をガーディアンのような蒼い目で追いながらリンクはふっと笑った。
「惚気はそっちだよ。……もう帰っていいよね。お腹すいたなぁ」
「…………スッパ」
「…はい」
コーガとスッパは、訓練指導場所である南棟とはほぼ真逆と言ってもいい総長室にいた。
……スッパは、主がリンクに嫉妬していることを知っていた。
「俺様が何を言おうとしてるかわかるか」
「これからは早く訓練に行け、でございましょうか」
「違う」
「もう戦わないとはいえ勇者などと気安く話すな、でございましょうか」
「………そう」
「……」
「……………」
「……………………」
「何か言えや」
「申し訳ございません。………」
ふっと笑うスッパに、コーガは猫が噛み付くようにスッパを睨んだが、その目は決して厳しくなかった。
「なんだっ!」
「……主が愛しすぎると言うのも困りものでござりますな」
「…………は?」
コーガは脳内で言葉の意味を解析するのに必死だった。
(い、愛し、すぎる…?)
コーガは言葉の意味を理解しようとするたび、体温が上がっていくのを感じた。
「………は!?はっ!!?」
真っ赤になって思わずスッパから離れる。
スッパはそれに気づいていないようなふりをして話し続けた。
「嫉妬していただけることがこのように喜ばしいとは存じておりませんでした」
コーガはやっとことの重大さに気づいた。
スッパに嫉妬していたことがバレたのだと気づいた。
「………お前は、俺様のもんだろ」
コーガがスッパの方を少しだけ向いてつぶやくと、スッパはまたふっと笑ってコーガに近づいた。
コーガは思わず後ずさろうとしたが、後ろは壁だった。
そして、自分より少し低い位置にある主の仮面に書いてある逆さまの眼を見、しっかりと抱きしめた。
「………なっ!!??おま、え、何すん、」
スッパは絶え間なく聞こえるコーガの心臓の音に耳を傾けながら言った。
「心配されなくても、拙者は絶対に貴方様のものでござります。…コーガ様」
「………ふん!当然だ!」
コーガは開き直ってスッパの胸に顔を埋めた。