今日は夜ご飯の後のデザートの煎餅、みかん、ヨーグルト(中1女子にしては食い過ぎ案件)が一番うまいと思ったので、これを「大学に泊まることになったハムニカとチョビ」に食べてもらいます。
それではどうぞ!
「お、サンキュ」
二階堂はハムテルから手渡されたヨーグルトとスプーンを片手で取った。
「なんだその取り方」
ヨーグルトとスプーンを片手で同時にとったせいで、指の形が変になっている。
「これうまいやつじゃん!ありがとなハムテル〜」
「たまたまあったやつだよ」
「そうだろうな。でも俺これほんとに好きなんだよなー」
ビリッ、と、二人が同時にヨーグルトの蓋を開ける音が、蛍光灯の光で満たされた教室に響く。
「んー、うま!」
二階堂が本当に美味しいと思っていると一目でわかる表情をする。
「そんな好きなのか?これ」
ハムテルが怪訝そうに言う。
「好きなんだよ!」
笑顔で言う二階堂に、ハムテルは少しだけ表情に照れを見せた。
チョビが、あら、とでも言うように前足を顔の方に持ってくる。
「好きとかそう言うこと、あんまそう言う顔で言わない方がいい」
「は!?俺が気持ち悪いって言うのか」
「そう言うことじゃない。逆」
「は…っ!?」
二階堂の顔が一瞬で赤く染まった。
ハムテルと違い、こちらはどんな遠回しな愛情表現でも額面通り受け取ってすぐに照れる。
チョビが二階堂の足元に寄ってきた。
くれたら食べてもいい、と言うハムテルの教え通り、二階堂がくれるのを待っているのだ。
「チョビ、これはあげられないぞ。その代わり、みかんをやろう」
「二階堂、精神的に強くなったな」
「どうも。」
ヨーグルトを(特に二階堂が)味わって食べたつもりが、あっという間に消えてしまった。
「ハムテル、みかんやる」
二階堂は、さっきの約束通りにチョビにあげるためのみかんの皮を剥きながらハムテルにみかんを手渡した。
「ん」
ハムテルはみかんを受け取り、皮を剥き始めた。
「え、ハムテルお前なんだその剥き方!!」
二階堂が笑いながら言った。
ハムテルの手には、りんごの皮を包丁を使って剥いたようなぐるぐる巻きのみかんの皮があった。
ハムテルはムッとしたように、「我が家はみんなこうだ」と言った。
「みかん剥くような人間ハムテルとおばあさんしかいないけどな?」
二階堂はみかんをざくっと四つくらいの塊に分けて、チョビの口に塊を4回に分けて入れてやった。
ハムテルは、小粒だがちゃんと一粒一粒食べている。
「お上品だな、お前は」
二階堂がチョビにあげ終わった。
ハムテルは小粒を一粒一粒食べているせいで時間がかかっている。
二階堂が煎餅の袋をビッ、と開けた。
バリッ、とおいしそうな音が響き渡る。
「お前は開けるのが早いな」
ハムテルはやっと煎餅に手を伸ばしながら言った。
「ほはへはほほふへほはは」
「食い終わって話してくれないか」
ハムテルがそう言った後、はっと笑い出す。
「ははははっ」
「!?」
二階堂は噛みながら驚いている。
チョビも二階堂から煎餅のかけらを受け取りながらハムテルの方を見た。
「はははははっ、二階堂、お前は可愛いな」
爽やかな笑顔で言われて、噛み終わった二階堂はまた真っ赤になった。
でも、ハムテルの笑い声に釣られて笑い出した。
「はははははっ!」
「あははは、はははっ」
いつまでも、いつまでも、ハムテルたちは笑い続けた。
暗い校舎に一つ蛍光灯の灯ったこの部屋のように、いつまでもこの部屋を照らし続けた。
今日のヨーグルトとみかんと煎餅は、たまらなく美味しかった。
それではどうぞ!
「お、サンキュ」
二階堂はハムテルから手渡されたヨーグルトとスプーンを片手で取った。
「なんだその取り方」
ヨーグルトとスプーンを片手で同時にとったせいで、指の形が変になっている。
「これうまいやつじゃん!ありがとなハムテル〜」
「たまたまあったやつだよ」
「そうだろうな。でも俺これほんとに好きなんだよなー」
ビリッ、と、二人が同時にヨーグルトの蓋を開ける音が、蛍光灯の光で満たされた教室に響く。
「んー、うま!」
二階堂が本当に美味しいと思っていると一目でわかる表情をする。
「そんな好きなのか?これ」
ハムテルが怪訝そうに言う。
「好きなんだよ!」
笑顔で言う二階堂に、ハムテルは少しだけ表情に照れを見せた。
チョビが、あら、とでも言うように前足を顔の方に持ってくる。
「好きとかそう言うこと、あんまそう言う顔で言わない方がいい」
「は!?俺が気持ち悪いって言うのか」
「そう言うことじゃない。逆」
「は…っ!?」
二階堂の顔が一瞬で赤く染まった。
ハムテルと違い、こちらはどんな遠回しな愛情表現でも額面通り受け取ってすぐに照れる。
チョビが二階堂の足元に寄ってきた。
くれたら食べてもいい、と言うハムテルの教え通り、二階堂がくれるのを待っているのだ。
「チョビ、これはあげられないぞ。その代わり、みかんをやろう」
「二階堂、精神的に強くなったな」
「どうも。」
ヨーグルトを(特に二階堂が)味わって食べたつもりが、あっという間に消えてしまった。
「ハムテル、みかんやる」
二階堂は、さっきの約束通りにチョビにあげるためのみかんの皮を剥きながらハムテルにみかんを手渡した。
「ん」
ハムテルはみかんを受け取り、皮を剥き始めた。
「え、ハムテルお前なんだその剥き方!!」
二階堂が笑いながら言った。
ハムテルの手には、りんごの皮を包丁を使って剥いたようなぐるぐる巻きのみかんの皮があった。
ハムテルはムッとしたように、「我が家はみんなこうだ」と言った。
「みかん剥くような人間ハムテルとおばあさんしかいないけどな?」
二階堂はみかんをざくっと四つくらいの塊に分けて、チョビの口に塊を4回に分けて入れてやった。
ハムテルは、小粒だがちゃんと一粒一粒食べている。
「お上品だな、お前は」
二階堂がチョビにあげ終わった。
ハムテルは小粒を一粒一粒食べているせいで時間がかかっている。
二階堂が煎餅の袋をビッ、と開けた。
バリッ、とおいしそうな音が響き渡る。
「お前は開けるのが早いな」
ハムテルはやっと煎餅に手を伸ばしながら言った。
「ほはへはほほふへほはは」
「食い終わって話してくれないか」
ハムテルがそう言った後、はっと笑い出す。
「ははははっ」
「!?」
二階堂は噛みながら驚いている。
チョビも二階堂から煎餅のかけらを受け取りながらハムテルの方を見た。
「はははははっ、二階堂、お前は可愛いな」
爽やかな笑顔で言われて、噛み終わった二階堂はまた真っ赤になった。
でも、ハムテルの笑い声に釣られて笑い出した。
「はははははっ!」
「あははは、はははっ」
いつまでも、いつまでも、ハムテルたちは笑い続けた。
暗い校舎に一つ蛍光灯の灯ったこの部屋のように、いつまでもこの部屋を照らし続けた。
今日のヨーグルトとみかんと煎餅は、たまらなく美味しかった。