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わたし 、 えらいから 。

教室の空気は 、 今日も同じだった 。

窓際の席 、 三列目 。

あたしの机だけ 、 少し離れてるみたいに感じるのは気のせいじゃない 。

「 ねえ 、 また無視しよ 」

誰かの声 。

小さくて 、 でもわざと聞こえるような声 。

あたしはペンを持つ手を止めない 。


ノートに並ぶ文字だけが 、 あたしの味方みたいだった 。

名前を呼ばれない日々 。

存在してるのに 、 いないことにされる毎日 。

最初は 、 理由を探してた 。

何が悪かったんだろう 、 どこで間違えたんだろうって 。

でも 、 途中で気づいた 。

たぶん理由なんてなかった 。

そこに“あたし”がいたから 。

「 キモい 」

「 うざ 」

「 消えろ 」

直接言われることもあれば 、 黒板に書かれてることもあった 。

笑い声が重なるたびに 、 心のどこかが少しずつ削れていく 。

それでも 、 あたしは毎日学校に来た 。

休めば楽になるって 、 わかってた 。

逃げればいいって 、 何度も思った 。

でも――

「 逃げなかったあたしって 、 ちょっと偉くない? 」

誰もいない帰り道で 、 ぽつりとつぶやく 。

自分で自分を褒めるしかなかった 。

だって 、 誰も褒めてくれないから 。

ある日 、 クラスの中心にいる子があたしの机を蹴った 。

「 なんで来てんの? 」

その一言は 、 今までで一番まっすぐ刺さった 。

あたしは少しだけ考えてから 、 答えた 。

「 来ちゃダメな理由 、 あるの? 」

一瞬だけ 、 空気が止まった 。

笑い声も 、 ざわめきも 、 全部消えたみたいだった 。

その子は 、 顔をしかめて何も言わなかった 。

それだけだった 。

何かが劇的に変わったわけじゃない 。

次の日も 、 また同じように無視された 。

でも 、 少しだけ違った 。

あたしの中で何かが変わっていた 。

傷ついてるのに 、 立ってる自分 。

泣きそうなのに 、 ここにいる自分 。

「 世界で1番偉かったよね 、 あたし 」

誰にも聞こえない声で 、 もう一度つぶやく 。

たぶん 、 誰も認めてくれない 。

たぶん 、 これからも楽にはならない 。

それでも 。

あたしだけは 、 知ってる 。

あたしが 、 どれだけ頑張ってここにいるか 。

だから今日も 、 教室のドアを開ける 。

誰も歓迎しない場所へ 。

それでも 、 自分の足で 。

作者メッセージ

いじめする人って神経どうなってるの?

2026/07/26 13:43

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いじめいじめ、ダメ絶対ゆろねのーと

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