閲覧前に必ずご確認ください
パクリ 、 真似 などは 一切 しておりません ! また 、 似たような ものを 見つけた場合 即注意させて 頂きます 。
配信開始 、 数秒前 。
《 待機〜 》
《 今日はコラボ!? 》
《 二子里って子と柚月? 》
カウントが落ちていく 。
3
2
1—— 。
ぱっと 、 画面が開く 。
「 走って!笑って!全力太陽娘!音色柚月ですっ! 」
《 きた! 》
《 キャプテン! 》
いつものように 、 まっすぐな声 。
でも今日は 、 画面の端っこにもうひとり影が映っていた 。
「 どうも!二子里でーす! 」
その影が 、 するっと前に出る。
紫のツインテールが 、 ひょいっと揺れた 。
《 二子里だ! 》
《 最年少? 》
《 目でかいかわいい 》
「 [漢字]深澤[/漢字][ふりがな]ふかざわ[/ふりがな] [漢字]二子里[/漢字][ふりがな]にこり[/ふりがな]です 」
軽く手を振る 。
「 今日は 、 柚月ちゃんとコラボだよ〜 」
「 “ちゃん”……? 」
柚月が 、 少し笑う 。
「 キャプテンだよ 、 一応 」
「 うん 、 キャプテンちゃんね 」
さらっと言い切る 。
《 キャプテンちゃんw 》
《 お姉さん口調なのに最年少なのおもろい 》
《 ちゃん 》
柚月が肩をすくめる 。
「 まあいいや 」
「 今日は二子里と一緒に 、 ゆるく話しながらちょっとだけトランペットも聴けるらしいです! 」
「 ……聴ける“かも”ね 」
二子里は 、 トランペットケースにそっと手を添える 。
「 いきなり吹けって言われても 、 心の準備いるから 」
《 プロ意識 》
《 かわいい 》
《 そうね 》
柚月が 、 机の上のメモをちらっと見る 。
「 今日の流れ 、 どうする? 」
「 私が決めてもいい? 」
「 どうぞ 」
二子里は 、 カメラに向き直る 。
「 まず 、 自己紹介 」
指を一本立てる 。
「 次に 、 質問コーナー 」
もう一本 。
「 最後に 、 ちょっとだけ音を出して 、おしまい 」
《 構成ある 》
《 ちゃんとMC担当だ 》
柚月が頷く 。
「 いいね 、 それ 」
二子里は 、 ほっとしたように笑う 。
「 じゃあ改めて 」
カメラのほうへ 、 少しだけ近づく 。
「 みんなー!二子里だよ〜?よろしくね! 」
甘くて 、 少しだけ低めの声 。
最年少とは思えないくらい 、 「 慣れてる 」挨拶だった 。
《 声きれい 》
《 慣れてる感ある 》
《 さすが 》
「 私ね 」
二子里は 、 トランペットケースをぽんと軽く叩く 。
「 トランペット吹くのが好きなんだ 」
「 G C G C E〜 」
指先だけで 、 押さえ方を空中に描く 。
「 C E F G G〜♪ 」
口で 、 そっと音階をなぞる 。
《 ハトと少年!? 》
《 伝わるネタ 》
《 なんだこれ 》
柚月が笑う 。
「 音出してないのに 、 なんかすごそう 」
「 音出すのは 、 もうちょっとあとね 」
二子里は 、 少しだけ照れたように視線をそらす 。
「 あと 」
一拍置いて 。
「 私、小説家もやってる 」
「 えっ 」
柚月が 、 目を丸くする 。
「 ほんとに? 」
「 本名のときは 、 [漢字]渡辺[/漢字][ふりがな]わたなべ[/ふりがな] [漢字]愛依[/漢字][ふりがな]めい[/ふりがな]って名前でね 」
さらっと言う 。
「 ミステリーしか描かないの 」
《 え 》
《 ガチプロ? 》
《 まじ? 》
「 なんでミステリーしか描かないって? 」
自分で問いかけて 、 自分で答える 。
「 ミステリーしか描けないの 」
《 自覚あるの好き 》
《 小説読んでみたい 》
《 そのまんまw 》
柚月が頷く 。
「 じゃあさ 」
「 今日この配信から 、 この二人が出てくるミステリー 、 いつか書いてよ 」
「 ……ふふ 」
二子里は 、 少しだけ悪戯っぽく笑う 。
「 “配信中に起きる事件” ね 」
「 犯人は誰だろうね 」
《 こわ 》
《 でも読みたい 》
《 俺だあ笑 》
「 今は事件起こさないでね!? 」
柚月が 、 慌ててツッコむ 。
「 今日は平和に行こう 」
「 あ 、 そこは大丈夫 」
二子里はすぐ返す 。
「 配信 、 平和なの好きだから 」
ちょっとだけ真面目な顔 。
「 私 、 メンバーも推しも好きだし 」
「 笑ってる方がいいから 」
《 好き 》
《 こういう理由いい 》
少し間 。
柚月が 、 コメント欄を見て言う 。
「 質問来てるよ 」
《 推し誰? 》
《 なんでオーディション片っ端から受けたの 》
《 WATS? 》
「 推しはね 」
二子里は 、 ほんの少しだけ口元を隠す 。
「 秘密 」
《 絶対男性アイドル 》
《 顔がバレてる 》
《 😁 》
「 でも 」
「 “君の 、 彼氏になりたい……” 」
ぽつりと 、 クセでセリフが出る 。
「 あ 、 間違えた! 」
焦って 、 すぐ言い直す 。
「 彼女になりたい! 」
《 間違えたww 》
《 やっぱり女性向けセリフだ 》
《 ?!!!!! 》
柚月が爆笑する 。
「 今の完璧に女性向けのやつだったよね 」
「 うるさい 」
二子里は 、 頬を赤くしながら早口になる 。
「 そういうの 、 好きなんだから仕方ないでしょ 」
《 かわいい 》
《 最年少なのにお姉さんっぽい 》
《 すき 》
少し落ち着いてから 、 深呼吸 。
「 それでは 」
一拍おいて 、 MCモードに戻る 。
「 やって 、 いきま 、 しょう! 」
言いながら 、 ちょっと噛みそうになって 、 でもちゃんと言い切る 。
《 えらい 》
《 噛みかけがかわいい 》
柚月が笑って 、 トランペットケースを指す 。
「 じゃあ最後は 、 音ちょっとだけ聴かせてもらおうかな? 」
「 ……しょうがないなぁ 」
二子里は 、 少しだけ照れくさそうに肩をすくめる 。
ケースを開ける 。
銀色のトランペットが 、 ライトを受けてきらっと光る 。
「 トランペット吹きの休日吹いてって? 」
コメントが流れる 。
「 ……無理だよ 」
即答 。
「 早過ぎるよ 」
《 正直で好き 》
《 でも聴きたい 》
「 だから今日は 」
軽く息を吸う 。
「 ちょっとだけね 」
ベルを 、 カメラの少し横に向けて 。
短く 。
でもはっきりとした 、 明るいフレーズ 。
音が 、 部屋の空気を一瞬で変える 。
《 うわ 》
《 上手い 》
《 ちゃんとトランペッターだ 》
吹き終えると 、 二子里はほんの少しだけ肩で息をして 、 それから笑う 。
「 ……以上! 」
マイクに向き直る 。
「 二子里でしたー! 」
「 ばいばーい! 」
柚月もすぐに続く 。
「 今日は笑顔で帰れたかな?明日も来てね!約束! 」
画面が暗転する 。
そのあとしばらく 、コメント欄では——
《 この二人のミステリー読みたい 》
《 トランペットと小説の子、推す 》
《 読ませて 》
そんな言葉が 、 途切れずに流れ続けていた 。
《 待機〜 》
《 今日はコラボ!? 》
《 二子里って子と柚月? 》
カウントが落ちていく 。
3
2
1—— 。
ぱっと 、 画面が開く 。
「 走って!笑って!全力太陽娘!音色柚月ですっ! 」
《 きた! 》
《 キャプテン! 》
いつものように 、 まっすぐな声 。
でも今日は 、 画面の端っこにもうひとり影が映っていた 。
「 どうも!二子里でーす! 」
その影が 、 するっと前に出る。
紫のツインテールが 、 ひょいっと揺れた 。
《 二子里だ! 》
《 最年少? 》
《 目でかいかわいい 》
「 [漢字]深澤[/漢字][ふりがな]ふかざわ[/ふりがな] [漢字]二子里[/漢字][ふりがな]にこり[/ふりがな]です 」
軽く手を振る 。
「 今日は 、 柚月ちゃんとコラボだよ〜 」
「 “ちゃん”……? 」
柚月が 、 少し笑う 。
「 キャプテンだよ 、 一応 」
「 うん 、 キャプテンちゃんね 」
さらっと言い切る 。
《 キャプテンちゃんw 》
《 お姉さん口調なのに最年少なのおもろい 》
《 ちゃん 》
柚月が肩をすくめる 。
「 まあいいや 」
「 今日は二子里と一緒に 、 ゆるく話しながらちょっとだけトランペットも聴けるらしいです! 」
「 ……聴ける“かも”ね 」
二子里は 、 トランペットケースにそっと手を添える 。
「 いきなり吹けって言われても 、 心の準備いるから 」
《 プロ意識 》
《 かわいい 》
《 そうね 》
柚月が 、 机の上のメモをちらっと見る 。
「 今日の流れ 、 どうする? 」
「 私が決めてもいい? 」
「 どうぞ 」
二子里は 、 カメラに向き直る 。
「 まず 、 自己紹介 」
指を一本立てる 。
「 次に 、 質問コーナー 」
もう一本 。
「 最後に 、 ちょっとだけ音を出して 、おしまい 」
《 構成ある 》
《 ちゃんとMC担当だ 》
柚月が頷く 。
「 いいね 、 それ 」
二子里は 、 ほっとしたように笑う 。
「 じゃあ改めて 」
カメラのほうへ 、 少しだけ近づく 。
「 みんなー!二子里だよ〜?よろしくね! 」
甘くて 、 少しだけ低めの声 。
最年少とは思えないくらい 、 「 慣れてる 」挨拶だった 。
《 声きれい 》
《 慣れてる感ある 》
《 さすが 》
「 私ね 」
二子里は 、 トランペットケースをぽんと軽く叩く 。
「 トランペット吹くのが好きなんだ 」
「 G C G C E〜 」
指先だけで 、 押さえ方を空中に描く 。
「 C E F G G〜♪ 」
口で 、 そっと音階をなぞる 。
《 ハトと少年!? 》
《 伝わるネタ 》
《 なんだこれ 》
柚月が笑う 。
「 音出してないのに 、 なんかすごそう 」
「 音出すのは 、 もうちょっとあとね 」
二子里は 、 少しだけ照れたように視線をそらす 。
「 あと 」
一拍置いて 。
「 私、小説家もやってる 」
「 えっ 」
柚月が 、 目を丸くする 。
「 ほんとに? 」
「 本名のときは 、 [漢字]渡辺[/漢字][ふりがな]わたなべ[/ふりがな] [漢字]愛依[/漢字][ふりがな]めい[/ふりがな]って名前でね 」
さらっと言う 。
「 ミステリーしか描かないの 」
《 え 》
《 ガチプロ? 》
《 まじ? 》
「 なんでミステリーしか描かないって? 」
自分で問いかけて 、 自分で答える 。
「 ミステリーしか描けないの 」
《 自覚あるの好き 》
《 小説読んでみたい 》
《 そのまんまw 》
柚月が頷く 。
「 じゃあさ 」
「 今日この配信から 、 この二人が出てくるミステリー 、 いつか書いてよ 」
「 ……ふふ 」
二子里は 、 少しだけ悪戯っぽく笑う 。
「 “配信中に起きる事件” ね 」
「 犯人は誰だろうね 」
《 こわ 》
《 でも読みたい 》
《 俺だあ笑 》
「 今は事件起こさないでね!? 」
柚月が 、 慌ててツッコむ 。
「 今日は平和に行こう 」
「 あ 、 そこは大丈夫 」
二子里はすぐ返す 。
「 配信 、 平和なの好きだから 」
ちょっとだけ真面目な顔 。
「 私 、 メンバーも推しも好きだし 」
「 笑ってる方がいいから 」
《 好き 》
《 こういう理由いい 》
少し間 。
柚月が 、 コメント欄を見て言う 。
「 質問来てるよ 」
《 推し誰? 》
《 なんでオーディション片っ端から受けたの 》
《 WATS? 》
「 推しはね 」
二子里は 、 ほんの少しだけ口元を隠す 。
「 秘密 」
《 絶対男性アイドル 》
《 顔がバレてる 》
《 😁 》
「 でも 」
「 “君の 、 彼氏になりたい……” 」
ぽつりと 、 クセでセリフが出る 。
「 あ 、 間違えた! 」
焦って 、 すぐ言い直す 。
「 彼女になりたい! 」
《 間違えたww 》
《 やっぱり女性向けセリフだ 》
《 ?!!!!! 》
柚月が爆笑する 。
「 今の完璧に女性向けのやつだったよね 」
「 うるさい 」
二子里は 、 頬を赤くしながら早口になる 。
「 そういうの 、 好きなんだから仕方ないでしょ 」
《 かわいい 》
《 最年少なのにお姉さんっぽい 》
《 すき 》
少し落ち着いてから 、 深呼吸 。
「 それでは 」
一拍おいて 、 MCモードに戻る 。
「 やって 、 いきま 、 しょう! 」
言いながら 、 ちょっと噛みそうになって 、 でもちゃんと言い切る 。
《 えらい 》
《 噛みかけがかわいい 》
柚月が笑って 、 トランペットケースを指す 。
「 じゃあ最後は 、 音ちょっとだけ聴かせてもらおうかな? 」
「 ……しょうがないなぁ 」
二子里は 、 少しだけ照れくさそうに肩をすくめる 。
ケースを開ける 。
銀色のトランペットが 、 ライトを受けてきらっと光る 。
「 トランペット吹きの休日吹いてって? 」
コメントが流れる 。
「 ……無理だよ 」
即答 。
「 早過ぎるよ 」
《 正直で好き 》
《 でも聴きたい 》
「 だから今日は 」
軽く息を吸う 。
「 ちょっとだけね 」
ベルを 、 カメラの少し横に向けて 。
短く 。
でもはっきりとした 、 明るいフレーズ 。
音が 、 部屋の空気を一瞬で変える 。
《 うわ 》
《 上手い 》
《 ちゃんとトランペッターだ 》
吹き終えると 、 二子里はほんの少しだけ肩で息をして 、 それから笑う 。
「 ……以上! 」
マイクに向き直る 。
「 二子里でしたー! 」
「 ばいばーい! 」
柚月もすぐに続く 。
「 今日は笑顔で帰れたかな?明日も来てね!約束! 」
画面が暗転する 。
そのあとしばらく 、コメント欄では——
《 この二人のミステリー読みたい 》
《 トランペットと小説の子、推す 》
《 読ませて 》
そんな言葉が 、 途切れずに流れ続けていた 。
- 1.#🐺🎧 ~ 太陽娘誕生 ~ の巻 。
- 2.#🪽⛓️💊 ~ めろめろ大天使誕生 ~ の巻 。
- 3.#: 🍥🐟 ~ ねむねむ不思議ちゃん誕生 ~ の巻 。
- 4.#:🃏🪄 ~ トランプのお姫様誕生 ~ の巻 。
- 5.#おうた 「 きらめきステージ! 」
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- 8.#🍓🪽 ~ カワボ天使誕生 ~ の巻 。
- 9.#💫 ~ イケメン王子様誕生 ~ の巻 。
- 10.#🧊💧 ~ 無口のツンデレシンデレラ誕生 ~ の巻 。
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- 17.# 💙🌃 ~ ビジュ爆イケ美少女誕生 ~ の巻 。
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- 21.#🌙ムンイト 「 Midnight Orbit 」
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- 25.#🤎🏹 ~ まともツッコミ誕生 ~ の巻 。
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- 27.#🍓🎀 ~ MC頼り者誕生 ~ の巻 。
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