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🪄 【 大型?参加型 】アイドル事務所《 Unveiling HUMOR 》 。 🎧( 〆切 ! )

#27

#🍓🎀 ~ MC頼り者誕生 ~ の巻 。

配信開始 、 数秒前 。

《 今日は乙女ちゃん? 》

《 甘いのに危ないってほんと? 》

カウントがゼロになる 。

画面が開く 。

「 甘くてちょっと危ない乙女の時間 、 始めるよ? 」

ふわっとした声なのに 、 どこか挑むみたいな空気がある 。

「 甘党のみんな 、 準備できてる〜? 」

《 きた 》

《 声かわいいのに圧ある 》

《 はい! 》

赤を基調にしたツインテールの少女が 、 画面の中央にすっと入る 。

目はうるうるしているのに 、 表情はどこか余裕がある 。

「 [漢字]甘苺[/漢字][ふりがな]いち[/ふりがな] [漢字]乙女[/漢字][ふりがな]おとめ[/ふりがな]です 」

少しだけ首をかしげる 。

「 おとめちゃんでも 、 おととでも 、 好きに呼んでいいよ 」

《 おとめちゃん 》

《 おとと了解 》

《 かわよ 》

「 でもね 」

にこっと笑う 。

「 呼び方より、ちゃんと甘やかせるかのほうが大事かな 」

《 言い方w 》

《 釣り上手そう 》

柚月が横で笑う 。

「 おとめ 、 今日はMC担当なんだよね 」

「 そうだよ 」

即答 。

「 回しがグダグダだと 、 見てる方もしんどいでしょ 」

《 正論が刺さる 》

《 有能すぎる 》

《 きちんとしてる 》

「 だから乙女が整えるの 。 ……まあ 、 乙女がいれば大体なんとかなるし 」

少しだけ自信ありげに言ってから 、 すぐ表情をやわらかくする 。

「 でも 、 ちゃんと楽しんでくれないと困るけどね? 」

《 甘い脅し 》

《 好き 》

コメントが流れる 。

《 可愛い 》

《 甘やかしてほしい 》

《 推します 》

乙女は 、 画面の向こうを見てふっと笑う 。

「 素直でよろしい 」

「 そういうの 、 嫌いじゃない 」

少し間を置いて 、 わざとらしく真顔になる 。

「 ……ただし 、 乙女を困らせるのはダメ 」

《 急に圧 》

《 腹黒い感じする 》

《 は 、 はい 》

「 え 、 今の怖かった? 」

口元だけで笑って 、 すぐに声を甘くする 。

「 冗談 。 多分 」

《 たぶんw 》

《 乙女ちゃん感ある 》

《 すき 》

柚月が少し吹き出す 。

「 今の 、 ちょっと意地悪だったよね 」

「 だって 」

乙女は肩をすくめる 。

「 甘やかすだけじゃ飽きるし 」

《 わかる 》

《 この子おもしろい 》

《 飽きないよ 》

机の上には 、 お菓子の袋とエナドリが並んでいる 。

乙女はそれを指で軽くつつく 。

「 乙女はね 、 甘いのも好きだし 、 効率も好き 」

「 だから 、 無駄話は短めでいくよ 」

《 バランサー感ある 》

《 回し上手そう 》

「 まずはひとつ目 」

小さく手を叩く 。

「 新メンバーのこと 、 雑に褒める時間 」

柚月が笑う 。

「 雑にって言った 」

「 丁寧に褒めるの 、 恥ずかしいもん 」

さらっと言ってから 、 画面を見る 。

「 でも 」

声を少し落とす 。

「 ここに来たなら 、 ちゃんと可愛がるから 」

《 それは嬉しい 》

《 釣られた 》

「 ただし 」

すぐに付け足す 。

「 甘やかされる側も 、 ちゃんと返しすこと 」

《 管理されてる 》 

《 好き 》

柚月が苦笑いする 。

「 お菓子でも食べる? 」

「 食べる 。 あとエナドリも 」

「 学生なのに? 」

「 仕事してるから 」

即答 。

《 強い 》

《 こわかわいい 》

《 学生兼社畜笑 》

コメントが少し荒れる 。

《 もっと煽って 》

《 おとめちゃんに甘やかされたい 》

《 毒舌好き 》

乙女は 、 その流れを見て満足そうに目を細める 。

「 いい子 」

一拍 。

「 そうやって素直に言える子は 、 乙女好き 」

少し間を置いて 、 あえて低めの声 。

「 でも 、 欲しがるだけなら無理 」

《 急にドS 》 

《 刺さる 》

《 欲張りしないよ〜! 》

「 欲しいなら 、 ちゃんと見せて? 」

にこっと笑う 。

「 乙女のこと 、 ちゃんと推せるってとこ 」

《 釣り師だ 》

《 完全に持っていかれた 》

《 りょ 》

最後は 、 少しだけ甘い声に戻す 。

「 甘くてちょっと危ない乙女の時間 、 どうだった? 」

「 今日もちゃんと甘やかされた? 」

ゆっくり手を振って 、 少しだけ目を細める 。

「 また乙女が構ってあげるから 、 いい子で待ってな ~ 」

画面が暗転する 。

残ったのは 、 甘さだけじゃない 、 少しだけ背筋が伸びる余韻だった 。
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作者メッセージ

いちおとめって 苺で ほんまに あるんだって 。

2026/07/21 14:55

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