夜のホシの街
星は遠く、冷たく光っている
人々はそれを見て
「導き」だとか「希望」だとか、勝手に名前をつける
[太字][漢字]宇宙[/漢字][ふりがな]うちゅう[/ふりがな][/太字]は屋根の端に座っていた
足をぶら下げ、空を見ている
手のひらに、淡くうねる光
雷だ
音はしない
鳴らそうと思えば、世界ごと割れる
でも、今は鳴らさない
宇宙「...先輩」
呼ぶたび、胸の奥が、ひどく静かになる
下の通りで、誰かが笑っている
誰かが泣いている
誰かが嘘をついている
宇宙は興味を持たない
ただ、空の一点だけを見る
そこに、先輩がいる気がするから
風が吹く
マントがゆっくり揺れた
宇宙は、目を伏せる
宇宙「...ここにいないなら、世界もいらない」
雷がかすかに光る
彼の星は空にない
あるのは、ただひとつ
[太字]如月の存在だけ[/太字]
それが、宇宙の“運命”だった
続く...
星は遠く、冷たく光っている
人々はそれを見て
「導き」だとか「希望」だとか、勝手に名前をつける
[太字][漢字]宇宙[/漢字][ふりがな]うちゅう[/ふりがな][/太字]は屋根の端に座っていた
足をぶら下げ、空を見ている
手のひらに、淡くうねる光
雷だ
音はしない
鳴らそうと思えば、世界ごと割れる
でも、今は鳴らさない
宇宙「...先輩」
呼ぶたび、胸の奥が、ひどく静かになる
下の通りで、誰かが笑っている
誰かが泣いている
誰かが嘘をついている
宇宙は興味を持たない
ただ、空の一点だけを見る
そこに、先輩がいる気がするから
風が吹く
マントがゆっくり揺れた
宇宙は、目を伏せる
宇宙「...ここにいないなら、世界もいらない」
雷がかすかに光る
彼の星は空にない
あるのは、ただひとつ
[太字]如月の存在だけ[/太字]
それが、宇宙の“運命”だった
続く...