アジトの扉が閉まる。
ガタン、と少し大きな音がして、凛はびくっと肩をすくめた。
凛「...」
海「また来いよー!」
灯「気をつけて帰ってね!」
烈「迷うなよ」
クロ「...」
最後にクロがちらっとこっちを見たのを、凛は見逃さなかった。
凛「...じゃ、失礼します」
少しだけ頭を下げて、凛はアジトを後にする。
外は夕焼けで真っ赤だった。
凛「...[小文字]まぶし[/小文字]」
歩きながら、小さくつぶやく。
凛「...変な人たちだったな」
さっきの会話が頭に浮かぶ。
灯「凛ちゃん、これあげる!」
凛「...ありがとうございます」
烈「それ俺の分じゃないのか?」
灯「ダメー!」
烈「ちぇ〜...」
クロ「...うるせぇ」
凛「...ふふ」
誰もいない道で、少しだけ笑ってしまう。
凛「...なんで笑ってるんだろ、私」
自分で言って、自分で少し驚いた。
家の前に着く。
凛「...ただいま」
もちろん返事はない。
靴を脱ぎながら、ぽつり。
凛「...静か」
さっきまでの騒がしさが、少し恋しくなるのが不思議だった。
ガタン、と少し大きな音がして、凛はびくっと肩をすくめた。
凛「...」
海「また来いよー!」
灯「気をつけて帰ってね!」
烈「迷うなよ」
クロ「...」
最後にクロがちらっとこっちを見たのを、凛は見逃さなかった。
凛「...じゃ、失礼します」
少しだけ頭を下げて、凛はアジトを後にする。
外は夕焼けで真っ赤だった。
凛「...[小文字]まぶし[/小文字]」
歩きながら、小さくつぶやく。
凛「...変な人たちだったな」
さっきの会話が頭に浮かぶ。
灯「凛ちゃん、これあげる!」
凛「...ありがとうございます」
烈「それ俺の分じゃないのか?」
灯「ダメー!」
烈「ちぇ〜...」
クロ「...うるせぇ」
凛「...ふふ」
誰もいない道で、少しだけ笑ってしまう。
凛「...なんで笑ってるんだろ、私」
自分で言って、自分で少し驚いた。
家の前に着く。
凛「...ただいま」
もちろん返事はない。
靴を脱ぎながら、ぽつり。
凛「...静か」
さっきまでの騒がしさが、少し恋しくなるのが不思議だった。
- 1.お仕事は明日から
- 2.私のアジト
- 3.私の専用武器
- 4.最初のお仕事
- 5.私の夜
- 6.私の学校-ホームルーム編-
- 7.私の学校-2-
- 8.アジトへのご挨拶前
- 9.お部屋の紹介
- 10.この場所、嫌いじゃないかも
- 11.夕焼け色の帰り道
- 12.夕焼けの向こうに、まだ帰れない
- 13.静かな朝に帰りたい場所
- 14.放課後までの、長い朝
- 15.凛の放課後
- 16.帰る場所がある暗殺者
- 17.影に溶ける心臓
- 18.夜の向こう側へ
- 19.影がほどける夜
- 20.普通って、こんなににぎやか
- 21.普通のフリをした夜へ
- 22.影が戻る場所
- 23.静かな灯りの中で
- 24.ただいまの、その先で
- 25.気づいてしまった違和感
- 26.近づく距離、隠せない影
- 27.影の輪郭
- 28.知らないフリのはじまり
- 29.踏み込んだ境界線
- 30.監視の先に
- 31.呼び出し
- 32.真実を渡す夜
- 33.夜のすべて
- 34.影が重なる夜
- 35.影の扉が、もう1人を迎える夜
- 36.震える手と踏み出す一歩
- 37.ずるい先輩・負けず嫌いの後輩
- 38.見えない一歩先