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# ゆろね 短編集 ( ~ いけめそ 命 の オタクが 書く ~ )

#1

#1 深夜の乾杯 


深夜午前2時 。

普通なら布団の上で夢を見ている時間だが………

「 なにこれ………資料多すぎ 。 あいつら俺に何もかも押し付けすぎだろ 」

みあは 、 デスクの前で頭を抱えていた 。

デスクライトだけが 、 薄暗い部屋を照らしている 。

モニターには未確認の資料ファイルが並び 、 机の上には開きっぱなしの企画書と空になったソーダ缶が転がっていた 。

みあの脳内は、眠気と戦っていた 。

「 うぁ〜〜………… 」

みあが静かに床に崩れ落ちた 。

カーペットの冷たさが 、 地味に心地いい 。

「 無理………寝るわ……… 」

もうこのまま朝まで意識を飛ばしたい 。

資料も企画書も 、 全部見なかったことにしたい 。

「 みあ? 」

誰かがみあを呼んだ 。

少し疲れ気味の 、 でもどこか元気な声 。

ガチャ 。

作業部屋のドアが 、 勢いよく開いた 。

「 みあ!また床で寝んな!起きろ! 」

聞き慣れた声と同時に 、 部屋の空気が一気に騒がしくなる 。

「 んぅ………?後5分だけ……… 」

亞莉末がため息をふぅっと吐いた 。

そうすると 、 亞莉末は悪戯っぽく目を細めてみあに顔を近づけた 。

みあは、起きているのか寝ているのか分からない 。

ただ、少し眉間に眉を寄せてうなされている 。 

すると 。







ピトッ 。

「 つんめたっ!!! 」

みあはガバッと起き上がった 。

「 亞莉末優しいよね 、 こんな深夜にクリームソーダ買ってきてくれるなんてさ 」

「 にしてもやり方考えろ…………… 」

さっき起き上がったのは 、 頬にクリームソーダの缶を当てられたからだ 。

亞莉末はエナドリを持ったまま 、 クリームソーダをみあに渡した 。

「 ほんっとに………不健康極みの起こし方やめろや……… 」

みあは 、 缶ジュースのタブを引いた 。

プシュッという音が 、 静かな部屋に小さく響く 。


「 じゃあ、次からはチューで起こすね? 」


一瞬 、 クリームソーダが溢れそうになった 。


「 さらにやめて欲しい 」


みあは 、 呆れ顔をしているが 、 耳が少し赤くなっていた 。

その反応に亞莉末が少し笑う 。


モニターには 、 3:17の表示 。

外はもう 、 朝が近い色になり始めていた 。


朝焼けが 、 少しだけ部屋の隙間に入り込んでいた 。

作者メッセージ

みあちゃん 可愛い 😭

2026/07/11 07:30

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