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紫陽花になった私。

#2

〜紫陽花の中〜

あ、れ、、、?ここ、どこだ?
えーっと、確か、さっき、トラックに轢かれて、、、。
そうだ。健斗と一緒に相合傘しながら散歩してたら、事故に巻き込まれて、多分私死んじゃったんだ。
健斗、悲しんでるだろうな。健斗が悲しんでると、私も辛いよ。
それにしても、死んだ後も意識があるなんてびっくりだな。
そう思って、周りを見回してみると、、、。

「え?」
そこは、紫陽花の中だった。
紫陽花畑の真ん中とかじゃなくて、紫陽花の花の中。
辺り一面に広がる水色からラベンダー色のグラデーションがとても綺麗だ。

って冷静に分析してる場合じゃなくて!どうなってるの!?
焦る私の耳に、一筋の凛とした声が通った。
神だ。と直感的にわかった。

「華よ。其方は今、生と死の淵にある。生の世界に戻る方法は2つ。其方の大切な人間と再会することだ」
生の世界に戻る、、、?生き返れるの、、、?
そのためなら、何でもする。
「わかりました。ひとつだけ、お聞きしてもいいですか?」
「ああ。何だ?」
さっきから、ずっと気になっていたこと。
「ここは、どこなんですか?紫陽花の中って、、、?」
「生と死の淵にいるものは、その人が生前最も好きだった花の中に封じ込められる。それが此処の掟だ」
な、なるほど、、?
「それでは、生の世界に戻れるために頑張るがいい」
そういうと神は気配を消した。
大切な人との再会。やっぱり、一番大切な人といえば健斗だよね。

健斗と再会して、絶対にまた一緒に散歩するんだ。
健斗、私がんばるからね。

2025/12/18 21:16

ぱっぱ
ID:≫ 2x0.i.yGLoFtM
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恋愛切ない紫陽花相合傘

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