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長いですが頑張ったので最後まで読んでいただけると嬉しいです。
お 前 が 殺 し た
とある学園に、赤阪 小夜(あかさか さよ)という1人の女の子がいた。小夜は小柄で可愛く、モテモテだった。
小夜のことを好いていた人の中に、夕葉 瑠偉(ゆうば るい)という男の子、秋原 李王(あきはら りおう)という男の子がいた。
2人は恋のライバルであり、一番の仲だった。
でも、性格は正反対。
瑠偉は大人しく、控えめで、1人で何かをするのが苦手な性格。
李王は元気で、少し自意識過剰な性格。
ただ、相性は抜群で、いつも一緒にいた。
最近は、どちらが先に小夜に告白ができるかという対決をしていた。
ある日、李王は瑠偉と小夜が楽しそうに喋っているところを見て、我慢ならなくなり、小夜を無理矢理引っ張り出した。
小夜は抵抗したが、小柄な体では到底勝てなかった。
李王は、小夜に勢いで告白をした。
「俺と、付き合ってくださいっ!!!」
小夜は、告白されたこと自体は嬉しいものの、引っ張られた腕がまだ痛むことで謎の恐怖心を覚えた。
「ごっごめ、んなさいっ!」
なぜか李王が怖くて怖くて仕方がなかった小夜は、思い切って告白を断った。
「…っ」
自分の告白が断られたことを信じられなくなった李王は、ポケットの中に入っていた[斜体]“あるもの”[/斜体]に手で触れた。
李王は、何かを決意した。
「…わかったよ小夜、でも。。ちょっと、きてくれる?」
小夜は確実に李王に恐怖心を抱いていた。
急に優しい言い方になった李王が、小夜にとっては本当に怖かった。
連れて行かれたのは…大きな学園のすみにある、空き教室。
普段なら鍵がかかっているのに、今日はかかっていなかった。
そして、李王は、ポケットのなかの[斜体]“あるもの”[/斜体]を掴んだ。
[大文字]「ごめん、小夜。」[/大文字]
そう言って、李王は小夜に掴み掛かった。
手に持っていたのはカッターナイフだった。
小夜は怖くて、怖すぎて抵抗すらできなかった。
抵抗されなかった李王は、遠慮なく切り掛かった。
まずは…腕。急所でもないところを表面的に薄く切ることで、小夜に苦痛を与える。
「っ…い、痛っ…」
次は、足。
細くて白い足を傷つけると、どす黒い赤い血がじわじわと溢れ出してきた。
「っ…や、やめ、てっ…」
手足を傷つけられて、何も抵抗できなくなった小夜は、その場に崩れた。
カッターナイフで殺すのは難しいと悟った李王は、隣の工具室に行き、バールをとってきた。
小夜は泣き崩れ、生きたいと思う反面、もう無理だと諦めている部分もあった。
小夜がずっと感じていた恐怖は、殺気だったようだ。
命を狙われ、謎の恐怖心を覚えたまま、暴力を振るわれる。
李王はバールで、小夜の体を殴りまくった。
ガーン、という、耳に悪い音が響いた時、小夜は意識を失った。
「はあっ…はぁっ…」
返り血で汚れまくった、李王。
李王は念の為、置いてあった瑠偉の服を全身に纏っていた。
そのため、返り血だらけになったのは李王ではなく、瑠偉の服だった。
小夜のこめかみに手を当てる。
まだ、脈があった。
すごく弱っていて、今にもなくなりそうだった。
李王は最後に、小夜のみぞおちをバールで殴った。
小夜のこめかみに手を当てた時、脈は全く感じなかった。
カッターナイフはポケットにしまい、バールは近くの水道でさっと洗って工具室に返した。
空き教室に置いてあった鍵で空き教室を閉じ、鍵を普段使わない掃除ロッカーの中に隠した。
小夜の死体の近くに血まみれの瑠偉の服を脱ぎ捨て、少し汚れた手や顔を近くの水道で洗ったあと、何もなかったかのように、李王は教室に戻った。
瑠偉は、李王が無理矢理小夜を連れて行ったことを気にしていないみたいだ。
残りの2限の授業は、真面目な小夜がいないことに先生含め、皆が違和感を持っていた。
ただ、いつか帰ってくるだろうという先生の謎の信用で、授業は進んだ。
そしてついに、学校は終わった。
マイペースな担任は、皆が下校した後、小夜がいないということを校長に伝えた。
「なんでもっと早く言わなかったんですか!?2限も前からいないなんてっ!大事件ですよ、何をやっているんですか!少しは探したんですか!?親に連絡をしないと…!!」
「えぇ…?あぁ、すみません…」
担任は、校長に怒られた。
校長は小夜の親に、正直にあったことを伝えた。
小夜の親は、すごく怒っていた。
そして、1日が終わった今、空き教室で死んでいる小夜は、誰かに気づかれることはまだ、なかった。
次の日、瑠偉は、何か心配になり、早めに登校して小夜を[太字]片っ端から[/太字]探すことにした。
まずは学園の一階のすみの空き教室。
鍵がかかっているので、まさかここにはいないだろうと思ったが、なぜか未練があり、開けたくなった。
そこで、ドアは開いていなかったが、窓の鍵が開いていることに気づいた。
窓を開けて中を見回した。
いないだろうと思っていたら、いた。
[太字][大文字]いた。[/大文字][/太字]
血まみれになって倒れている、小夜がいた。
近くには、何か血まみれになってる、よくわからない物体があった。
よく見るとそれは、昨日失くした自分の服だった。
一度窓から中に入り、脈を確認した。
脈は、なかった。
好きな人が死んでいる状況を目にした瑠偉は、さっと青ざめた。
誰がこんなことをしたのだろうか。
そして、なぜ自分の服が血まみれになって置いてあるのだろうか。
いくつか疑問を持っていたところ、瑠偉はあることに気がついた。
小夜がいなくなった授業の前の休み時間、李王が小夜を連れて行ったということを。
まさか、そんなこと…と思ったが、李王が自分の服に手をかけていたということも思い出した。
瑠偉は、李王が小夜を殺したということを、確信した。
(許さない…許さない…今すぐ、あいつを殺したい…)
瑠偉は、李王より上背があった。
だから、李王を襲うのは簡単だ。
瑠偉は、カッターナイフをポケットに忍ばせた。
李王が使ったカッターナイフより、もっと鋭くて大きいものを。
授業が全て終わり、下校時間になった時。
「「「さようなら」」」
みんなでさようならをして、帰る時に、瑠偉は李王を呼び出した。
「ねね、李王、ちょっときてくれない…?」
「ん?どした瑠偉、いいよ」
そういって、李王を小夜の死体がある空き教室に連れて行った。
「お、おい瑠偉、どこ行くんだ、お前…!」
「…どこだってよくない?w」
「…る、瑠偉…!」
そして、空き教室の窓の前にきた。
瑠偉が窓を開けた。
「先、入ってくんない?」
「え、、な、なんで」
[中央寄せ]「 い い か ら 早 く 」[/中央寄せ]
瑠偉の圧が怖くて、つい、李王は中に入った。
続いて、瑠偉も中に入る。
瑠偉が窓を閉め、鍵も閉める。
「る、瑠偉…??」
[太字][大文字]「 ね ぇ 、 李 王 。 小 夜 の こ と 殺 し た ? 」[/大文字][/太字]
「…h、は?殺してねぇよ、殺すわけねぇじゃん」
「本当に?正直に言ってよ」
「い、いやぁ…俺じゃないって。それに、そこにお前の服置いてあんじゃん」
「なんで近くまで行ってよく見ないとわかんないほど血まみれなのに僕の服だって一瞬でわかったの?」
「え…いや…」
[明朝体][斜体]サッ[/斜体][/明朝体]
瑠偉が李王の前にカッターナイフを突きつける
「本当のことを言って」
「小夜は………小夜は…」
「小夜は?」
「……俺が、殺しました」
「そうか…ふふっ」
瑠偉は笑った。
[明朝体][斜体]グサッ[/斜体][/明朝体]
「さようなら」
瑠偉は李王の首にカッターを入れた。
「ぐっ…」
李王はあまりの痛みにふらついた。
「僕、血のついたバールを工具室で見つけたんだ!」
そう言って、瑠偉は、李王が小夜の殺人に使ったバールを取り出した。
「いくよーっ」
[明朝体][斜体]ガコーンっ[/斜体][/明朝体]
耳に悪い音が響いた。
「ぐっはっ…おえっ」
李王は血を吐いた。
[斜体]バタッ[/斜体]
李王が倒れた。
もうすぐ死ぬだろう。
[中央寄せ]「ふふっ」[/中央寄せ]
瑠偉は不吉に笑った────
小夜のことを好いていた人の中に、夕葉 瑠偉(ゆうば るい)という男の子、秋原 李王(あきはら りおう)という男の子がいた。
2人は恋のライバルであり、一番の仲だった。
でも、性格は正反対。
瑠偉は大人しく、控えめで、1人で何かをするのが苦手な性格。
李王は元気で、少し自意識過剰な性格。
ただ、相性は抜群で、いつも一緒にいた。
最近は、どちらが先に小夜に告白ができるかという対決をしていた。
ある日、李王は瑠偉と小夜が楽しそうに喋っているところを見て、我慢ならなくなり、小夜を無理矢理引っ張り出した。
小夜は抵抗したが、小柄な体では到底勝てなかった。
李王は、小夜に勢いで告白をした。
「俺と、付き合ってくださいっ!!!」
小夜は、告白されたこと自体は嬉しいものの、引っ張られた腕がまだ痛むことで謎の恐怖心を覚えた。
「ごっごめ、んなさいっ!」
なぜか李王が怖くて怖くて仕方がなかった小夜は、思い切って告白を断った。
「…っ」
自分の告白が断られたことを信じられなくなった李王は、ポケットの中に入っていた[斜体]“あるもの”[/斜体]に手で触れた。
李王は、何かを決意した。
「…わかったよ小夜、でも。。ちょっと、きてくれる?」
小夜は確実に李王に恐怖心を抱いていた。
急に優しい言い方になった李王が、小夜にとっては本当に怖かった。
連れて行かれたのは…大きな学園のすみにある、空き教室。
普段なら鍵がかかっているのに、今日はかかっていなかった。
そして、李王は、ポケットのなかの[斜体]“あるもの”[/斜体]を掴んだ。
[大文字]「ごめん、小夜。」[/大文字]
そう言って、李王は小夜に掴み掛かった。
手に持っていたのはカッターナイフだった。
小夜は怖くて、怖すぎて抵抗すらできなかった。
抵抗されなかった李王は、遠慮なく切り掛かった。
まずは…腕。急所でもないところを表面的に薄く切ることで、小夜に苦痛を与える。
「っ…い、痛っ…」
次は、足。
細くて白い足を傷つけると、どす黒い赤い血がじわじわと溢れ出してきた。
「っ…や、やめ、てっ…」
手足を傷つけられて、何も抵抗できなくなった小夜は、その場に崩れた。
カッターナイフで殺すのは難しいと悟った李王は、隣の工具室に行き、バールをとってきた。
小夜は泣き崩れ、生きたいと思う反面、もう無理だと諦めている部分もあった。
小夜がずっと感じていた恐怖は、殺気だったようだ。
命を狙われ、謎の恐怖心を覚えたまま、暴力を振るわれる。
李王はバールで、小夜の体を殴りまくった。
ガーン、という、耳に悪い音が響いた時、小夜は意識を失った。
「はあっ…はぁっ…」
返り血で汚れまくった、李王。
李王は念の為、置いてあった瑠偉の服を全身に纏っていた。
そのため、返り血だらけになったのは李王ではなく、瑠偉の服だった。
小夜のこめかみに手を当てる。
まだ、脈があった。
すごく弱っていて、今にもなくなりそうだった。
李王は最後に、小夜のみぞおちをバールで殴った。
小夜のこめかみに手を当てた時、脈は全く感じなかった。
カッターナイフはポケットにしまい、バールは近くの水道でさっと洗って工具室に返した。
空き教室に置いてあった鍵で空き教室を閉じ、鍵を普段使わない掃除ロッカーの中に隠した。
小夜の死体の近くに血まみれの瑠偉の服を脱ぎ捨て、少し汚れた手や顔を近くの水道で洗ったあと、何もなかったかのように、李王は教室に戻った。
瑠偉は、李王が無理矢理小夜を連れて行ったことを気にしていないみたいだ。
残りの2限の授業は、真面目な小夜がいないことに先生含め、皆が違和感を持っていた。
ただ、いつか帰ってくるだろうという先生の謎の信用で、授業は進んだ。
そしてついに、学校は終わった。
マイペースな担任は、皆が下校した後、小夜がいないということを校長に伝えた。
「なんでもっと早く言わなかったんですか!?2限も前からいないなんてっ!大事件ですよ、何をやっているんですか!少しは探したんですか!?親に連絡をしないと…!!」
「えぇ…?あぁ、すみません…」
担任は、校長に怒られた。
校長は小夜の親に、正直にあったことを伝えた。
小夜の親は、すごく怒っていた。
そして、1日が終わった今、空き教室で死んでいる小夜は、誰かに気づかれることはまだ、なかった。
次の日、瑠偉は、何か心配になり、早めに登校して小夜を[太字]片っ端から[/太字]探すことにした。
まずは学園の一階のすみの空き教室。
鍵がかかっているので、まさかここにはいないだろうと思ったが、なぜか未練があり、開けたくなった。
そこで、ドアは開いていなかったが、窓の鍵が開いていることに気づいた。
窓を開けて中を見回した。
いないだろうと思っていたら、いた。
[太字][大文字]いた。[/大文字][/太字]
血まみれになって倒れている、小夜がいた。
近くには、何か血まみれになってる、よくわからない物体があった。
よく見るとそれは、昨日失くした自分の服だった。
一度窓から中に入り、脈を確認した。
脈は、なかった。
好きな人が死んでいる状況を目にした瑠偉は、さっと青ざめた。
誰がこんなことをしたのだろうか。
そして、なぜ自分の服が血まみれになって置いてあるのだろうか。
いくつか疑問を持っていたところ、瑠偉はあることに気がついた。
小夜がいなくなった授業の前の休み時間、李王が小夜を連れて行ったということを。
まさか、そんなこと…と思ったが、李王が自分の服に手をかけていたということも思い出した。
瑠偉は、李王が小夜を殺したということを、確信した。
(許さない…許さない…今すぐ、あいつを殺したい…)
瑠偉は、李王より上背があった。
だから、李王を襲うのは簡単だ。
瑠偉は、カッターナイフをポケットに忍ばせた。
李王が使ったカッターナイフより、もっと鋭くて大きいものを。
授業が全て終わり、下校時間になった時。
「「「さようなら」」」
みんなでさようならをして、帰る時に、瑠偉は李王を呼び出した。
「ねね、李王、ちょっときてくれない…?」
「ん?どした瑠偉、いいよ」
そういって、李王を小夜の死体がある空き教室に連れて行った。
「お、おい瑠偉、どこ行くんだ、お前…!」
「…どこだってよくない?w」
「…る、瑠偉…!」
そして、空き教室の窓の前にきた。
瑠偉が窓を開けた。
「先、入ってくんない?」
「え、、な、なんで」
[中央寄せ]「 い い か ら 早 く 」[/中央寄せ]
瑠偉の圧が怖くて、つい、李王は中に入った。
続いて、瑠偉も中に入る。
瑠偉が窓を閉め、鍵も閉める。
「る、瑠偉…??」
[太字][大文字]「 ね ぇ 、 李 王 。 小 夜 の こ と 殺 し た ? 」[/大文字][/太字]
「…h、は?殺してねぇよ、殺すわけねぇじゃん」
「本当に?正直に言ってよ」
「い、いやぁ…俺じゃないって。それに、そこにお前の服置いてあんじゃん」
「なんで近くまで行ってよく見ないとわかんないほど血まみれなのに僕の服だって一瞬でわかったの?」
「え…いや…」
[明朝体][斜体]サッ[/斜体][/明朝体]
瑠偉が李王の前にカッターナイフを突きつける
「本当のことを言って」
「小夜は………小夜は…」
「小夜は?」
「……俺が、殺しました」
「そうか…ふふっ」
瑠偉は笑った。
[明朝体][斜体]グサッ[/斜体][/明朝体]
「さようなら」
瑠偉は李王の首にカッターを入れた。
「ぐっ…」
李王はあまりの痛みにふらついた。
「僕、血のついたバールを工具室で見つけたんだ!」
そう言って、瑠偉は、李王が小夜の殺人に使ったバールを取り出した。
「いくよーっ」
[明朝体][斜体]ガコーンっ[/斜体][/明朝体]
耳に悪い音が響いた。
「ぐっはっ…おえっ」
李王は血を吐いた。
[斜体]バタッ[/斜体]
李王が倒れた。
もうすぐ死ぬだろう。
[中央寄せ]「ふふっ」[/中央寄せ]
瑠偉は不吉に笑った────
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