「はぁ、はぁ、…」
無限に続く黄色い空間を、私たちは全力で走っていた。
後ろを見てみるも、やはり棒人間のようなものの目は私たちを捉えている。
この空間で逃げ切れることもないかもしれないのに、私たちはランダムに変わる構造を息切れしながら走っている。
無駄とわかっている。
ただ、捕まれば死んでしまうかもしれない。[打消し]$?%@#[/打消し]のように。
すると、なかったコンクリートの階段が目の前にあった。
階段の先の世界がどうなっているのかもわからないけれど、棒人間のようなものから逃げ切れるかもしれないし、そうが階段に向かったので、私は、目を瞑り、階段の先の世界が危険でないものであるように、私たちの元いた、葬場へ、帰れるように願い、
階段を登っていったのだった。
[水平線]
足の音が大きくなってから空間に気付いた。
そこは、倉庫のような構造が無限にある、駐車場のようなものだった。
周りには湿った霧が私たちを囲んでいて、地面の所々に水たまりがある。
そして照明が不安定な明かりを示している。
「…これ、明らかに元の世界じゃないよね。」
くうが声を震わせて言う。きながくうに寄り添っているけど、その眉止めは不安に満ち溢れていた。
「そういえば、俺ネットサーフィンしてたときなんだけど」
そうがなにかに気づいたように口を開いた。
「これ、バックルームズだわ」
「なにそれ?」
きなが聞く。くうと私も、初めて聞く言葉だった。
「"裏の世界"って言われる、無限に続く場所だよ。脱出がとても難しい。」
裏の世界?
そうはそんなこと言わないよ。変な都市伝説を信じ込んでるだけだよ。笑わそうとしてるなら、本当にそんなことしないでほしい。怒りが込み上げてきて、口を押し開いて出てきた。
「えっ、でも…
そんなのないでしょ!ありえない!デタラメを言わないで!ふざけないで!都市伝説だって、どこかにテレポートしたんでしょうよ!」
「テレポートはできないんじゃないの?」
きなが突っ込む。きなとくうは話を信じてるようだ。私は、うっと下を向いた。
やっぱり、そうなのだろうか。
やっぱり、"バックルームズ"に来てしまったのか。
そうが私の不安を読み取ったように、少し明るい声で話しかけた。
「でも、このレベルは無限に続いてないし、どこかの階段を登れば次のレベルに行けるんだ。そしてずっとレベルを乗り越えていって……」
「ちょ、ちょっと待って!頭が追いつかないよ!」
バックルームズについてすごく詳しく語るそうを止めるように、くうが混乱したように叫ぶ。と同時に、照明が消えた。
「…あー、やばいかも。」
そうがぽつり言った。
無限に続く黄色い空間を、私たちは全力で走っていた。
後ろを見てみるも、やはり棒人間のようなものの目は私たちを捉えている。
この空間で逃げ切れることもないかもしれないのに、私たちはランダムに変わる構造を息切れしながら走っている。
無駄とわかっている。
ただ、捕まれば死んでしまうかもしれない。[打消し]$?%@#[/打消し]のように。
すると、なかったコンクリートの階段が目の前にあった。
階段の先の世界がどうなっているのかもわからないけれど、棒人間のようなものから逃げ切れるかもしれないし、そうが階段に向かったので、私は、目を瞑り、階段の先の世界が危険でないものであるように、私たちの元いた、葬場へ、帰れるように願い、
階段を登っていったのだった。
[水平線]
足の音が大きくなってから空間に気付いた。
そこは、倉庫のような構造が無限にある、駐車場のようなものだった。
周りには湿った霧が私たちを囲んでいて、地面の所々に水たまりがある。
そして照明が不安定な明かりを示している。
「…これ、明らかに元の世界じゃないよね。」
くうが声を震わせて言う。きながくうに寄り添っているけど、その眉止めは不安に満ち溢れていた。
「そういえば、俺ネットサーフィンしてたときなんだけど」
そうがなにかに気づいたように口を開いた。
「これ、バックルームズだわ」
「なにそれ?」
きなが聞く。くうと私も、初めて聞く言葉だった。
「"裏の世界"って言われる、無限に続く場所だよ。脱出がとても難しい。」
裏の世界?
そうはそんなこと言わないよ。変な都市伝説を信じ込んでるだけだよ。笑わそうとしてるなら、本当にそんなことしないでほしい。怒りが込み上げてきて、口を押し開いて出てきた。
「えっ、でも…
そんなのないでしょ!ありえない!デタラメを言わないで!ふざけないで!都市伝説だって、どこかにテレポートしたんでしょうよ!」
「テレポートはできないんじゃないの?」
きなが突っ込む。きなとくうは話を信じてるようだ。私は、うっと下を向いた。
やっぱり、そうなのだろうか。
やっぱり、"バックルームズ"に来てしまったのか。
そうが私の不安を読み取ったように、少し明るい声で話しかけた。
「でも、このレベルは無限に続いてないし、どこかの階段を登れば次のレベルに行けるんだ。そしてずっとレベルを乗り越えていって……」
「ちょ、ちょっと待って!頭が追いつかないよ!」
バックルームズについてすごく詳しく語るそうを止めるように、くうが混乱したように叫ぶ。と同時に、照明が消えた。
「…あー、やばいかも。」
そうがぽつり言った。