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#4

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老人は爆発した。

「A、さん…?」

Aは動揺していた。
目の前で老人が爆発して、頭がついていかない。

「あ…看護師さん、呼ばな、きゃ…」

数秒後、Aはハッとして看護師を呼びに行こうと考えた。

「Aさんが、爆発しました…」
「…はい?」
「今外にいるAさんが、爆発しまし、た…」

受付の中年の女性にAは伝えた。

「看護師さん、呼んでください…」
「はい、今すぐ呼びます…!」

女性は看護師を呼ぶため、近くにあった受話器を手に取った。

「Aさんが…、……、………」

女性が受話器を置いた数分後、看護師や医者が複数人、急いでAのところに来た。

「患者の所へ案内していただけますか」
「はい、こっちです」

Aは走って老人が爆発した場所へ向かって行った。

「…え?」

老人は、腫瘍だけ残して消えていた。
老人だと判別できるものは、もうなくなっている。

「患者はどこに?」

医者は怪訝そうな顔をしてAに問うた。

「これからは、いたずらをしないようにお願いしますね」
「…ちょっと待ってください」

Aは老人のスマホを拾い、駄目元でロック画面をスワイプした。
するとパスワードが掛かっていなかったようで、
先ほど連絡先を交換した画面が開けた。

「さっき、連絡先を交換しました」
「だから何でしょうか?」
「今からメッセージを送信するので、見ててください」

Aは、老人にメッセージを送った。

「あれ…」

老人のスマホに、通知が来ることはなかった。
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2025/03/29 17:32

しぇる
ID:≫ 3iPLaLWdkpL7c
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