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Frozen Phoenix

#7

悪魔

なんとか上空に逃げ切れた。どうやら森の外まではおってこないようだ。一息ついて、どうやって悪霊を倒すか、考えを巡らせる。
悪霊は触れられない。それならチャームもすり抜けてしまう。しかもスピードも相手の方が上らしい。足輪の炎は効くのだろうか?そうだ、悪霊が相手ならこっちも悪霊で対抗すれば良いのだ。
羽を一本ぬき、足輪を少し刺して血を出す。羽を血に染め、憎しみと尊敬を込めながら羽を燃やし、決まり文句を詠唱する。
「我が盟友よ、その力をもってして我に楯突くものを滅ぼしたまえ、アルゴ!」
雀の村で教わった通りに手順をこなすと、羽が黒く燃え上がり、気持ち悪い姿の悪魔がでてくる。
「只今参上いたしました。」




ーーーここまでがテンプレだ。

「なんか悪霊倒せそうな良い感じの力ちょーだい」
「それならそのお守りに力込めとくからな、対価くれや」
「1日分の不幸と2日分の幸運でー」
「毎度ありぃ」
「ちなみに1日分はこの一週間の平均を基準とするから、生きてきたなかで一番不幸な日とかにはできんからな、あと力は永続的なもので、なおかつ力を込めたことによる弊害はないようにしてくれー」
「サービス業をするにもなかなか辛い時代になったものですね…」
悪魔は残念そうな顔をしてお守りに力を込める。
「一つ、神か妖精が宿っていたので力は入れられなかったけど、そこは不可抗力ってことで」
そういい残すと火は燃えつき、悪魔は消えてしまった。

雀の村では呪術が盛んだったのもあって簡単に契約が終わった。うまく交渉すればこっちのものだ。

試しにちょっと振ってみる。
ーーーcharm strikeーー
黒い光が尾をひく。
さすが悪魔だけある。なんとなく悪霊にも効きそうだ。早速チャームを上に投げ、チャームと一緒に森へ向かって急降下する。
ーーーーーcharm snowsーーー
悪霊に向かってチャームの雨が振りかかる!
「グニュ」
悪霊が半分くらい潰れた。 
素早く黒い衣をつかみ、カバンにいれる。
逃げようと羽ばたいたそのとき、翼に鈍い痛みが走る。

ーーーカチャ

遠くにいる悪霊がこちらを狙っているようだ。手元のチャームに祈りを込め、前に放り投げる。
ーーーパン
チャームの周りに光が広がり、悪霊が飛ばしてきた弾を弾く。
周りの悪霊をはらいつつ、遠くの悪霊の後ろにチャームをとばす。
ーーーcharm strikeーー
チャームが悪霊の後ろに回り込んだ。しかし悪霊も次の攻撃を準備しているようだ。
ーーーカチャ
もうあとはない。あたることを祈る。
ーーーーーcharm gatheringーーー
チャームが悪霊に向かい飛んでいく!しかし悪霊は横に倒れて避けた!
ーーーパン
弾がこちらに向かってくる。あとはチャームが弾より早くくることを信じるのみだ。

ーーーーズダン!
弾より僅かにはやくチャームが体に当たった。体がチャームに飛ばされ空高く打ち上げられる。
そのまま上空まで飛び、森を抜ける。ひとまず悪霊からは逃げられた。

2024/06/28 22:25

オオトリ
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