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誰より君が美しい

#3

#2

  夏の暑さなんて、秋にでもなれば忘れてしまうのに。

  どうしてこんなに暑いんだろう。

  どうしてこんなに残しておきたいのだろう。

  そんな考えを脳内に、少年は森の写真でも撮ろうかと前を向いた。

  一瞬、カメラを持つ力が弱まり、再び、力が強まった。

  少年の目には、カメラに映した都会より美しい、

  可憐な少女が立っていた。

  少女はニコリと笑うと、

 「同じ歳くらいだよね?私、マリ。君は?」

  と少女が尋ねて来た。

 「変な人じゃ…ないよね?」

  マリのことを警戒しているのだろう。少年は言った。

 「やだなぁ。別にいいじゃない。もう会わないだろうし」

  マリは少年を見ているようだが、どこか遠くを見つめている。

 「僕、ルナ。…ねぇ、もう会わないって、何で?」

  純粋に、不思議だったから聞いた、という感じのルナだが、

  マリは真面目に答えを考えている。

 「何でって、そうだね、今日私、死ぬから」

  ニコりと笑って、マリは優しくそう告げた。

 

  

作者メッセージ

 やっとマリ登場!
ルナの名前も、今更出てきましたねぇ…🙇

2023/08/27 13:20

のゆり
ID:≫ 4pPUX19nyTWVQ
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