○のうと思ったけど思い出がくだらなかったので、悪魔と契約してカオスにしてやろうかと思います。

ふわりと香る花のにおい。

懐かしいと思えるあの歓声。

私を堕とそうとする男性の甘い声音。

どれもこれもとうに過ぎたこと。

今はただ、複数の痛い視線に心を蝕まれていくだけ。

私を助けようとする人はいない。

ただ、同情の眼と嫌悪の眼。

あぁ、これが現実か。

私の家系は代々、

国の事業などを支える大事な役割をする家系だった。

でもある日、

父がある日突然、謀反を起こした。

もちろん、勝てるはずもなく、

父に味方した者たちが、

一人、また一人と死んでいった。

母は、殺されるのを怖がり、自らの手で命を絶った。

私は、そんな皆を見て

莫迦だなと思いながら

自分から断頭台に上がった。

私は昔から堂々としていたかった。

あぁ、ここで私は終わるのか。

そう思いながら、今までの人生を振り返ってみた。

可笑しい事や真面目なこと。

美し事や惨めなこと。

でも、どれもこれも大切だとは思えない。

美しい思い出でも、綺麗だとは思えない。

あぁ、そうか。

私はまだ、、、





、、、、、、、、、生きていたいんだ。


そう思った瞬間、

上から刃が降ってきていた。

生きていたいと思っても、もう手遅れ。

せめて最後に笑顔でいたかった。




、、、、?

生きている、、?

痛くない。

あることに気づいた。

皆が止まっている。

石像のように。

刃が私の首の真上で止まっていた。

ククククク っと笑い声が聞こえた。

前を見ると、肌が青黒く、大きなツノと羽がはえた

悪魔のような者がいた。

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