閲覧前に必ずご確認ください

先に言っておきます。この小説の最後は必ずバッドエンドにします。キャラクターはガンガン曇らせるし、救いなんてありません。苦手な方はご注意下さい。

文字サイズ変更

貴方の大切なものになりたかった

#3

3話 私の平穏

急にですが歌わせてください。

娯楽も無ぇ!癒しも無ぇ!有給も自由も何にも無ぇ!
家族も無ぇ!友達も無ぇ!警察毎日ぐーるぐる!
朝起きて!仕事して!電柱ぶつかる帰り道!
人も無ぇ!怪我も無ぇ!ただの恥ずかしい人になった!
俺こんな国嫌だ にげるだ
亡命するだ 亡命さしたなら
彼女作って デートするだ

、、はぁ

そんなこと言ってもこの日常が変わることはない。ニュースを見るたびに気分が沈むのはいつからだったっけ。

思想犯罪が横行し、思想犯罪者が斬首され首を落とされる映像がニュースで流れないということは監視社会になってから一度もない。

例え亡命して自由を手に入れたとしても本物の自由を手に入れることなんてないだろう。何故なら隣国とこの国は戦争しているからだ。
今日も配給のチョコは減らされていた。
配給が少ないせいで自殺をしている国民が増えている。
この世界に希望など無い
そう、、彼女以外

彼女は目が違った。
この世界には似合わないような瞳。未来を見通している瞳を宿している。

あの腐った上層部とは何もかもが違うのだ!
きっと彼女はこの国を変える女神となれる。

[水平線]
希望は彼女の中にあるのだ
[水平線]

彼女は将来国民を救済するだろう。だけどそのことに気づいているのは僕しか居ない、ならせめて彼女が救済する最初の1人は僕がいいのだ。
唯一彼女の可能性に気づいた僕こそ最初に救われなければならないんだ。

笑い声が溢れてくる。瞳に涙が溢れてくる。芋虫のように体をよじる。
僕は気持ちをリセットするため酒を飲むことにした。温かく不味いビールしか飲むものはこの家には無い。この下品な酔いだけが僕を優しく包み込んでくれる。段々と意識が遠くなっていく。
僕は気絶するように床に寝た。



作者メッセージ

最初の歌のパロディわかる人はいるのだろうか?

さて、梔子の異常性が出た回ですね。
どうやら彼は彼女を神聖化し崇めているようです。もし、彼女が真逆の存在なら。彼はどうなるのでしょうね?

2024/08/12 22:56

孤閨 鈴
ID:≫ 83aW8TZKsPxn2
コメント

この小説につけられたタグ

捏造設定曇らせディストピア監視社会恋愛

通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

どういった部分が元作品と類似しているかを具体的に記入して下さい。

※できるだけ具体的に記入してください。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
タイトル
URL

この小説の著作権は孤閨 鈴さんに帰属します

TOP