照る貴方のあらすじは

あの7月31日は僕にとって大嫌いで忘れられない日だ。
大切な人を失ったんだ。
あの夏休み最後の日が僕にとってはトラウマだ。
何故か夏休み中はずっと夢を見る。
僕の幼なじみがずっと耳元で囁いてくる。
「なんで気づいてくれなかったの…?」と。
僕の幼なじみの夕城 すあは中学三年生の夏休み最終日で人生を終わらせた。小学校の時に二人で中学受験して、受かって…そして一緒に学校に通って…。なのに。
もう僕は高校2年生だ。そして今日は夏休み最終日だ。
僕は少し悲しい気分だった。夢の中で彼女は囁いてくる。
けれど、その夢の中だけでしか会えないんだ。
僕は夢の中ですあにお話しようと言った。
そしたら、少し微笑んで僕の隣に座って話してくれる。
高校について教えたり、分からないところを教えてもらったり…。でもすあはたまに意地悪なんだ。テストの範囲を教えてって言ったのに次のテストの範囲教えたりする。でも僕はすあのそんなところが好きだ。
成績優秀で運動も出来る。
すあは神様に愛された存在だった。
僕より優れていて、しかもモテてた。
でもすあは「てるがいるからだめ!」と言って振っていたらしい。なんて可愛らしいんだろう。
そんなことを考えていたら夜になった。
今年すあに会えるのはもう今日で終わりか…
そう考えながら眠りにつく。
今日はいつもに増して暗い顔をしていた。
天琉「どうしたの?すあ。」
すあ「………あの」
天琉「何?」
すあ「……これあげる」
天琉「何これ?」
すあ「時を戻す道具だよ」
天琉「え……何で僕に」
すあ「てるがさ………私を助けてよ」
天琉「え?!」
すあ「すあね、ほんとは死にたくなかった」
天琉「でも自殺したんでしょ……?」
すあ「それは……ん…」
天琉「あぁえっと……ごめん」
すあ「じゃあこれの使い方教えるね」
天琉「あ、あぁ…うん」
すあ「これはさっきも言った通り時を戻す道具。
これは一日に1回しか使えないの。しかも使える期限も決まってて来年の今日までしか使えない。」
天琉「じ、じゃあ使えるのは365回までって事か」
すあ「そういうこと。あとね、これは戻した時に滞在できる時間は1日だけ。でも安心して。元の時に戻っても滞在した時間だけ時が進んでるとかは無いから。」
天琉「良かった……?」
すあ「まぁそういう事だよ。じゃ………頑張ってね」
天琉「ちょっと待って!もうちょっとだけ……!」
そこで今日の夢は終わった。
だけど今年はもう会えないと思っていたのが、すあを救うために時を戻す道具で会えるってことを知った今では少し元気が出た気がする。何だか嬉しいや。
とりあえずこのことをみんなに伝えないと……!
そう思って僕は学校に向かった

目次
※目安みたいな感じなので実際は違うかもしれません。また、目次に書かれてない話数になったら順次追加しますので、目次が書かれてないとコメントに書いてください。

1話:通学路の奇遇
2話:学校ではどうですか?
3話:想で語る
4話:各自持ち物用意!
5話:さいかい

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