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ステージ裏の守護者たち 〜irregulars〜

#1

第1話:日常の崩壊と、6色の覚醒

[大文字]「 ーーありがとうございました!!ーー 」[/大文字]

鳴り響く拍手と大歓声。
6色、色とりどりのペンライトが振られる中、6人は声を揃えた

新世代歌い手グループ「いれいす」全国ツアーファイナル。
その幕が降りると、いれいすDiceNo.4リーダー「ないこ」は大きくため息をした

「出し切ったぁ〜…さいっっこうのライブだった」

「まじで最高やったわ〜、いれりす(いれいすのリスナー)の歓声過去一デカかったんちゃう?笑」
いれいすのDiceNo.6アニキ的存在最年長「[漢字]悠祐[/漢字][ふりがな]ゆうすけ[/ふりがな]」がタオルで汗を拭きながら続ける。

「もう僕、足がパンパンだよ〜。誰かおんぶして〜」
いれいすDiceNo.2ムードメーカー「-hotoke-(いむくん)」がタオルを片手にソファに倒れ込むと、

隣でスマホを掘り下げていた、いれいすDiceNo.3、ラップ・低音担当「[漢字]初兎[/漢字][ふりがな]しょう[/ふりがな]」が
「嫌や、いむくん重いんやもん」
と間髪入れずに突き放し、「しょうちゃんひっどぉ〜!」と言われていて、楽屋に笑い声が響く。

「でも本当に楽しかった!……終わっちゃうとちょっと寂しいね」
最年長に負けない熱いステージを見せたいれいすDiceNo.1天才ぴよぴよ最年少「りうら」が、名残惜しそうに、衣装の袖を見つめた。

「何感傷に浸ってんだよ笑、俺達明日配信があるだろ?ほら、早く片付けろ」
クールに言い放ついれいすDice No.5「[漢字]if[/漢字][ふりがな]いふ[/ふりがな]」だったが、その口元はどこか緩んでいる。

今日も穏やかな笑い声が響く「いれいす」
リーダーのないこはこの時間が一番楽しくて、一番好き

だが、こんなことを呑気に言っていられるのも今だけだった。


[水平線]


――キィィィィィィィィィ。

いきなり、脳を突き刺すような鋭い耳鳴りが、ないこを襲う。
「っ……!? なんだッこれッ……」
耳を押さえてうずくまる。ないこは音に敏感だ。

それと同時に、楽屋の電気が激しく点滅し、バチバチと音を立てて弾けている。

「なんやこれ…、停電……!? いやッ違う。この空気ッ重すぎる……!!!」
Ifの顔つきが、一瞬でプロの目付き変わる。

彼らはアイドルであると同時に、世界の理から漏れ出た異世界の怪物「シャドウ」を狩る、秘密の適合者
――『イレギュラーズ』だった。

「皆ッッ!楽屋の外、会場のエントランス付近に強烈な歪みを感じる!だが一般のファンがまだ退場している途中や!!」
悠祐が鋭く叫ぶ。悠祐は感覚に敏感だ。

「なッ……俺らのファンのみんなが危ないじゃん!」
りうらが立ち上がろうとするが、ないこの声がそれを制した。

「りうら、ほとけっち、しょうちゃんはここで待機! まだ建物内に残っているスタッフさんの避難誘導をお願い! まろ(if)!アニキ!俺と一緒にエントランスへ走るぞ!」

「おっけー、ないちゃん…!任せて…!」
と、ほとけが言い放つと、ないこ達は、楽屋を出て、の通路を猛スピードで駆け抜けていった。


[水平線]


エントランスへ到着した3人が目にしたのは、この世の終わりかのような光景だった。

空間がガラスのようにひび割れ、黒く不気味な触手がでていた。

「きゃぁぁぁああ!!!」
「やだっやだッぁ」
大勢のファン達が恐怖で叫んでおり、泣いてる人もいた。

そこから這い出てきたのは
「ッ…やっぱり、"シャドウ"ッッ」(ないこ)

「みなさん!!!スタッフの指示に従って安全なところに逃げてくださいッ!!!」(悠祐)

「あれはッッ…蜘蛛ッ!?!?」
そう、ifが言ったようにシャドウは蜘蛛の形をしており、鋭く赤い目付きで睨みつけてくる

すると、シャドウが会場で糸を吐き出そうとする
「させないっっ!」
「[太字]"プロミス・フレア"[/太字]!!!」
紅蓮の炎がシャドウの顔面にショット

「ないこナイスっ!」(悠祐)
「っっ!?!?ないこっ!!危ないっっっ!!」(いふ)

「ぇ…やばいっ、さっきのライブのおかげで体力を大量に消費して、しゅんかんてきに魔力が出せないっっ」
シャドウがないこに向かって突進しようとしてくる
「ッッッ」


[水平線]


「[太字]"ネット・シージ"[/太字]!!!」

「ぇ、痛く、ない?」

「間に合ったぁぁぁぁ、ないくんっ!怪我はない!?」
そこには、ないこを庇うように立って、シャドウに向かってネットを放っている
我らが最年少、りうらだった

「りうら!?!?みんな避難できたの!?!?」

「っ…笑…安心して」
ないこに向かって明らかにgoodの手を見せる

「よかったぁ!!…はぁ…ありがとう」

後に続いてほとけ、初兎も走ってくる
「はぁはぁ、りうちゃん!早いよぉ!」 「ないちゃん、まろちゃん、悠くん、遅なってすまんなぁ!!!」

「ほとけ!!」(if) 「初兎!!」(悠祐)

「随分厄介そうなシャドウやないか、笑」
「[太字]"ロスト・ヴィジョン"[/太字]」
アァァァァ、ア、アァァアァァ!!!

ロスト・ヴィジョン:毒を放って敵の視界を奪う

「はぁはぁ、効いてる!!! [太字]"アクアトルネード"[/太字]!!!」
ほとけが言い放つと、シャドウは水の竜巻が襲った

グ、グアァァアァアアアア
怪獣は騒声を出しながらたちまち崩れ落ちていく

「やった…?のか…?」(if)
「…いむくんナイス!!!やったで!!!」(初兎)

「…やったッ、ありッがとうッ」
そう言うほとけは相当体力を消耗したのだろう。ぼろぼろで、声も掠れており、歩くのも困難そう

「大丈夫か?笑ほらっ、後で治療してやるから来い!ないこもな!」
「ありがとッあにきッ笑」(ほとけ)
「はぁーい、ほとけっち大丈夫!?ッ」
「そういうないこも結構やばいけどな〜笑」(if)

「後処理は俺らに任せとって!うぃ!りうちゃん行くで!」
初兎がりうらの方に手を乗せる
「しょうちゃん!?あは、りうら、ほとけっちに肩でもかそっかな、あはは」
「あ"?りうらはこっちな?」
「あぁ"ぁぁ!引きずらないでえぇぇ」

「ふっ笑」
りうら、初兎のその光景をみて鼻で笑うほとけ。
そこに、、
「ほらっ」

「ぇ?」
「ん!肩かすから乗れってこっち来いって!!言わせんな…」
こんなところでもツンデレを出すif。ほとけはそれを楽しんでいるように体を委ねる

「っ笑、ありがとうッ」


こうして、「いれいす」にまた平和が訪れた。

作者メッセージ

初めて戦闘系に挑戦したんですがいかがだったでしょうか。
続きも投稿するかもなので是非読んでいってくださいっ

次回:閲覧数30で書きます

2026/06/04 11:14

みおみお
ID:≫ .1NMAPsOfNOyU
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