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R-15と暴力表現は一応です。
戦闘シーンは結構ありますが、暴力表現に入るのですかね…?
「なぁ、今日の時間割だるくね?」
「それなー」
朝8時。この時間は、普段成績が良い人が教室に入り、授業の準備をしている時間だ。
それと同時に俺、成瀬純は、隅っこで学校から貸してもらっているパソコンでWeb小説を読んでいる時間でもある。
ジャンルは問わない。異世界転生、転移、ラブコメ、VRMMO…
数多のWeb小説を読んでいる俺にとっては、ただの娯楽にしか過ぎなかった。
他の娯楽もないし、俺は教室の隅でWeb小説を読む。
笑い声、呻き声、時には悲鳴に近い笑い声まで聞こえる。
本当に、俺のクラスは騒がしい。まぁ中3というのもあるからなのだろうか?
そんなこんなで、俺は周りのことなんて気にせずに小説を読んでいると、
「おはよー」
金髪のロング髪をチラつかせながら教室に入ってくる。
そして多少のあいさつを交わし、「昨日のあのドラマ見た?」と話題を振る。
こいつの名前は秋山怜奈。
…俺の、”好きだった”人だ。
「純、おはよー」
「あ、あぁ、おはよ」
俺の好きな金髪ロング、身長は[漢字]俺[/漢字][ふりがな]170cm[/ふりがな]より数十cm下で、胸はあまりない。
整った顔立ちで、無口だったらクール、でも喋ると案外甘い声で喋り、そのギャップが俺に刺さる。
成績優秀、とまではいかないが、そこそこ優秀と言える。
そして、一番良いのが優しいということ。
そんな怜奈に俺は虜になってたのだが、もうそのような気持ちはない。
うぅ、考えてたらまたフラッシュバックする…
俺はぶんぶんを顔を横に振り、読んでいるWeb小説の画面に顔を向ける。
…もういいんだ。なにも関わらなければこのまま中学を卒業できる。
あと数か月だ。耐えろ俺…
と、自分にやる気を無理やり出させ、Web小説を読み漁った。
そんな時…
「ブォォン…」
「…?なんだ、これ……」
重たい音が流れ、そして白い光が教室の隅々までを照らす。
「ま、まぶしっ!」
俺は手で目を隠しながら、ゆっくりとその光を見る。
そして、その光はなんなのかを、俺だけが一瞬で理解することになる。
「こ、これは!?」
「魔法陣だ!!」
叫んだ時にはもう遅かった。
眩しかった光は視界全体に広がり、徐々に徐々に意識が遠ざかっていく。
「異世界、てん、い…」
俺はそんな光景にワクワクと期待しながら、意識が遠ざかっていく。
(俺は、何度も夢に見た、異世界に、行ってしまうのか…)
そんなことを思い浮かべたときには、もう意識はなかった。
◇ ◇ ◇
「くっそ、なんだったんだ、あの光…」
教室が白い光で覆われて数秒経った頃、その光はもう無くなっていた。
そして生徒たちは戸惑う。
「あっ、あれ!?怜奈!?」
「お、おい!純!!」
教室には、怜奈と純の二人”だけ”が、いなくなっていたのだ。
「それなー」
朝8時。この時間は、普段成績が良い人が教室に入り、授業の準備をしている時間だ。
それと同時に俺、成瀬純は、隅っこで学校から貸してもらっているパソコンでWeb小説を読んでいる時間でもある。
ジャンルは問わない。異世界転生、転移、ラブコメ、VRMMO…
数多のWeb小説を読んでいる俺にとっては、ただの娯楽にしか過ぎなかった。
他の娯楽もないし、俺は教室の隅でWeb小説を読む。
笑い声、呻き声、時には悲鳴に近い笑い声まで聞こえる。
本当に、俺のクラスは騒がしい。まぁ中3というのもあるからなのだろうか?
そんなこんなで、俺は周りのことなんて気にせずに小説を読んでいると、
「おはよー」
金髪のロング髪をチラつかせながら教室に入ってくる。
そして多少のあいさつを交わし、「昨日のあのドラマ見た?」と話題を振る。
こいつの名前は秋山怜奈。
…俺の、”好きだった”人だ。
「純、おはよー」
「あ、あぁ、おはよ」
俺の好きな金髪ロング、身長は[漢字]俺[/漢字][ふりがな]170cm[/ふりがな]より数十cm下で、胸はあまりない。
整った顔立ちで、無口だったらクール、でも喋ると案外甘い声で喋り、そのギャップが俺に刺さる。
成績優秀、とまではいかないが、そこそこ優秀と言える。
そして、一番良いのが優しいということ。
そんな怜奈に俺は虜になってたのだが、もうそのような気持ちはない。
うぅ、考えてたらまたフラッシュバックする…
俺はぶんぶんを顔を横に振り、読んでいるWeb小説の画面に顔を向ける。
…もういいんだ。なにも関わらなければこのまま中学を卒業できる。
あと数か月だ。耐えろ俺…
と、自分にやる気を無理やり出させ、Web小説を読み漁った。
そんな時…
「ブォォン…」
「…?なんだ、これ……」
重たい音が流れ、そして白い光が教室の隅々までを照らす。
「ま、まぶしっ!」
俺は手で目を隠しながら、ゆっくりとその光を見る。
そして、その光はなんなのかを、俺だけが一瞬で理解することになる。
「こ、これは!?」
「魔法陣だ!!」
叫んだ時にはもう遅かった。
眩しかった光は視界全体に広がり、徐々に徐々に意識が遠ざかっていく。
「異世界、てん、い…」
俺はそんな光景にワクワクと期待しながら、意識が遠ざかっていく。
(俺は、何度も夢に見た、異世界に、行ってしまうのか…)
そんなことを思い浮かべたときには、もう意識はなかった。
◇ ◇ ◇
「くっそ、なんだったんだ、あの光…」
教室が白い光で覆われて数秒経った頃、その光はもう無くなっていた。
そして生徒たちは戸惑う。
「あっ、あれ!?怜奈!?」
「お、おい!純!!」
教室には、怜奈と純の二人”だけ”が、いなくなっていたのだ。