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🌟〈参加型〉『推しとオタクの夢物語』🌟〆切!!マネージャー決定!!!!!!

#49

〜番外編〜踊りたい。誰かのために。

______________________

それは、急に決まった。


生徒「文化祭でさ、ちょっと踊ってくれない?」


クラスメイトのその一言に、
桜井ひかりは一瞬、言葉に詰まった。


ひかり「……わたしが?」


心臓が、少し早くなる。


家では踊っている。


鏡の前で、何度も。


でも——人に見せたことは、ほとんどない。


生徒「大丈夫だよ、ひかりなら」


軽いノリ。

悪気はない。


でも、その言葉が、背中を押した。


ひかり「……うん……やってみる」


_________________________________


[斜体]当日。[/斜体]


体育館のステージ。


ライトは眩しくて、
人の顔がよく見えない。


……こんなに、いるんだ……


足が、少し震える。


音楽が流れる直前、
ひかりは、深呼吸した。


間違えても……止まらなければいい


そう思ったら、
少しだけ、楽になった。


音が鳴る。


体が、勝手に動き出す。


家で踊っていたときと、同じはずなのに、
空気が違う。


視線が集まる。


ざわめきが、遠くなる。


……あ


途中で、ほんの一瞬、振りを間違えた。


でも、止まらなかった。

自然と、笑っていた。


音に合わせて、
体を動かして、
そこにいる人たちと、同じ時間を過ごす。


踊り終わったあと、
少しの沈黙。


そして、拍手。


大きくも、派手でもない。


でも、確かに、あった。


ひかりは、ステージの上で、
もう一度、深く息を吸った。


……あ、楽しい……


降りたあと、
友達が駆け寄ってくる。


友達「よかったよ!」
友達「なんか、見てて明るくなった!」


その言葉に、
胸の奥が、じんわりする。


夜、家に帰って、
ベッドに座る。


足は疲れている。


でも、心は軽い。


ひかり「……また、踊りたいな」


それは、まだ夢じゃない。


でも——


始まりだった。
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作者メッセージ

展開もいきなり決まった。ウン。

コメント

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参加型オタクアイドル意外と伸びた奴

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