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🌟〈参加型〉『推しとオタクの夢物語』🌟〆切!!マネージャー決定!!!!!!

#48

〜番外編〜可愛いも、本気も、全部自分で選ぶもの。

[太字][大文字]______計算された「可愛い」を選ぶ子[/大文字][/太字]


仲本さなは、自分がどう見られているかを、よく知っていた。

 
鏡の前で、首を少し傾ける。

笑顔を作る。

角度を変える。


さな「……このくらい、かな」


うるうるした赤い瞳。


ふわふわの髪。


小柄で、年下。


——[大文字][斜体][太字]可愛い[/太字][/斜体][/大文字]、と言われやすい要素。


それを、無意識で済ませるほど、
さなは鈍くなかった。  


学校では、少し控えめに振る舞う。


前に出すぎない。


でも、埋もれない。


生徒「さなちゃんって、守ってあげたくなるよね」


その言葉に、内心で頷く。
 

……うん、それでいい


甘やかされるのは、嫌い。


[大文字][斜体][明朝体]でも。______[/明朝体][/斜体][/大文字]
 

“期待される役割”を使うのは、嫌いじゃない。


_________________________________


家に帰ると、空気が変わる。  


ダンス動画を開いて、
動きを細かく分解する。


さな「……可愛いだけだと、続かない」


それは、誰よりも自分が分かっていた。


可愛いなら、
崩れない可愛さが必要。


どんなに激しく踊っても、
前髪が乱れない角度。


カメラが抜いた瞬間に、
一番映える表情。


全部、研究済み。


______________________


オーディション前夜、
ノートに小さく書く。


・最初の視線はカメラ
・レスは0.5秒遅らせる
・最後は“少しだけ”照れる


……これで、覚えてもらえる


______________________


ステージに立つ直前、
スイッチを入れる。  


さな「……苺花」


背筋が伸びる。

口角が上がる。

——天真爛漫。

——計算なしに見える笑顔。  


でもその裏で、
秒単位で動きを管理している。


_________________________________


踊り終えた瞬間、
会場の反応を確認する。


……今の、届いた


控室に戻ると、
さなは一度、表情を落とす。


さな「……よし」


満足でも、慢心でもない。


次にどう上げるかを考えている顔。


可愛いは、才能。


でも、武器は磨かなきゃ鈍る。


仲本さなは、
それを理解した上で選んだ。


——最年少。

——ロリィタ。

——苺の国。


全部、自分で背負う役。


そしてステージに立つとき、
彼女は迷いなく名乗る。


[大文字][太字][斜体][明朝体][漢字]苺花[/漢字][ふりがな]仲本 さな[/ふりがな][/明朝体][/斜体][/太字][/大文字]


甘くて、
可愛くて、
でも一番冷静なアイドル。

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参加型オタクアイドル意外と伸びた奴

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