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🌟〈参加型〉『推しとオタクの夢物語』🌟〆切!!マネージャー決定!!!!!!

#42

〜番外編〜雪の国の、まだ知らない世界。

雪が静かに降り続く町で、私はよく空を見上げていた。


冷たい空気に包まれながら、白くなる息をそっと吐く。


ゆめ「……雪、きれい」


家に帰ると、ストーブの前で甘いお菓子を食べながらテレビをつける。


画面の中では、きらきら輝くアイドルたちが笑顔で歌って踊っていた。


ゆめ「すごいな……」


それは、ただの憧れだった。


まさか自分が、あの場所に立つなんて思っていなかった。


放課後、私はよく音楽室に向かった。


誰もいない静かな部屋で、ピアノの前に立ち、小さな声で歌う。


ゆめ「……♪」


歌うと、不思議と心が落ち着いた。


緊張も、不安も、全部雪に溶けていくみたいだった。


ある日、歌い終えた瞬間、拍手が聞こえた。


ゆめ「……?」


振り返ると、先生が微笑んでいた。


先生「神谷さん、とても綺麗な声ね」
ゆめ「……ありがとうございます」


その言葉は、胸の奥にそっと残った。


それから私は、毎日練習を続けた。


ダンスも歌も覚えるのは早かったけれど、もっと上手くなりたかった。


みんなが帰った後、鏡の前で一人、何度も振りを確認する。


ゆめ「もう一回……」


疲れても、やめなかった。


誰かに見てもらう一瞬一瞬を、大切にしたかったから。


オーディション当日。


名前を呼ばれ、ステージに立つ。


オーディション人「お名前をどうぞ」
ゆめ「神谷 ゆめ、です」


歌い始めると、頭の中に雪景色が広がった。


静かな町、白い世界、そして__歌う自分。


歌い終えると、会場は静まり返っていた。


ゆめ「ありがとうございました」


その瞬間、はっきりと感じた。


歌が、誰かの心に届いたかもしれない、と。


________________❄️

[斜体]後日[/斜体]



後日届いた通知には、短い言葉が書かれていた。



[大文字][太字][斜体][明朝体]合格[/明朝体][/斜体][/太字][/大文字]



その紙を見つめたまま、涙がこぼれた。


嬉しさと不安、全部抱えながら思った。


ゆめ「ここから、始まる」


雪の国からやってきたアイドル。


名前は、[漢字]ゆき[/漢字][ふりがな]神谷ゆめ[/ふりがな]
 

最年少でも、どんな時でも。


一人一人の一瞬を、大切にするアイドルになるために。
 
________________❄️
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