ゆめきら保育園の廊下は、いつもより少し騒がしかった。
どりむ組の教室から歌声が聞こえる一方で、
園の奥にあるもうひとつの部屋から、妙な気配が漏れている。
???「我がこの世の起点。[下線][太字][大文字][大文字]レイナ・アッシュフォード[/大文字][/大文字][/太字][/下線]様だ!!」
廊下に響いたその声に、保育士が一瞬だけ目を閉じる。
「……あっち、今日も元気だねぇ」
部屋の中。
[下線][漢字]月城 芽羽[/漢字][ふりがな]つきしろ めう[/ふりがな][/下線]は、積み木の上に堂々と座っていた。
赤いツインお団子、黒い丸メガネ。
見た目は完全に園児なのに、態度だけが王様だった。
芽羽「我の名を呼べ。凡人間ども」
保育士「芽羽ちゃん、お片付けの時間だよ〜」
保育士の声に、即答。
芽羽「違う。我は芽羽ではない」
保育士「じゃあ何かな?」
芽羽「レイナだ」
迷いがなかった。
その瞬間。
ぐぅぅぅ……
静かな部屋に、盛大な音が鳴る。
芽羽は一瞬固まる。
そして、真顔で言った。
芽羽「……肉はまだか」
周りの園児がくすくす笑う。
だが芽羽は気にしない。むしろ胸を張る。
芽羽「笑うがいい。我の偉大さが理解できぬのだ」
そこへ保育士がひとこと。
保育士「はいはい、レイナ様はすごいね〜。お昼ごはん行こうね」
その瞬間。
芽羽「行く」
即答だった。
だが立ち上がる前に、もう一度振り返る。
芽羽「我はレイナ・アッシュフォード。世界に知られる存在になる」
少し間。
芽羽「……だから、肉は多めで頼む」
保育士は笑いながら手を引く。
保育士「はいはい、神様お食事ですよ〜」
その廊下の向こうでは、別の声が聞こえていた。
どりむ組の笑い声と、ダンスの足音。
そして、この園にはもうひとつの“色”がある。
[斜体][下線]メルティーシュガー組。[/下線][/斜体]
その中心にいるのは、まだ小さな園児。
だが、その存在感だけは、誰よりも大きかった。
芽羽は歩きながら言う。
芽羽「我が通る道は、すべて開かれる」
……そして当然のように、机に足をぶつける。
ころん。
芽羽「……今のは演出だ」
保育士はため息をつく。
保育士「はいはい、レイナ様カッコいいね〜」
どりむ組の教室から歌声が聞こえる一方で、
園の奥にあるもうひとつの部屋から、妙な気配が漏れている。
???「我がこの世の起点。[下線][太字][大文字][大文字]レイナ・アッシュフォード[/大文字][/大文字][/太字][/下線]様だ!!」
廊下に響いたその声に、保育士が一瞬だけ目を閉じる。
「……あっち、今日も元気だねぇ」
部屋の中。
[下線][漢字]月城 芽羽[/漢字][ふりがな]つきしろ めう[/ふりがな][/下線]は、積み木の上に堂々と座っていた。
赤いツインお団子、黒い丸メガネ。
見た目は完全に園児なのに、態度だけが王様だった。
芽羽「我の名を呼べ。凡人間ども」
保育士「芽羽ちゃん、お片付けの時間だよ〜」
保育士の声に、即答。
芽羽「違う。我は芽羽ではない」
保育士「じゃあ何かな?」
芽羽「レイナだ」
迷いがなかった。
その瞬間。
ぐぅぅぅ……
静かな部屋に、盛大な音が鳴る。
芽羽は一瞬固まる。
そして、真顔で言った。
芽羽「……肉はまだか」
周りの園児がくすくす笑う。
だが芽羽は気にしない。むしろ胸を張る。
芽羽「笑うがいい。我の偉大さが理解できぬのだ」
そこへ保育士がひとこと。
保育士「はいはい、レイナ様はすごいね〜。お昼ごはん行こうね」
その瞬間。
芽羽「行く」
即答だった。
だが立ち上がる前に、もう一度振り返る。
芽羽「我はレイナ・アッシュフォード。世界に知られる存在になる」
少し間。
芽羽「……だから、肉は多めで頼む」
保育士は笑いながら手を引く。
保育士「はいはい、神様お食事ですよ〜」
その廊下の向こうでは、別の声が聞こえていた。
どりむ組の笑い声と、ダンスの足音。
そして、この園にはもうひとつの“色”がある。
[斜体][下線]メルティーシュガー組。[/下線][/斜体]
その中心にいるのは、まだ小さな園児。
だが、その存在感だけは、誰よりも大きかった。
芽羽は歩きながら言う。
芽羽「我が通る道は、すべて開かれる」
……そして当然のように、机に足をぶつける。
ころん。
芽羽「……今のは演出だ」
保育士はため息をつく。
保育士「はいはい、レイナ様カッコいいね〜」