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📛今日もゆめきら保育園ははちゃめちゃです(о´∀`о)

#1

12色のはじまり ― 保育園アイドル、初日の自己紹介

朝の光が差し込む教室は、すでに“静か”とは程遠かった。


椅子は少しずつ動き、誰かの笑い声が重なり、
まだ名前を覚えきれていない空気だけがふわふわと漂っている。


その中心で、黒髪をハーフアップにまとめた女性が静かに立っていた。


[下線][漢字]望月 凛音[/漢字][ふりがな]もちづき りおん[/ふりがな][/下線]先生。


眼鏡の奥の目は冷静で、しかしどこかこの状況を楽しんでいるようにも見える。


凛音「では皆さん。順番に自己紹介をしてください。名前、アイドル名、そしてひとことお願いします」


その一言で、空気が一気に動いた。


??「はーいっ!!」


真っ先に立ち上がったのは、赤い存在感を放つ少女。


[下線][漢字]仲本[/漢字][ふりがな]なかもと[/ふりがな] さな([漢字]苺花[/漢字][ふりがな]いちか[/ふりがな])[/下線]。


さな「みんなー!苺の国からやってきたグループ最年少の『苺花』こと、いちかです!今日は甘〜い幸せ届けるねっ!」


凛音「元気でいいですね。最年少らしい勢いです」


凛音先生がメモを取る。


次に立ったのは、青い空気をまとった少女。


[下線][漢字]神谷[/漢字][ふりがな]かみたに[/ふりがな] ゆめ(ゆき)[/下線]。


ゆめ「うち、ゆきです!歌は本気でいくから、よろしくね!」


凛音「努力型ですね。期待しています」


水色の髪が揺れる。


[下線][漢字]倉根 星[/漢字][ふりがな]くらね せい[/ふりがな]([漢字]海珠[/漢字][ふりがな]しんじゅ[/ふりがな])[/下線]。


星「海珠だよ〜!みんなおはぁ!今日は海日和じゃない?」


凛音「ここは教室です」


即答だった。


白とオレンジの光。


[下線][漢字]煌星 乃羽[/漢字][ふりがな]きらぼし のわ[/ふりがな](おれんぢ)[/下線]。


乃羽「おれんぢですっ!よろしくねぇ〜!」


凛音「癒し枠ですね」


紫の空気が一瞬、場を引き締める。


[下線][漢字]逢坂 菫[/漢字][ふりがな]おうさか すみれ[/ふりがな]([漢字]Violet[/漢字][ふりがな]ヴァイオレット[/ふりがな])[/下線]。


菫「Violetです。騎士団の皆様、よろしく」 


凛音「世界観が完成しています」


黒いオーラを背負った少女。


[下線][漢字]朝凪 華琉渚[/漢字][ふりがな]あさなぎ かるな[/ふりがな]([漢字]黒刀 華空[/漢字][ふりがな]きろかた かそら[/ふりがな])[/下線]。


華琉渚「黒刀華空。ダンス担当」


凛音「一言で伝わるのは強いです」


緑の勢いそのままに。


[下線][漢字]巴月[/漢字][ふりがな]はづき[/ふりがな] めじろ(うぐいす)[/下線]。


めじろ「うぐいすや!よろしゅうな!」


凛音「元気は良いですが廊下は走らないでください」


クマ耳フードが視界をよぎる。


[下線][漢字]甘糖 胡桃[/漢字][ふりがな]あまとう くるみ[/ふりがな](みるくらて)[/下線]。


胡桃「最年少のみるくらてで〜すっ!今日はみんなに甘い幸せを届けるね〜!!」


凛音「元気すぎますね……でもこの勢い、可愛いです」


凛音先生はメモを取りながら少し微笑む。


ピンクの空気がふわっと広がる。


[下線][漢字]内藤[/漢字][ふりがな]ないとう[/ふりがな] ないみ(ナイト・メア)[/下線]。


ないみ「ナイト・メアだよ〜!ナイメア民よろしくね〜!」


凛音「ファン文化の理解、良好です」


太陽のような黄色。


[下線][漢字]春風[/漢字][ふりがな]はるかぜ[/ふりがな] ひいの([漢字]小日向 陽葵里[/漢字][ふりがな]こひなた ひまり[/ふりがな])[/下線]。


ひいの「みんなの輝く太陽になりたいっ!ひまりです!」


凛音「前向きで良いですね」


白とピンクの光。


[下線][漢字]桜井[/漢字][ふりがな]さくらい[/ふりがな] ひかり(ルミア)[/下線]。


ひかり「ルミアです!みんなを笑顔にするよ!」


凛音「理想的なアイドル像です」


空気が少しだけ落ち着く。


自然と中心に視線が集まる。


ゆっくりと立ち上がった少女。


静かで、やわらかい存在感。


[下線][漢字]雫森 心洩[/漢字][ふりがな]しずくもり こもれ[/ふりがな](ふわっとすてっぷ)[/下線]。


心洩「こもれです……ふわっとすてっぷです。よろしくお願いします」


それだけ。


でもその一言で、場の“軸”がそこにできる。


凛音先生は一瞬だけ目を細めた。


……この子が、中心ですね。


そして最後に、落ち着いた視線で全体を見渡しながら、軽くうなずく。


凛音「以上で、全員の自己紹介は終わりました」


タブレットを閉じる音が、静かに響く。


一瞬だけ静かになった教室。


______しかし、次の瞬間。


「次なにするの!?」

「ダンス!?」

「海いく!?」

「おやつある!?」


12人分の声が一気に重なる。


凛音先生は小さく息を吐いた。


……初日ですね。


そして、ほんの少しだけ口元が緩む。


凛音「では皆さん。これから一緒に、“アイドル活動”を始めましょう」


窓の外、朝の光はもうすっかり強くなっていた。


12色の個性が、ここから同じステージへ向かっていく。

作者メッセージ

づ〜が〜れ〜だ〜ぁ〜…………

2026/05/07 15:27

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