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#地味女子 クズ くっつく 方法

#17

体育の授業、妹!?

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体育館。


今日の授業はバスケットボール。


灯は心の中でそっとため息をつく。


——蒼とペア……近い……


蒼「……準備運動、星野さん、こっち」
灯「は、はい……」


距離は自然と近い。


胸の奥が、ざわっと波打つ。


——やっぱり、蒼と一緒だと心臓がやばい……


ボールをパスするたびに、手がほんの少し触れる。


灯「……あっ……」
蒼「……ん?」


ちらっと見るけど、いつも通り淡々としている。


——ドキドキが止まらない……


その時、体育館の端から元気な声が響く。


?「蒼くーん!こっち来てー!」


灯「……せいの……!」


なんで……!?


灯の妹、[漢字]星乃 煌ノ[/漢字][ふりがな]ほしの せいの[/ふりがな]が駆け寄ってきて、二人の間に立ち塞がる。


煌ノ「えー、なんでお姉ちゃんと!?私ともペアになろうよ!」


蒼はちらっと見て、眉ひとつ動かさず淡々と。


蒼「……いや、俺は星乃さんとだから」
灯「……えっ……」


胸の奥が、ぎゅっと締め付けられる。


——今、蒼が言った……?


煌ノ「えっー!?ずるーい!」
灯「……っ……」


ドキドキが、心臓をつんざく。


蒼はボールを持ったまま、無駄に優しく微笑むこともなく、灯にだけ視線を向ける。


蒼「他の奴に譲る理由なんてないだろ」


灯は思わず顔が熱くなる。


——……え、ちょっとどきっとした……


煌ノ「やっぱり蒼くんってクールすぎ……!」


と言いながら、少しすねたように後ろへ下がる。


灯は胸の奥で、ほんのり暖かい感情を感じながらも、まだもやもやしている。


——クズだけど……たまに、意外とちゃんと守ってくれる。


星野灯、今日も蒼に振り回されるけど、少しだけ心がざわついたまま体育の授業は続く。

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