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🌟〈参加型〉『推しとオタクの夢物語』🌟〆切!!マネージャー決定!!!!!!

#51

〜番外編〜あまいみるく、できあがるまで。

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[漢字]甘糖胡桃[/漢字][ふりがな]あまとう くるみ[/ふりがな]は、毎朝いちばんに犬に起こされる。


胡桃「ちょ、ふわたん〜!まだねむい〜……」


ベッドの横でしっぽをぶんぶん振る小さな犬。


胡桃はもぞもぞ起き上がって、犬をぎゅーって抱きしめる。


「おはよ。今日も胡桃のおひめさまタイム始まるよ〜」


鏡の前で髪を結んで、ハーフツインをちょっと整えて。


服はいつも、ふわふわで、あまくて、かわいいの。


胡桃は**“かわいいものに囲まれるのが[大文字][太字]当たり前[/太字][/大文字]”**だと思ってた。


それはワガママじゃなくて、
そういう世界で生きたいって、素直に思ってただけ。


______________________


学校に行くと、自然と人が集まってくる。


生徒「くるみ〜!今日のおやつなに?」
生徒「それ新しいやつ!?かわい〜!」 


胡桃はえへへって笑いながら、全部覚えてる。


誰が甘いの好きで、誰が苦いの苦手で、
誰が今日元気なくて、誰がテスト前か。


あとで声かけよ〜っと  


______________________


放課後は、家で動画を見る時間。


アイドルのライブ、ダンス、MC、ファン対応______


一回見ただけで、頭にスケジュールがすとんって入る。


胡桃「次はこの曲で、ここで煽って、
 その後チェキで“ありがとう”言うでしょ〜」


真似して踊って、真似して喋って、
ぬいぐるみに向かってライブごっこ。


胡桃「は〜い!胡桃のファンのみんな〜♡」


その時、ふと気づいた。


……胡桃、
 見る側より、そこにいる側のほうが好きかも  


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ある日、学校のイベントで“ちょっとしたステージ”があった。


人数合わせで出たダンス。


正直、誰も期待してなかった。


でも胡桃は、全力でやった。 


___________表情、手の角度、立ち位置。


ファンがどう見たいか、無意識に考えながら。


終わったあと、

生徒「かわいかった!」
生徒「もう一回見たい!」


って声が飛んだ。


胸が、きゅってした。


……あ、これだ


その帰り道、
甘いドリンクを飲みながら胡桃は言った。  


胡桃「胡桃さ〜、
 みんなが幸せになる場所、作りたいかも」 


まだ名前もない。


まだステージも小さい。


でも______


“あまいみるく”に溺れさせる未来は、
もう胡桃の中で、はっきりしてた。


そして後に、
**「みるくらて」**って名前で呼ばれることになる。


ふわふわで、甘くて、
でも誰よりも周りを見てる、
最年少のおひめさまアイドルとして。

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