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夢物語、上映中!

#3

少年の夢 -2

その店の中は、やっぱり外と同じように古かったけれど、床や家具などは丁寧に掃除されているとわかった。
一口に古いと言っても外にさらされているのとは違う。アンティークのようなその家具は高いのではないだろうか。

いつのまにか、目の前にあるカウンターに人がいた。藍色の目をしている、不思議な人。年代はよく分からない。 彼は、「いらっしゃいませ」と静かに言って微笑んだ。
「え……あなたは?」
「私はこの店の管理人のようなものです。呼び方はお好きにどうぞ。」
「じゃあ……レンって呼びます。」
適当に思いついた名前を言ったけど、こんなんでいいのか?
「……わかりました。ここは夢映画館です。詳しくはこちらでお話しします。」
変わらない静かな口調でそういうと、[漢字]彼[/漢字][ふりがな]レン[/ふりがな]はスタスタと歩き始めた。

店の奥でされた説明は、このようなものだった。
・全財産を払えば、自分の将来の夢を映画館で見せてくれる。
・映画館で見た夢は、どんなことでも必ず実現する。
・夢の中の自分は自分の意思で動かせない。
・夢の中で死んだら現実でも死ぬ。

「どうしますか?今ならまだ引き返せますが。」
「もちろん…やります。」
「そうですか。では、あなたの全財産はこちらで引き取っておきます。」
どこにそんな技術があるのかはわからないが、勝手に引き取ってくれるのは助かる。
言っても1万円くらいだと思うけど。
「では、あちらの部屋に入って、好きな椅子に座ってください。よい夢を。」

椅子に座った瞬間、脳からなにかが出ていく感じがして、映画が始まった。
まずは、数年前の俺がサッカーを始めた時の映像。

映像の俺はどんどん成長していき、大人になった映像。


それは、俺が、日本代表としてサッカーをしている映像だった。

作者メッセージ

えーと、その、めちゃくちゃ遅くなってしまいました… 本当に本当にごめんなさい!
言い訳が聞きたい人(いるかはわからないけど)は活動報告にのせるのでみてください~

あと3編に分けることにしました((どんどん長くなっていく…
早く載せちゃったほうがいいと思ったので…

(6/17追記)構成が決まったので一部修正しました~

2025/06/17 21:58

紫丁香花
ID:≫ 1.0K4/fUmPkQk
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