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【参加型】その想いの届け方

#5

紅の葉が落ちるまで。 #2

クラスの早坂さんが“告白代行”のサービスを始めたらしい――。
この噂は、同じクラスの私はもちろん、他学年の人にも知れ渡ったっぽい。


お互い東中だってわかってから、私とReitoは時々学校の話をするようになった。
いつものようにゲームをしながら、恋バナ――それこそ告白代行の話とか。
でも、どうしてもReitoのことが好きだとは言えなくて、そもそも恋じゃないだろうしなんて思って。
でも、私もReitoへの気持ちがどんどん膨らんでいって、いつのまにか自分でも恋って認めてた。本当に、いつからだろ?

時々Reitoに好きな人がいることを思い出して、現在進行形で散々いじり倒してるくせちょっと悲しくなって。私は本当に、馬鹿みたいに恋してたらしい。恋じゃないなんて考えてたのも、結局強がりだったらしい。


それに心のどこかで気づいていたから、私は告白代行を依頼した。

「ちょ、聞いて?」
「3年に音羽黎人って人いるじゃん?」
「その人に好きでしたって伝えて欲しい」
「ホントに、正直に自分の気持ち伝えて諦めさせてって言っといて」

早坂さんは戸惑い渋った様子だったけど、そんなの気にしてられなかった。
初めて想いを口に出して、その場にいたらどうにかなりそうで、何も言われないうちに立ち去っちゃって。きっと彼女なら完璧に終わらせてくれるだなんて、仲良くもないのに押し付けて。



数日後Reito……いや、黎人に呼び出されて、直接思いを打ち明けられた。
忘れ物取りに来たら早坂さんがいたって驚いてた。私が自分のこと好きだったって聞いて、冗談かと思ったってw


自分で願った結末なのに、どこか落胆してしまう自分がいる。
もうきっと、今までの関係にも戻れないし。まあゲームくらいはやりそうだけど。

――[漢字]紅[/漢字][ふりがな]あか[/ふりがな]い葉っぱが一枚ひらりと舞う。

なにもない友達に戻るだけ。
同じゲームをやっている以上、同じ学校である以上、縁が切れることは決してない。いつも通りゲームもするかもしれない。



結局、黎人の恋は実ったらしい。
私が思い描いた通りの“ハッピーエンド”。
次にゲームをするとき、最高に煽ってやろうと心に決めた。


一枚 葉が散っても、秋になったばかりの今、木にとっては何も変わらないらしい。
春になって、花が咲きますように。

作者メッセージ

遅れました、大変申し訳ございません!!!!!
あと結構雑かも。本当にごめんなさい……。

すい様のご参加です。ありがとうございました!!
【依頼主のお名前】鳥栖 秋葉(とす あきは)
【性別】女
【学年、クラス】2年1組
【性格】あっさりしていてめんどくさがり屋。口が悪く、足癖もよくはない。人に気を使うことができないと言うことを最近自覚し、直そうと頑張っている。実は結構繊細で強がりな性格のため、他人に秘密を話すことは少ない。
【口癖、一人称、告白相手の呼び方】
口癖→『てかさー』『ちょ、聞いて?』
一人称→私(喋り言葉ではあたしになる)
告白相手の呼び方→Reito
【依頼主についてその他】指定制服でスカートの丈は膝ピッタリくらい。耳にかけた軽めのショートカットで耳元にピンがついている。強気な吊り目にまるメガネ(ゲームのしすぎ)。
【依頼内容】ゲーム友達兼好きな人の先輩に代理で想いを伝えてきてほしい。
【依頼理由】ゲームで出会い、一緒にゲームをするうちにどんどん好きになってしまって、もう抑えられそうにないから。ただ先輩には好きな人がいるから(先輩と同じクラスの女子らしい)、その想いを揺らがせることなく振ってほしいと思っている。
【告白方法】直接伝えてきてほしい。できれば聞いている人がいない方がいい。怜の思ったことを伝えても構わない。
【告白相手のお名前】音羽 黎人(おとはね れいと)
【告白相手の性別】男
【告白相手の学年、クラス】3年3組
【告白相手との関係】ゲーム友達(ゲー友の状態で知り合い、最近同じ学校の先輩後輩だと発覚した。)
【告白のタイミング、場所】部活終わりに忘れ物をとりに教室へ戻って来たタイミング
【告白相手に伝えておいてほしいこと】気を遣わないで自分の気持ちを正直に教えてほしい。そして諦めさせてほしい。

2025/11/16 19:20

紫丁香花
ID:≫ 1.0K4/fUmPkQk
コメント

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参加型告白代行告白

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