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Forget

#6

キャンバスと画材

つまんない日々を埋めるために塗り絵を始めた。

普段何も手につかない私でもできた。

気づけば部屋にはたくさんの画材。

色鉛筆に絵筆、ペンも、

全部、少しずつ使っている。

買ってもらった主人にあんまり使ってもらえない私の画材たちは、

気にしてないのだろうか。

私みたいに、

[斜体]嫌だって思われてるんじゃないか[/斜体]

とか

[斜体]もう飽きられちゃったんだ[/斜体]

とか

考えちゃってはいないのだろうか。

もちろん使っているが、

使われなくなってきたと思っているんじゃないのか。

まぁ、モノに心があるとは思っていないが。



少し思い立って、キャンバスに絵を描いてみることにした。

筆を手に取り、

パレットを片手に、

思いつくまま絵の具を混ぜて、

脳にあるものをそのまま映す。

四半時過ぎた頃には原型ができあがり、

半時過ぎれば求める物が浮かび、



気づいたら5時間は経っていただろうか。

これが自分の描いたものかどうか、そ分からない。

絵と言っていいのかですらも分からない。

信じられないぐらいの作品ができあがる。

感情に身を任せて描いた、私の作品。

これがきっと、爆発した芸術なのだろう。

誰からも絵が上手いと言われた画家からはきっと蔑まれる。

努力を重ねている画家からも蔑まれる。

絵も描けないただの凡人からはきっと、自分でも描けると言われるんだろう。

凡人の言うことは当たっている。

でも、蔑むのは違う。

誰でも描ける、

自分が夢中になったときの、

最高の瞬間を続けて続けて、

それをモノにしただけなんだから。

2024/11/03 20:28

NaCl(なとりうむ)
ID:≫ d0bd2FRxXnA2.
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