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裏切者への刀身(元「パシれメロス」です)

#7

第7話 最大威力

ボーーーッ
汽笛が鳴り響く。ここはシラクス城から最寄りの港。そこに海賊が乗る船が帰ってきたのだ。
「フン、夫とか言ったな。あいつは必ず俺が…ん?」
船から降りた海賊が城の敷地内に入ると現れたのは…、
「やっと帰って来ましたね海賊さん。練習相手になってくださいよ。」
「…[太字]フィロストラトス[/太字]か。お前、俺より強いじゃん。」
海賊が苦笑いをする。
「いいじゃないですか。[太字]幹部で1番弱い僕と、猛者で1番強いあなた[/太字]。」
「…いいだろう」
2人が木刀を構えると、城にいる一般兵たちが自然と集まる。次の瞬間、両者が踏み込みを見せる。そしてそのまま斬り合い。
「海賊さんまた腕を上げましたね!?」
「そりゃあな」
そう言いフィロストラトスの斬撃を後ろに飛んで回避。そのまま空中で水を放つ。しかし
「見える!」
フィロストラトスもまた最低限の動きで回避。そしてそのまま突っ込む。
「空中なら…」
「チッ!」
「避けられないですね!」
しかしその一撃が海賊に当たることは無かった。
ドドドドッ!
「なっ!」
海賊は真上に水を放ち、反作用で地面に急降下したのだ。そして空ぶったフィロストラトスも着地。
「なんて器用な人よ!」
すると不意に海賊が呟く。
「俺の能力は『水を出す』じゃなくて『水を操る』なんだよな。」
「それがどうかしたんですか?」
「だから…こんなこともできるよって。」
その時フィロストラトスが真上から何かが落ちてきてることに気づく。そしてバックステップ。
「危なっ!?」
[太字]バリンっ![/太字]
「氷…!さっき真上に放ったのを凍らせたのか…」
これにより海賊とフィロストラトスに距離が空いた。そこで海賊が木刀を投げ捨てる。
「くらえ」
両手を突き出すと、大量の水が生成されていき、一気に放出される。
「[太字][漢字]最大威力[/漢字][ふりがな]さいだいいりょく[/ふりがな] [漢字]水[/漢字][ふりがな]すい[/ふりがな][/太字]」
[太字]ドゴオオオォォ!![/太字]
「うお…」
フィロストラトスは避けられない。
[太字]ザバアァァッ…[/太字]
「ハァッ…ハァッ…どうだ…」
しかし、視界が晴れるとフィロストラトスは立っていた。
「なっ…あれを耐え切るだと…」
そして力を使い果たし立てない海賊に木刀が当てられる。
「僕の…勝ちですね。」

作者メッセージ

次回予告
練習試合に勝利したフィロストラトスは同じ幹部である、ある人物に話しかけられる。一方夫たちは首奪還に向けて着々と準備を進めていた。

次回、第8話 集う戦力たち

2025/03/27 17:07

森かける
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