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裏切者への刀身(元「パシれメロス」です)

#6

第6話 隻眼と水

山賊2人と夫は海岸線を挟んで他国の海賊、海蛇が乗る船と睨み合っていた。しかし、
「あれは…海蛇の船か。巻き込んでいいぞ。」
そんな言葉が海蛇のさらに後方から聞こえてきた。そこには…巨大な船。そして次の瞬間、その船から水が噴出された。
[太字]ザバァぁぁぁぁッ[/太字]
「ぐおおっ!?」
大量の水に飲まれた海蛇の船は…完全に沈没した。驚愕する山賊2人と夫。
「嘘だろ…!?あれは…王家の船…!」
夫が言う。その船はズンズンと近づいてきて。そして…
[太字]ドドドドッ[/太字]
「グアァッ!」
再び噴出された水は3人目掛けて一直線。そして山賊2人に直撃し、水圧で遠くまで吹き飛ばした。何とか避けた夫は水を舐めてみて確信する。
(淡水…!海から[漢字]汲[/漢字][ふりがな]く[/ふりがな]みあげたのでは無い…!つまり奴は…)
その時悪寒が走る。考え終わる前にその"奴"はサーベル(反った刀)を持って背後に回っていた。そして繰り出される一閃。
「水の能力持ちかぁっ!」
そう言いながら夫はバックステップ。サーベルは空を切った。
「そうだ。俺は王家直属の[太字]海賊[/太字]だ。一応、周りからは『猛者』という認識はされている。」
そういう男は眼帯を着け、右手にはサーベル。そして左手には球状の水が生成されている。そして、
「早速だが吹き飛べ。」
奴が左手を突き出すと水が噴出された。しかし夫は刀を抜き前に出る。そして…
[太字]ババババッ[/太字]
「ほう…水すら切り裂く[漢字]斬撃[/漢字][ふりがな]ざんげき[/ふりがな]…やるじゃないか。」
そのまま斬り合いにもつれ込む。
「首奪還を目指す人間がこんな所で負けられん。」
「むぅ…」
斬り合いは夫が[漢字]若干[/漢字][ふりがな]じゃっかん[/ふりがな]有利だ。そこで海賊が仕掛ける。
「足元だ!」
ガギッ!
夫は足元の斬撃を完璧に受け止めた。…しかし、
「本命はこっちだ。」
「…しまった!」
海賊の左手が夫の顔の前に突き出される。そして
ドドドドッ
「ぐぅぅっ!」
夫は水圧で飛ばされ、海に飛び込んだ。
「さて…メロス家を完全に滅ぼ…うおっ!?」
なんと、もう夫は後ろにいた。
「どんな復活速度だよ…。」
その時、船から乗組員が叫ぶ。
「王から帰還命令です!」
「フン…次会ったら確実に殺す。」
そう言い残して海賊は船に戻り去っていった。

作者メッセージ

次回予告
帰還命令によりシラクス城付近の港へとたどり着いた海賊は、とある人物に実戦形式の特訓を申し込まれる。

次回、第7話 最大威力

2025/03/18 18:37

森かける
ID:≫ 6pFGtOBsTRsvc
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