「はぁ…はぁ…クソっもう夜が空けてきたぞ…」
山賊2人が夜通しでメロスの実家へ向かっていた。しかし道中は険しい道のり。荒れた川や山道が行く手を阻む。
「また崖だ…」
崖を超えても超えても同じ見た目の崖が続くのだからたまったものではない。
「ぐぅ…がんばれ…きっともうすぐだ…」
一晩でこの道を走破したメロスに改めて驚かされる。
数分をかけ、2人は崖の最上部まで登った。すると、崖の上からスっと手が伸びてきた。
「本当に居た…。さあ、捕まって。」
━━━━━━━━━━━━━━━
その男の助けで崖を登りきった山賊2人。話を聞くに彼は[太字]メロスの妹の夫[/太字]に当たる人物だという。
「家まで案内しよう。」
数十分後、ついにメロスの実家へたどり着いた。そして夫がドアを開ける。すると女性が現れる。[太字]メロスの妹[/太字]であり、夫の妻だ。
「あなた、おかえ…この人たちは?」
━━━━━━━━━━━━━━━
メロスの死を伝えたが、以外にもメロスの妹は冷静だった。
「メロス家は名家、[漢字]故[/漢字][ふりがな]ゆえ[/ふりがな]に命を狙われることも多い…こういう事は常に覚悟しています。それより…」
妹の言葉に山賊たちは驚愕することとなる。
「メロス家の者は生き返るチャンスがあります。」
「なっ…!?」
妹が説明を続ける。
「『切断』で死んだ場合、切り離された部位をくっつければ1度だけ生き返ります。『兄の体』は持っていますか?」
「それは[太字]子分[/太字]たちに回収させている…つまり首さえ奪還すればメロスは生き返る…!」
「ですが復活が可能な期限は死後3ヶ月以内。メロスは6/1に討たれたので期限は9/1です。」
━━━━━━━━━━━━━━━
その夜、夫が妹に言う。
「妻よ、山賊たちは?」
「もう寝たよ。」
夫はぎこちなさそうに笑う。
「はは、昨夜は不眠だったらしいし、そうだよな。」
その時、夫はあることを考えていた。
(そろそろ言うべきか…?妻のためにも…)
山賊2人が夜通しでメロスの実家へ向かっていた。しかし道中は険しい道のり。荒れた川や山道が行く手を阻む。
「また崖だ…」
崖を超えても超えても同じ見た目の崖が続くのだからたまったものではない。
「ぐぅ…がんばれ…きっともうすぐだ…」
一晩でこの道を走破したメロスに改めて驚かされる。
数分をかけ、2人は崖の最上部まで登った。すると、崖の上からスっと手が伸びてきた。
「本当に居た…。さあ、捕まって。」
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その男の助けで崖を登りきった山賊2人。話を聞くに彼は[太字]メロスの妹の夫[/太字]に当たる人物だという。
「家まで案内しよう。」
数十分後、ついにメロスの実家へたどり着いた。そして夫がドアを開ける。すると女性が現れる。[太字]メロスの妹[/太字]であり、夫の妻だ。
「あなた、おかえ…この人たちは?」
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メロスの死を伝えたが、以外にもメロスの妹は冷静だった。
「メロス家は名家、[漢字]故[/漢字][ふりがな]ゆえ[/ふりがな]に命を狙われることも多い…こういう事は常に覚悟しています。それより…」
妹の言葉に山賊たちは驚愕することとなる。
「メロス家の者は生き返るチャンスがあります。」
「なっ…!?」
妹が説明を続ける。
「『切断』で死んだ場合、切り離された部位をくっつければ1度だけ生き返ります。『兄の体』は持っていますか?」
「それは[太字]子分[/太字]たちに回収させている…つまり首さえ奪還すればメロスは生き返る…!」
「ですが復活が可能な期限は死後3ヶ月以内。メロスは6/1に討たれたので期限は9/1です。」
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その夜、夫が妹に言う。
「妻よ、山賊たちは?」
「もう寝たよ。」
夫はぎこちなさそうに笑う。
「はは、昨夜は不眠だったらしいし、そうだよな。」
その時、夫はあることを考えていた。
(そろそろ言うべきか…?妻のためにも…)