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大手私鉄のうるさい電車に乗ってみた。

シオン「しかし瀬戸線はステンレス車の4000系が多いね」

2025年のある日、シオンは守山自衛隊前駅まで名鉄瀬戸線に乗りに来ていた。今の瀬戸線はステンレス車の4000系だらけで、稀に3300系が来る程度。喜多山駅も高架化され車両、設備ともに近代化が進んでいる。
するとある人物が現れた。

??「あれ?シオンじゃないか」
シオン「どうしたの由美?」
由美「俺も瀬戸線乗りに来たんだけど、シオンにめちゃくちゃうるさい電車紹介したいなって」
シオン「どうやって乗るの?」

すると由美は腕のスイッチを押す。

[太字][中央寄せ]タイムスリップ中…[/中央寄せ][/太字]

シオン「ここどこ?」
由美「19年前の守山自衛隊前駅。シオンがお母さんのお腹にいた頃だね」

やってきたのは2006年頃の守山自衛隊前駅。シオンは2007年生まれだからこの時代にはまだいない。

すると目的の赤い列車がやってきた。一見普通に見える。

由美「乗ろう」
シオン「そうだね」

そしてやってきた列車がドアを閉めると……

最初では誰もがビビるような重低音が響き渡った。

シオン「由美はこれ平気?これが言っていたうるさい電車だよね?」
由美「そうだけど、まだ慣れないかな……」
シオン「でも6750系乗れてよかった」

この列車の正体は6750系。1990年製だが、足回りは1950年代に製造されたもので、吊り掛け駆動方式を採用している。うるさいのは加速時だけで、惰行と減速の際はかなり静粛である。運転手さんからは他の車両と比較するとかなり神経を使ったという話もある。乗り心地もそこそこ良い程度で、4000系には及ばないのだ。

車内放送『次は、尼ヶ坂 尼ヶ坂です』

足回りがどうであれ、ドアチャイムはなく、自動放送もついていてサービスレベルとしては申し分ないものである。

シオン「清水から先はあの頃から地下だったんだ……」

瀬戸線の地下区間は19年以上前から続いているが、東大手駅は現在と異なりかなり暗い印象が残る。

車内放送『まもなく、終点 栄町です』

地下にも吊り掛け駆動の爆音が響き、無事に終点の栄町に到着した。

シオン「それにしても今はこれもういないんでしょ?」
由美「うん。この5年後の2011年に引退して、2013年に6600系、2014年に6000系が瀬戸線から消えて、2016年に3300系が入って4000系と3300系の2形式体制になったって感じかな」

2人はまた現代に戻る。一応場所は栄町駅だ。

シオン「でも1950年代だから機器流用車だよね?名鉄って他に機器流用車作ってたような」
由美「うん。作ってたね。5300系、1030系、5000系……って感じで近鉄と比べても多い印象がありそう」
シオン「名鉄クオリティ恐ろしい……杏奈くんに伝えたらキレられるかも」
由美「あー……あの人も私鉄嫌い入ってるからね……」

2人は何とも言えない気持ちで改札を出、瀬戸線を後にした。

作者メッセージ

実際の記憶が元です。6750系懐かしい……。

2025/11/26 11:44

KUTANI
ID:≫ 42hUK9RVqtfak
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鉄道名鉄瀬戸線吊り掛け駆動方式6750系

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