「心音、朝ご飯!」
「はぁーい…」
いつも通りお母さんに起こされて、朝ご飯を食べて。いつもと何ら変わりない朝。
「今日あんた入学式でしょ…そんなんで中学生大丈夫?」
「大丈夫だもーん」
「峻君も今日入学式だったわね」
「峻兄も?」
峻兄はお隣さん。今日から高校生なのか…。
「そうよ。ほら、食べちゃいなさい」
「はぁい」
朝ご飯を食べて、歯磨きをして。今日の朝、いつもと違うこと。それは、袖を通す服が違うことだ。
「制服だぁ!」
ワイシャツ、ブレザー、スカート。新しい服、新しい気分で中学校へと進学します。
「ふふーん…」
鏡の自分と向き合ったり、くるっとその場で一回転してみたり。これからの生活に胸を躍らせていた。
「心音ー、準備できたならもう出ちゃいなさい」
もう少しぐらい、夢に浸らせてくれても良いじゃないか。そう思いながらも鞄を持ち、玄関で靴を履く。
「道覚えてる?」
「覚えてるよ」
失礼だな。まぁ実際覚えるまでに時間はかかるんだけど。
「行ってきまーす」
「行ってらっしゃい」
玄関から出て空を見上げる。何もかも輝いて見える…なんてのは冗談だけど。楽しみなのは本当。
「お、心音。おはよ」
それに加えて朝から峻兄に会えるなんて。こんな幸せな日はない。
「おはよう」
「心音も今日から中学生かぁ」
「そうだね」
「おっきくなったもんだ」
私たちは小さな頃からお互いを知っている。成長したら嬉しく思う家族のような関係になってきているのだ。
「頑張って来いよ~」
「うん!ありがと!」
入学式は不安。他人と仲良くなるのがそこまで得意じゃないから。でも、亜美がいるなら大丈夫かな。
4月10日。晴れ。
今日は1日晴れていた。入学式は緊張したけど、亜美もいたし、やることはちゃんとやれた。新しい制服に慣れるまで時間がかかるかもなぁ。今日は峻兄にも会えて、なんだか幸せな1日だった。
「はぁーい…」
いつも通りお母さんに起こされて、朝ご飯を食べて。いつもと何ら変わりない朝。
「今日あんた入学式でしょ…そんなんで中学生大丈夫?」
「大丈夫だもーん」
「峻君も今日入学式だったわね」
「峻兄も?」
峻兄はお隣さん。今日から高校生なのか…。
「そうよ。ほら、食べちゃいなさい」
「はぁい」
朝ご飯を食べて、歯磨きをして。今日の朝、いつもと違うこと。それは、袖を通す服が違うことだ。
「制服だぁ!」
ワイシャツ、ブレザー、スカート。新しい服、新しい気分で中学校へと進学します。
「ふふーん…」
鏡の自分と向き合ったり、くるっとその場で一回転してみたり。これからの生活に胸を躍らせていた。
「心音ー、準備できたならもう出ちゃいなさい」
もう少しぐらい、夢に浸らせてくれても良いじゃないか。そう思いながらも鞄を持ち、玄関で靴を履く。
「道覚えてる?」
「覚えてるよ」
失礼だな。まぁ実際覚えるまでに時間はかかるんだけど。
「行ってきまーす」
「行ってらっしゃい」
玄関から出て空を見上げる。何もかも輝いて見える…なんてのは冗談だけど。楽しみなのは本当。
「お、心音。おはよ」
それに加えて朝から峻兄に会えるなんて。こんな幸せな日はない。
「おはよう」
「心音も今日から中学生かぁ」
「そうだね」
「おっきくなったもんだ」
私たちは小さな頃からお互いを知っている。成長したら嬉しく思う家族のような関係になってきているのだ。
「頑張って来いよ~」
「うん!ありがと!」
入学式は不安。他人と仲良くなるのがそこまで得意じゃないから。でも、亜美がいるなら大丈夫かな。
4月10日。晴れ。
今日は1日晴れていた。入学式は緊張したけど、亜美もいたし、やることはちゃんとやれた。新しい制服に慣れるまで時間がかかるかもなぁ。今日は峻兄にも会えて、なんだか幸せな1日だった。