文字サイズ変更

青星になった君

[中央寄せ][漢字]青星[/漢字][ふりがな]シリウス[/ふりがな]を 見つけた空は 程遠く
並べぬ君の 横顔想う[/中央寄せ]


[水平線]

高校三年生。
小学校から一緒だった君が、少しだけ、ほんの少しだけ、遠い存在になってしまった。

世渡り上手で誰とでも話すことのできる君。自分から話しかけることすらできない私とは、違う世界に居るような気がしてならない。
目指す大学は天と地の差。学力はさほど変わらないはずなのに、私よりずっと上を目指している。
地元に残る私と、県外に出ていってしまう君。
[打消し]できることなら私も連れてってよ[/打消し]。
そんな君は、今でも私を 親友 と呼んでくれますか。

君が遠くなったのは、高校に入学してからだった。
クラスが離れたというだけで、同じ廊下の端っこ同士になったというだけで、関わりは簡単に無くなってしまった。
[小文字]……いや、私が勝手にそう感じているだけなのかもしれない。
[漢字]眩[/漢字][ふりがな]まぶ[/ふりがな]しさに目が[漢字]眩[/漢字][ふりがな]くら[/ふりがな]んで遠ざかっているのは、きっと私の方なのだ。[/小文字]


[斜体]廊下の向こうにいる姿を見つけても、程遠く見えてしまう君。ああ、あの隣で笑っているのが私だったら良かったのに。
[/斜体]

[水平線]

私がこうして星を見上げている間にも、[漢字]来[/漢字][ふりがな]きた[/ふりがな]る日に備え、君は机に向かっているのだろう。
学力においても
友達としても…
なんだか遠い宇宙の彼方に居るような君は、私のように、[漢字]他人[/漢字][ふりがな]ひと[/ふりがな]を恋しく想うことがあるのだろうか。

まるで[漢字]青星[/漢字][ふりがな]シリウス[/ふりがな]。

私にとって一番明るい星である君と、
いつかまた、笑い合いたかった。

作者メッセージ

授業で詠んだ短歌をもとに作りました。

2026/06/29 00:56

夕闇涼音
ID:≫ 39g2C75zutYPo
コメント

クリップボードにコピーしました

この小説につけられたタグ

切ない短歌友達親友青春

通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

どういった部分が元作品と類似しているかを具体的に記入して下さい。

※できるだけ具体的に記入してください。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
タイトル
URL

この小説の著作権は夕闇涼音さんに帰属します

TOP